ベニヒワ(Carduelis flammea flammea) Common Redpoll
ここは、草が私の腰ぐらいの丈にまで茂る草むら。私はその真っ只中にいた。
2年前のこの島で、ヨロビンを見つけた(確か)ポーランド人にどうやって見つけたのかと聞いたら、「こうやって鳥を出すんだよ」と、彼は道無き草むらをジグザグに歩いて見せた。なるほど、日本人でこのような鳥探しをする人は中々いないと思う。それまでは道しか歩かなかった私だったけれど、この話を聞いて以来、鳥の入っていそうな草むらを見つけた時にはこの方法を試すことがある。
私がこの獣道すら無い草むらを突き進んでいると、それはそれは何羽ものノビタキが飛び出してきた。もしこの草むらで誤って前回り受身の練習などでもしたら、ノビタキの1羽くらい潰してしまうかもしれない。そんなことを考えていると、いつの間にか私の目の前には1羽のベニヒワがいた。
ハヤブサ(Falco peregrinus japonensis) Peregrine Falcon
この島の一際背の高い建造物には、よくハヤブサがとまっていることがある。
この個体なんかは、かなり良い思いをしているみたいだ。というのも私が宿に戻った時、同室になった方に「こいつが食べている鳥は何?」と見せられた写真には、ギンムクドリの雄を美味しそうに食べるこのハヤブサの姿があった。
【2011/05/02/石川 Hegura Island,Japan/May.2011】
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昨年、この一文を読んで、いつか私もやってみたいと思うようになりました。
だからといって、どこでも許される訳じゃないだろうし、鳥達を驚かすのも悪い気がして・・・。
この15,16日で見島に行ってきました。農家さんや島の方々の迷惑にならない場所をいろいろ考えて、やっと見つけました!
キャンプ場です。そこには、私の膝丈の草がボーボー生えてます。ここなら誰にも迷惑をかけないはず。
ジグザグジグザグ♪(喜)。「何も居んねえ…」(北島康介風)
ところで、宿の女将さんが島の人に聞いた話なんですが、30羽近くのヤツガシラが島の公園で群れていたそうです。(興奮して、いつ頃か覚えてない。)
そんなことって、あるんですねぇ。ヤツガシラは島の人にも人気で間違えるはずはないと思います。
本当に羨ましい~!私らなんて一羽を一瞬見ただけなのに…。14日には5羽いたとか。前の週は9羽いたとか。当たり年なのかなぁ。
返事が遅れてしまい、失礼しました。
4月中旬の三島とは、とても興味深い時期に行かれましたね。
草むら内歩行による鳥出しは効果無しでしたか…。
鳥がたくさん詰まってる時は面白いのですが、居ないとセンダングサのようなくっつきむしの餌食になったり、朝露で靴が浸水したりとデメリットもあります。
宿の方が言っていたというヤツガシラどっさりの光景は、さぞかし壮観なことでしょうね!