日々徒然なるままに

日々感じたことを書いていきます、よろしくお願いします

今日の一日

2017-05-21 23:10:26 | 日記
こんばんは。
このところ、なかなか早くアップ出来ず、申し訳ございません。
ま、でもそれとは全く関係なく、朝のお日様^^;。
いつも申しますが、毎日撮ってますよ、一応。
今朝は、雲が多くてこんな感じでした。
                            

今日は、一日東広島市西条町というところへ御祓いに。
此処も、最近は都会というのか、車も人も増えているように感じます。(本当の都会の人から言わせると
 当てはまらないとは思いますが)
街中は、マンションが増えてますしね。
ちょっと外れると、そのほとんどが田んぼや畑であったところが、しばらく見ない間に宅地に早がわり。
あれよあれよ、と家が建ち並ぶようになっている地域もあります。
国立大学もこの地に移転しましたし、私立大学も何校かあるこの市、人口は確実に増えてきてるのでしょうね。
街全体が、活気があるようにも感じます。

                             

三軒御祓いに伺わせて頂きましたが、その三軒それぞれに、全く違う場所でした。
一軒めは、先に書いたように街中のマンション住まいの方、もっともこのお宅はもうこちらへお住まいになられてからでも
二十年以上。
その間に、これも申したように次々と新しいマンションが出来てきてご自分方の住まうところは、古い部類に入りますと
いわれていました。
確かに、こちらのお宅も、此処へ住まわれる少し前からおうかがいさせて頂いており、そう思うと長いお付き合いと
なっております。
その間、こちらの家族もそれぞれに成長し、上のお嬢さんは既に社会人。
最初、そのお嬢さんが二歳(!)でお会いしたことを思うと、もうそんなになるのか、と感慨深いものがありますね。
(その分、自分は歳取ったわけでして;)
なんにせよ、早いものです。

次のお宅は、前のお宅よりももっと長いお付き合い、いわば自分が嫁ぐ前から主人が参らせて頂いておりましたので
三十年以上のお付き合い。
こちらは、以前は田んばのなかの一軒家という感じで、遠くからでもそのお宅はよく見えておられたのですが、最近は
申した如く、周りに少しずつ家が建ち、だんだんと隣とのスペースも狭まってきているように感じます。
それでも、まだまだ自然は豊富な環境でもあり、このお宅では、ワンやらニャンたちがのびのびと過ごしておられます。
人でも動物でも、やはり広々とした場所のほうが、当然おおらかに育つのでしょうね。
そんなことを思わせて頂けます。

三軒目は、これは住宅団地の一角にお住まいの方。
ここは一時期は、県下一のマンモス校といわれたほど、児童数の多い小学校があるのですが、いまはそれも少なくなり
いずれは小中の場所自体を統合させようか、という話もあるとか。
団地は、出来るときはその成り立ちからして、似たような年代の方が住まうようになるが故に、これもまた同じように
家族そのものも似たような構成となり、子供らの成長も似てしまうのだと思います。
日本のどこでも言えることかもしれませんが、一つの町が出来るほどの場所は、その成長も考えていかねばならないのかも
しれませんね。

                           

今日は、これまた子供の作文状態の、報告文のようになってしましました^^;。
お伝えしたいことはあるのですが、これまた後日とさせてやって下さいませ。

                           




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交通あれこれ

2017-05-20 18:46:57 | ものの見方 考え方
こんにちは。
ここ二、三日これまでになく気温上昇が半端なく、いきなり夏に突入した感じになっていますね。
よく言われることですが、家の中にいても熱中症になったりします。
十分な水分補給等をして、体温調整に努めたいものです。
 
                                

このところ、毎日おんなじようなお日様載っけてますが、これちゃんとその日の朝撮ったものですよ。
だからどうした、と言われれば、いえそれだけです、な感じですけどね。
これ見ただけで、朝から暑い、そう感じてしまいますね。
ともあれ皆さん、体調管理にはくれぐれもご注意下さい。


                            


