新聞報道にJTBのコロナ不況が報じられた。
又海外旅行ガイドブック
地球の歩き方
が身売りされた。
社長は大学の同期だった。
サラリーマン時代、観光業界に身を置いた者としては
深いため息。
今のアメリカの混乱惨状報道も移民国家の深い闇が
炙り出された。
今から約30年前
アメリカ合衆国は建国200年を迎えた。
通称バイセンテニアルと呼ばれる。
[昭和51年7月] 中日ニュース No.1175_1「アメリカ建国200年祭」
日本の経済成長は上昇。
日本人海外旅行も限りなく伸びた。
アメリカ合衆国建国200年イベント旅行の集客は増加。
アメリカ土産品を輸入して、旅行客には
事前に予約販売して、大量お土産を持ち帰りせずに旅行を
楽しんでもらう。
土産品の中に 建国200年記念
プレートがあった。
受注オーバーで品切れ。
帰国後 渡せない。
川口の鋳物工場でそっくり製造した。
アメリカの本物より精巧な仕上がり
価格も安くなった。
今では時効ですね。
私を面倒みてくれた上司は外人旅行を担当していた。
英語の達人でもあった。
夫人はアメリカ大使館勤め。
私は上司に訊ねた。
「何で高々 建国200年で大騒ぎするのですか」?
「それはね、移民国家で白黒黄色の人種がいて
まとめねばならない」
「日本のように日本民族として長い歴史と
天皇という統一国家のシンボルがある」
「他のヨーロッパ諸国にも、長い歴史の興亡を積み重ね
自国の精神的支柱が刻まれた」
上司に連れらてアメリカ大使館内食堂で大味の
食事をした。
既にご夫妻は物故された。
自称トランプ大王は、触れていけない
多人種国家のタブーを剥き出しにした。
日本の経済成長は上昇。
日本人海外旅行も限りなく伸びた。
アメリカ合衆国建国200年イベント旅行の集客は増加。
アメリカ土産品を輸入して、旅行客には
事前に予約販売して、大量お土産を持ち帰りせずに旅行を
楽しんでもらう。
土産品の中に 建国200年記念
プレートがあった。
受注オーバーで品切れ。
帰国後 渡せない。
川口の鋳物工場でそっくり製造した。
アメリカの本物より精巧な仕上がり
価格も安くなった。
今では時効ですね。
私を面倒みてくれた上司は外人旅行を担当していた。
英語の達人でもあった。
夫人はアメリカ大使館勤め。
私は上司に訊ねた。
「何で高々 建国200年で大騒ぎするのですか」?
「それはね、移民国家で白黒黄色の人種がいて
まとめねばならない」
「日本のように日本民族として長い歴史と
天皇という統一国家のシンボルがある」
「他のヨーロッパ諸国にも、長い歴史の興亡を積み重ね
自国の精神的支柱が刻まれた」
上司に連れらてアメリカ大使館内食堂で大味の
食事をした。
既にご夫妻は物故された。
自称トランプ大王は、触れていけない
多人種国家のタブーを剥き出しにした。
午下がりのサンチョパンサ
風を読む……民主主義?
日記
2020-11-08 11:05:29
またまたTBSの『風を読む』をだらだらと観てしまった。
当然……テーマはアメリカ大統領選挙。しかし、謎なのはあのトランプがバイデンと拮抗するだけの票数を集めている事実である。
『世界的に民主主義は後退局面にある』……ヤシャ・モンクの論を中心に構成していた。恥ずかしい話で……世界の国々の中で民主主義を採用してる国は全体の50%をかなり割り込んでいるという事実……僕は知らなかった。権威主義の国はほんの一部という決め付けをしていた。
グローバリゼーションに乗って富を増やした連中がバイデンの支持者のコア。それに乗り遅れて富から置いてきぼりを食った労働者階級がトランプ支持者の中核。
名前は覚えてないが……民主主義の研究者の日本の大学教授の言葉が印象的だった。グローバリゼーションの富から置いてきぼりを食って今日明日の暮らしを心配する人達は『切羽詰まっており……待てない人達』なのである…と。
そういう人達は『待てないから分かり易く・強い言葉、人物に引き寄せられる』のだと……。
ある学者は民主主義の根幹はルールと多数決だけではない……そういう観点から言えばこの日本の国の民主主義は既に機能していなのである……と。
ルールと多数決の下敷きには『フェアネス』を必要とするのである!彼はそう述べている。
自分達が作ったルールにはフェアネスという責任がある!というコンセンサスが日本には無いでしょ?……と。そのルールから不利益を被る人達に対するケア(フェアネスによる)があって初めてそのルールは機能するのである……と。
正に……菅首相の『自助・共助・公助』の掛け声が『形式民主主義の完成』を支えて来た『自己責任論そのもの』なのだと思った。
何かにつけて提案すれば返って来たのが自助自立での『自己責任!』だった。一見ルールに基づく民主主義。しかし『弱肉強食論そのもののニヒリズム』である。
『コレ以上待てない!』人達に行われたコロナ対策一つに安閑としている『権威主義政権の慢心』がアカラサマ観て取れた流れを思うとき……旧来の民主主義に代替え可能な『新社会のOS』を用意しないと……民主主義が相当危険な領域にこの国『も』在るんじゃね?……と感じた。
『自由のない形式的な民主主義』はフランス、イタリア、ブラジル、ベラルーシ、ハンガリー、ロシア……今や世界の新潮流となりつつある。
『もう!待てない!……』追い詰められたアメリカ内陸部の白人労働者達……。彼等のジャンヌダルクがドナルド・トランプだったのである。
グローバリゼーションという正義のルールにはその不利益を酷く被る事になる『弱者に対するフェアネス』が全く考慮されてないのである。未だに……聞こ来るのは『それって……自己責任』でしょ?……だけである。
ならば?トランプは弱者の救世主か?……弱者を煽り、権力を取得、維持する『手続きの道具』にしただけである。強烈な人種差別、性差別を容認、警察力を何をしても良いツールとして、切実な声を蹂躙する道具にしてしまっただけである。
『旧態依然の没落白人層』を煽り……権力獲得のツールにしただけなのである。構造的差別に苦しむ多民族の人達には『全くフェアネス』は発揮されなかった。
バイデンが『コレ以上もう待てない!』人達にどの様に『フェアネスを以て対応』するのか?ソコにアメリカ民主主義の未来はかかっている……と思う……。
自由民主主義の終焉という点では日本は既にアメリカの先を行っている。一党独裁(独占)の権威主義に基づいて様々の民主主義的な手続きが蹂躙され……文書一つが権力の手にあり、都合次第で握り潰されている……。
七人に一人の子供が……『餓死の危機にある』けれど……彼等は待てない!という声すら上げず従順にこの国の権威主義に従っている。
この全てが『自己責任ルール』で安直に片付けられるこの国に……ルールに対する『フェアネスという血と涙』は何時か実現されるのだろうか?……。
そんな事を考えたのでした……。