ウクライナ・NATOの戦略戦術ではロシアはすぐ参ったとは言いません。双方、軍人と武器弾薬を消耗しウクライナに多くの一般人戦没者・負傷者と廃墟になった町を出しながら戦争が続いています。これでは駄目だと思いませんか。こんな戦争をやっても無益有害と思いませんか。
思考力が発達した私たちは、武器弾薬を使った戦争は捨て、まったく異なる方法で戦争国に対処する方法を考えた方がいいのではないでしょうか。
戦争できても生産できない国は衰亡します。これは歴史が証明しています。私たちが英雄と思ったマケドニアのアレクサンドロスがつくったアレクサンドロス帝国はすぐ消えました。モンゴルのチンギスハンは、広大なモンゴル帝国をつくりましたが、分裂し、やはり消えました。フランスのナポレオンがつくった帝国は約30年の命でした。戦争国は、国力を戦争に使い、生産に使いません。したがって略奪的になります。略奪で永続する国はないですね。
帝国主義時代のヨーロッパの国々は世界を軍事力で蹂躙したと思いますが、今、しっぺ返しをくらっています。アメリかの大統領に黒人系が選ばれたり、イギリスの首相にインド系の人が選ばれるというのは面白いですね。
国の概念が変わっていくと思いませんか。日本は、純血日本人が総理では日本の政治はどうにもならないという状態かもしれません。岸田文雄総理はうんざりですが、代わりがいないでしょう。日本の政治家は総保守で、日本の改革はもちろん、改善もできません。アメリカに従属していれば何とかなると思っているだけです。
何とかなりませんね。防衛力・アメリカとの同盟強化、原子力推進、金融投資立国で貧困化がとまる訳がありません。
人々が技術開発と生産を重視するように誘導する養教育が重要です。つまり税金は養教育へ重点投資することがだいじです。日本は後進国(後ろに向かって後退しつつある国)であることを自覚し、外国には威張らず、見栄を張らず、技術開発と生産という根幹を育てることがだいじです。人々が生きるのに必要なもの・サービスの提供を重視し、あまり付加価値などの価値観に振り回されないことがだいじです。
生産する喜びを知っている人は幸福と思います。防衛・戦争は不安、怒り、悲しみです。不幸です。
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