その気温やら気候とは違う話題なのですけれど、今日は自分が日頃から感じている、こうした方が世の中
断然よいのでは、と思っていることについて書かせて頂きますね。

それはですね、ほとんどの道路、交差点での「車歩分離」ということです。
よく近くに小学校やら幼稚園等、子供らが通うような場所では、車だけが通る時間帯、或いは逆に人だけが
通れる時間帯に完全に分けて、信号が作動しています。
そうすることで、人は車が来るということに気を散られることなく、安心して横断歩道を渡ることが出来ます。
逆に、車の立場でも人が歩道を通らないので、右左折時に人を心配することなくコーナーを曲がることが出来ます。
これまでにも、大きな交差点等で、ダンプなどが左の巻き込みにより自転車と衝突する事故があるというのが、
今でも絶えないように感じます。
お互いに気をつけているつもりでも、事故が起こってしまう。
確かに大きな車のほうが、人や自転車に比べれば遥かに重量もあるわけですから、それが接触すればどのようになるのか
というのは、誰が考えてもわかることだと思います。
車も人も、気をつけていれば防げること、そうなのかもしれませんが、未だに申した如く事故は無くなりません。
そうならば、もういっそのこと、そのほとんどの交差点で、この車歩分離にしてしまった方がよいのではないか、
そう思います。
確かに、そうすればこれまでよりも、お互いを待つ時間が多少増えるかもしれません。
ですが、最初からそんなものとしていれば、別段それにより、これまでよりも時間を取られたと感じることも無いのではないか
そう思います。
ちょっとしたことで、起こらなくてもいい事故が減らせるなら、考えてみる価値はあるのでは、そう思います。

その他にも、今特に高齢者といわれる方のアクセルとブレーキの踏み間違いの事故が、毎日のように各地で起こっているようです。
ヒューマンエラーというには、あまりに辛い事故ばかりですが、起こした事故は様々に厳しい側面を伴います。
人を巻き込めば、それだけでも辛く悲しいですし、店舗等へ突っ込むようなことになれば、これもまたその後の損害等を思えば
どのように補償できるのかということにも繋がるのかとも思います。
高齢の方が多いだけに、なんともやりきれぬ思いがします。
この辺りは、自動車メーカーさん等が、今の時点でも、急激にアクセルを踏んでも急発進しないような装置の開発をなさり、実際に
取り付けられるようにもなっていると聞きます。
これも、新車で購入する場合は、今後はそのような装置は当然完備したものとなっていくのでしょうけれど、まだまだ普及には時間が
かかるのかもしれません。

また自動車ではなく、軽車両として今は自転車が車道を走るようになっていますが、先に述べたように何百キロ、何トンとある車と
同じ道を走るのは、果たしてお互いの安全の為になっているのか、と感じています。
自転車に乗る人は、一応ヘルメットを装着しておられる方もいますが、身体部分に関してはほぼ無防備といえるのではと思います。
スピードは自転車もかなり出ますが、いわば生身の人間と鉄の塊のような車がぶつかれば、どのようなことになるのかは、言わずもがな
と感じます。
バイクも自転車に比べれば、まだ遥かにしっかりとしたヘルメットを被り、中にはプロテクタを着けた服装で乗車している方もいます。
車と比べれば、まだまだ完全とは言い難いかと思いますが、二輪という構造上致し方ない面もあるだろうなと思います。
(えらそうげな物の言い方で、本当にすみません;好き勝手書かせてもらっております;)
そのようなバイクや車などと同等の道路を走るというのは、どうにも自分としては解せないなぁ、とつい感じております。

人、人間が動かさなくても自動で運転してくれる自動運転の車も、今は世界のメーカーがしのぎを削って開発され、既に発売もされて
います。

それでも、最後はどこかで人の目がいるのではないのか、そんな気もしてしまう自分です。
とはいえ、自分がこのような大それたことを申すまでもなく、上記のような、まるで戯言のようなことを申したからと言っておいそれと
どうにかなるものでもない、そう思っております。

人と車、まだまだ今の生活、ことに都会ではなく地方といわれる地域に住むものとしては、切り離せない関係にあります。
だからこそ、お互いが安全に過ごしていければ、そう感じます。

                               



申し訳御座いません。
くっそ生意気なことばかり、御託を思いっきり並べた今日の文章となっております;。 
それでも、少しでも自分たちが住みやすい、そんな社会であれば、そう感じております。


