ごきげんよう。
語り合いたいことは山ほどあるけど、心のポケットにしまってあるんだ。昨日は3週間ぶりに佐口の空気を全身で吸ってきたよ。いつまでも暖かい秋だと思っていたら、いつの間にか八ヶ岳の南嶺と浅間山の頂は雪に覆われていたよ。秋の陽に輝く佐口湖の湖面に北からの旅人、鴨がだいぶ増えていた。「のらくら農場」前の堤の桜は秋の陽に真っ赤に染まり、湖面を赤くしていた。人口の音は全く聞こえない里奥。風の音だけに包まれ、無人の風景を暫くボーと見ていた。実は一年ぶりにオクサンが同行してくれたんだよ。森の時間の仕事は二人だとすごく捗るね。夫婦の力、強さ、自然の中では夫婦の協力に勝るものはないと思った。幸せな秋の一日だった。
今、お昼休み。靖国の茶店で、5百円の月見そばを食べて、昨日の佐口の余韻を楽しみながら自動販売機のお茶を口に運んでいた。そしたら、突然に風が吹いて、黄色の手帳の上に黄葉した桜の葉が舞い落ちた。それで、五感が敏感になって、君と話がしたくなってしまった。
先程の風が雲を運んできたみたいだ。太陽が雲にかくれてしまったから、風が冷たくなってきたぞ。もっと君と話をしたいけど、そろそろ仕事に戻らなくちゃ。直ぐに帰ってくるから、どこにも行かないで待ってておくれ
<靖国神社の茶店から携帯で投稿>