12月1日(金)
18時半 桜上水事務所から、弟の車で
松濤の介護病院に向かう。
弟によると、運転しているのは。中年オジサンでいつも一人だそうだ。
私達は3階の病室に上がった。
お袋は、車いすに座り、計算ドリルをしている。
私達を見上げ
「帰らないで」とかすれ声。
私が話しかけても、誰だか認識できないようだ。
弟と溜息をつく。
「やはり、遺漏など施さなければ良かった」
お袋も苦しみ、私達も心労がある。
私がトイレに行くと、お袋の下の妹の名前を呼ぶ。
次男の息子と実妹との区別がつかない。
20時 病院を出る。
弟は車で横浜自宅へ。
私は、コートのボタンを上まで留めて
道玄坂を下り、寄り添うカップルを足早に抜きLOVE HOTEL街を通り
銀座線渋谷駅に向かう。
22時自宅着。