あ、車のことで書かせて頂きましたので、昨日の自分の報告をさせて頂きます。
実は、先日、カメさんについて書きましたが、昨日は、なんと「へび」さんをどうやらムギューッと哀れにも踏んづけて
しまったようです><;。
すみませんです、こないだ大きな口を聞いていたのに;。
昨日、田んぼの間のあぜ道を広げたようなところを通っていたのですが、「え?」と思うと既に目の前の道路の真ん中に
長~く伸びたヘビさんの姿が。
あぁ~、と思う間もなく、どうやらその上を通過してしまったようでした;。
ルームミラーで見ると、う~む;どないじゃろか、な感じでして;。
まぁた確認してなかったんか、と問われると、はい、すみません、そのままひき逃げ?してしまったようでした;。
(彼だか彼女だかの上を無事通過して出来ておれば、と未だに後悔しております)
前回の反省もどこへやら、自分自身、十二分に気をつけねば、と思った出来事でした。
(帰宅して神様にごめんなさい、とご報告は致しておきました、本当にすみません;)


                              


いつもと少し違うことを述べさせていただきました。
オバサンの独り言と思って頂ければ、幸いです。

今日もお付き合い、有難う御座いました。
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昨日の御祓いにて

2017-05-19 18:48:50 | お出かけ
こんにちは。
今日は、暑いですね。
全国的にも青空が広がっている分、気温もグングン上昇しているような感じです。
つい何日か前まで肌寒いと感じていたのに、この気温の変動に身体がついていきそうにありませんね。
熱中症には十分に気をつけたいものです。
皆さん、こまめな水分補強をどうぞお忘れなく。

                                        

さて、昨日もそんな感じの気候となっていましたが、お祓いに参らせて頂いておりました。

午前中に市内にてまず一軒。
こちらのお宅では、ご夫婦が「終活」されたいとの事から、以前よりどう処理しようかと考えておられた古いお人形やらを
お祓いさせて頂き、うちで引き取り、六月の大祓い祭の後に焼き上げることと致しました。
もう一つは、これは今は使わなくなったご仏壇です。
こちらは、既に今現在別のご仏壇を使われておるため、この使わなくなった方のをどうしようかと、これもまた考えておられた
との事でした。
本当は、ずっと置いておこうと考えておられたようですが、このままいつまでもこうしておくのも如何なものか、と思われたようでした。
既に、中には何も入っておられませんが、そのままいわば大型ゴミ等で処分するわけにもいかないので、やはりこちらも今一度
お断りの意味の祭文(さいもん、まつりふみ)というものを上げさせて頂き、この後には仏壇屋さんに引き取って頂く事と
なりました。

思う出の品々、様々におありのようですが、いつまでも置いておいて後々お子さん方に迷惑をかけることのないよう、ご自分方で
ある程度は片付けておきたいということのようでした。

これから高齢化社会になっていく、既にそうなってきておりますが、長生きをされる分だけ、後のことを考える時間も出来てきた
と思います。
そうした時に、これまでの自分達の「始末」は出来る限り、ご自分達でなさりたい、との思いも多くなって来られるのかもしれない
そんな風に感じました。

                        

                           

昼からはもう一軒、こちらは東広島市の福富町というところへ参らせて頂きました。
このお宅とは、もう三十年以上のお付き合いかと思います。
自分が嫁ぐ以前から、主人や主人の母、姑が来させて頂いていたお宅です。
今は、その主人も母も帰幽し、自分が代わりに来させていただくようになっております。

                           
                          
専業農家さんでして、これから稲の苗つくりをして、田植えをなさるとのことでした。
座敷から拝見する空は、気持ちよく晴れ、それだけでも心洗われる思いがします。

                           

本来なら、庭にまだまだ色とりどりの花が咲いておられるのですが、最近はこの辺りでも鹿が出るとのことで、その鹿が
花芽まで食べ尽くしてしまうため、なかなか花も育たないとの事でした。
自然との共存といいますが、現実にはなかなか難しいものがあるようです。

                            
こちらでは自然農法ということで、田んぼに苗を植えた後に合鴨の雛を放し、それらに草を食べさせることで無農薬にての
お米つくりをしておられます。
雛たちが田んぼの中を歩き回ることで、適当に土(泥?)がかき回され、空気も入るため、稲の生育にも都合が良いとの
事でした。

一千匹ほどの雛を鹿児島から送って頂き、しばらくはその雛たちを他の鳥たちに狙われないよう、上に網を張った場所で飼育される
のですが、その時の雛たちのかわいい事。
人間が覗き込むと、一斉に小屋の片隅に大騒ぎしながら逃げていくのですが、しばらくするとまた戻ってきて餌をついばみ始めます。
で、何か察知すると、これまた途端に駆け出していきます。
ピヨピヨも、その数だけ集まると、もうかなりの音量となりますが、それがまたなんとも可愛らしく、見ていて飽きません。
今年も、もうしばらくしたら、そんな姿が見られるのでしょうね。
 
                             
帰りには、そうして作られた玄米ご飯を少し分けて頂きました。
大きなお釜に、いつも途切れないよう発芽玄米と数種類の古代米を混ぜて炊かれておられるものを、袋に入れて持ち帰らせて
頂いた次第です。
自分の家でも玄米を炊いて炊けないこともありませんが、この炊くお釜も構造が全く違うようで、こちらのお宅のはモチモチして
嚙むほどに甘味が出てきて、もうこれだけで十分、そう思えるほどです。
「おかずもバランスよく食べないとだめですよ」
とおっしゃり、惣菜として作られていたひじきの煮物やらほうれん草のおひたし、ぶりの塩麴焼き等も、ちゃっかり頂戴してきました。
そんなわけで、昨夜の夕飯は、この玄米ご飯とこれらのおかずで美味しく頂かせて頂きましたよ。

朝の後日談?として、快調であったのは、もちろんです^^。


最近は、お米離れというのか、お米を食べなくなってきているようですが、元々日本人はこのお米作りを長い間してきた民族です。
身体の仕組みも、この穀物を消化するのに適したようなつくり、胃腸になっていると思います。
おかずばかり、或いはお肉を食べて痩せようというよりも、基本の穀物、お米を見直してみることも、今一度必要なのではないか、そう
感じております。

これから暑くなり、夏を迎え、稲穂も出てくるようになるでしょう。
風に吹かれるそんな稲穂のなびく様は、見ていて心すく風景に思われます。
日本の原風景ともいえるような、そんな稲のなる田んぼ。
いつまでも無くならないでほしいものです。

                                 


こんな感じで、昨日は皐月の厄月の御祓い(さつきのやくづきのおはらい)をさせて頂いて参りました。
もうしばらくは、御祓いに参らせて頂きます。


文中でご紹介したのは、門藤農園さん(http://mondofarm.on.omisenomikata.jp/、http://mondofarm.on.omisenomikata.jp/m/)です。
お米の他、これも手作り味噌等、販売しておられます。
ご覧になられてみて下さい。
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例大祭のその後

2017-05-18 23:12:41 | お出かけ
こんばんは。
このところちょいと忙しいので、更新もこの時間となっております^^;。
で、夜、というのに一枚目の写真は、朝のお日様!
 
                           

これ見ただけで、元気出そう、と見るか、暑そうとみるか、ま、その時の気分によりますね。


例大祭の続きを書こうと思っていたのですが、その後を少し書かせていただくことにしました。
(正直、今日疲れてしまいまして^^;、また今度とさせて下さいませ)

終わったあと、食事も済ませ、大社の祖霊社(それいしゃ)というところの裏手に都の稲荷(みやこのいなり)というのが
あるのですがそこへご挨拶に行ってきました。

小さなお稲荷さんという感じのお社です。
今回参りますと、この度の遷宮の一環としてか、ここのお社も建て替えの最中のようでした。
 
                           

狛犬ならぬ狛狐さん?がおられます。

                            

ご祭神は宇迦之御魂神をはじめ、合わせて五柱の神様をお祀りされておられます。
お時間のある方は、訪ねてみられては如何でしょうか。
                            


 
その後は、帰りがけに我が家のお墓参りをして草取りもしてきたり。(遠い?のを理由にして;なかなか参れませんので
 この機会にと、参拝した折には立ち寄っております、悪い嫁だ^^;)

                            

それを済ませると、後はひたすら広島に向けて帰るだけなのですが。
やはり、島根というと、温泉?
というのは言い訳で;、少し入って帰れば、多少は疲れも取れるかな、と寄り道して来ました。
本来なら、三刀屋というところから一直線に松江道に乗ってしまえば早いのですけれど、それではなんの面白みも無く、
ましてや温泉はありませんので、途中までは54号線を帰ります。 
場所としては、その三刀屋の中に位置するようですが、行った場所は54号線からは、少し山の中へ入ったところにあります。
最初、この温泉を訪れた時には、こんな山の中に、ほんまにあるんか;?な感じで、かなり不安も感じつつ行ったのですけれど。

                            

こんな感じで幟が立ってましたよ、今回は。

                            

鄙びた感じの、本当に小さな温泉施設ですが、お湯がいいんですね。
少し濁っていて、お湯の花が浮いていたりします。
硫黄泉ではないので、臭いはありません。
ゆっくりゆったり浸かっていると、疲れがじんわり取れてくる、そんな感じです。

無料のマッサージチェアが置いてあったり、漬物をお茶請けとしてこれもまた美味しいほうじ茶が頂けたり、蕎麦湯の
サービスもあったり、と結構隠れた穴場のようで、日曜日でもあったためかボチボチと人が訪れては帰っていく、そんな
感じでした。
最初に訪れる時は、前述のように勇気?がいるかもしれませんが、お越しになられてみて下さい、案外イケますよ。 

入浴後は、あとはひたすら松江道を走り、続きの高速に乗り帰って参りました。
疲れたけれど、充実した佳き一日でした。(アクシデントもありましたしね^^;)


                            

子供の作文並みの今日の更新となりましたが、こんな一日でしたという感じですね。
また今度、日を改めて書いてみたいと思います(また続くんかい、な感じですけれど)

それでは、今日はこの辺りで。



           

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例大祭について

2017-05-17 21:42:10 | 神様等について
こんばんは。
昨日、眞子様のご婚約がニュースになりましたね。
このところ、世界的にも不穏な空気が流れる中、久々の明るいニュースにパッと明るい花が咲いたような印象を受けた方も
多かったのではないでしょうか。
幾久しくお幸せにお過ごし頂きたいものです。

                           

さて、前置きの長いここまででしたが、もういい加減、本題に入らねばなりませんね;。
ところで、出雲大社にいかれた方はお分かりかと思いますが、その敷地内には大きな社殿がいくつかあります。
その中の一つが、大きな注連縄で知られている、この神楽殿。(かぐらでん)
よく写真などで見られる方も多いのではないでしょうか。

                                     

この写真、実は今から四年前の平成二十五年五月十日の「平成の大遷宮」で撮った一枚です。
(今と携帯が違っていたので、この大きさで、またどうしても写真が中央に寄らないようなので、すみません) 
この神楽殿は、出雲大社の中にあります、出雲大社教という宗教法人の信徒さんや信者さん等の為の社殿といえます。
詳しくは、出雲大社のHPに詳しく説明がありますので、そちらをご覧になられてみて下さい。
(自分もこの出雲大社教の中で活動しておる一員です、これについてはまたいずれ詳しく述べたいと思います)
そういうわけで、あまり一般の方はこの社殿の中へは入られないのですが、ここは二百畳はある大広間となっており、様々な
お祭や、時によると結婚式などもこちらで執り行われることもあり、荘厳な雰囲気があります。

もう二つほど大きな社殿がありますが、これは御本殿の前に位置する拝殿と呼ばれる建物で、一般の参拝の方のご祈祷等は
主にこちらで行われております。
今、この拝殿は以前からあり、また先の遷宮の折には一時的に御仮殿(おかりでん)とされていた建物はこのまま継続して
使用され、新しく建っております今ひとつの拝殿は、いずれは元そこが広場であったような格好にしたいとの考えから、
おそらく無くしていく方向へいくようです。

                          
                         (写真は以前にもアップした御仮殿ともなっていた拝殿です)

肝心の御本殿は、これもまたよく写真で見られておられるかと思いますが、写真の奥側に大きく千木(ちぎ)と鰹木(かつおぎ)の
見えております建物、これが御本殿となります。

                           

毎年、五月十四日の例大祭は、この御本殿の中にて斎行されます。
普段は、その姿は八足門(やつあしもん)の外からしか窺い知る事の出来ないご神域です。
大きな玉砂利、というよりも大きなぐり石とでも呼べるようなそれらを敷きつめた、そのご神域の境内へ胡床(こしょう)と
呼ばれる椅子に座り、我々参列者は祭を供に致します。
祭を執り行う国造(こくそう、出雲大社では宮司ではなく、国造と言い習わされております)をはじめ、数多の神職らが御本殿の境内に
参進し、祭が始まります。
最初にこれら神職をはじめ、そこにおります一同をお祓い致します。
続いて、御本殿の御扉が警蹕(けいひつ)という神職の声と共に開かれます。
国造は神前に進み二拝四拍手し、おわって側に候します。
その後に、大神様にお供え物を次々として参ります献撰の儀(けんせんのぎ)というものがあります。
この間、神職は国造をはじめ、皆一様に大きな三宝(さんぼう)を次々と手から手へと文字通り手渡していき、様々なものを
大神様にお供え致します。
以前は、今何をお供えしておるというのを説明している時期もありましたが、最近はそれもなくなり、御本殿で行われている
その献撰の最中は静かに待っております。
その次に、そのお供え物に国造が大神様に召し上がって頂く為にお箸を供されます。
続いて謝恩詞と呼ばれる出雲大社教の祝詞の一種を神職や我々一同で唱和し、然る後に国造が祝詞奏上、また神語というものを
これも皆で唱和致します。
この際に拍手を打ちますが、このような大祭時には、普段出雲大社では二拝四拍手ですが四拝八開手となります。
続いて例大祭には毎年、天皇からの勅使(ちょくし)つまりは御遣いの方が大国主大神に御幣物、いわば貢物(みつぎもの)を
奉じられ貴賓館より参進されます。
その後、この御幣物及び勅使、またこのひつぎを担いできた随員を御祓いされます。
この勅使が所定の座に着座されると、この御幣物を楼門外の所定の位置に据え、随員がそのことを国造に伝達します。
それをもって国造はこの御幣物を奉じて神前の案上(神様の前に設置してある机のようなもの)に奉ります。
然る後に、勅使は祭文(さいもん)を奏されます。
国造はその祭文を受け神前に納めおわって勅使に反命します。
これらが済んだ後、巫女神楽が行われます。
勅使はその後に玉串を奉り拝礼されます。
その勅使も、これら一連の事柄を終えられ、退出されます。
続いて参列者代表による玉串拝礼となります。
この時は、来賓には島根県知事をはじめ、各界の著名な方々がその玉串拝礼をなさいます。
それも済むと、国造は御幣物を撤します。
続いて撤撰、お供え物を撤していきます。
それが終わると国造は神前に進み二拝四拍手一拝し、おわると側に候します。
ここで先に開いていた御扉を閉じます。
国造は神前に進んで一拝します。
これら全てが終わり、国造以下祭員、つまり神職らは退出します。
その後、我々もこの御本殿を退出し、祭は終了となります。

以上、例大祭の式次第を時系列に書き連ねてみました。
途中、判り難い箇所もあるかと思いますが、御本殿の中では概ねこのようなことが執り行われているということをお分かり頂けた
かと思います。
時間にして約二時間弱。
それでも、以前に比べると短縮できるところは短縮し、早くなってきていると感じます。

文中にある国造が祝詞を奏上されるのも、今はある程度マイクを通じて我々にもその声は届けられますが、以前はそれはなく御本殿の
中で何がなされているのか、全くわかりませんでした。
祭とはそういうもの、といわれればそれまでですが、平成の世になり、祭のあり方も時代と共に少しづつ変化してきておるのだろうな
と、これもまた感じております。
        
                           

この後も、もう少し書かせて頂きたいと思いますが、いささか疲れました;。
とりあえず今日はこの辺で。
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