ツバメチドリ(Glareola maldivarum) Oriental Pratincole
ちょっとマレーシアへ、まったり鳥見に行ってきます。
今回の装備
BIRDS OF SOUTH-EAST ASIA
BIRDS OF BORNEO
BIRDS of PEN MALAYSIA and Singapore
等々。まーた1000種ぐらい和名訳するのには本当に疲れた。
重いから図鑑を少し減らそうかと考え中。
カルガモ(Anas poecilorhyncha) Spot-billed Duck
じっとこちらを見つめるカルガモのヒナ。
朝、ヒナたちは身を寄せ合って眠り、親鳥がすぐ側でそれを見張っていた。
毎年、どこからともなく私の通う学校の池にカルガモの親子がやってくるのが風物詩になっている。
年を重ねるごとに、池に立派な浮島ができたりその浮島に水生植物が植えられたり、浮島の上にカラスよけのネットが張られたりとカルガモ用設備が充実していく。そんな学校側の考えを知ってか知らずか、カルガモの親子は毎年現われてはその設備を余すことなく利用していく。
冒険したいお年頃。
【2010/07/22/神奈川 Kanagawa,Japan】
オキナワツノトンボ(Suphalomitus okinawaensis)
ハブのいない宮古の森は、夜でも余裕で半ズボン。
森ではリュウキュウコノハズクの声やサキシマヌマガエル、ヒメアマガエルの声が響いている。
おもちゃのラッパみたいな「プゥ!」という大きな1音の声は結局わからず仕舞いだった。何だろう、オオクイナだろうか?
熟して落ちたイヌビワやアダンの実には、汁を吸おうと蟲たちが集まっていた。
オオルリオビクチバ(Ischyja manlia)
後翅のスカイブルーが美しく、前翅には、よく見ると鋭い眼の模様がある。この蛾はイヌビワの実が落ちる一帯では1歩ごとに1匹、というぐらいいた。
ミヤコヒキガエル(Bufo gargarizans miyakonis)
宮古と言えばこのガマ、ミヤコトード。昼間この林道を歩くとマダラコオロギの幼虫が蜘蛛の子を散らすように跳ぶので、餌には困らないだろう。
ミヤコヒキの中でもこの個体は一際色が明るかった。ガマの「ムン」と前足を張ったポーズがたまらなく良い。
【2010/06/09/宮古島 Miyako Is./Japan】
リュウキュウサンコウチョウ(Terpsiphone atrocaudata illex) Ryukyu Paradise Flycatcher
暗い森を歩いていると、
「ゲゲッ ゲゲッ」
という声。リュウキュウサンコウチョウだ。しばらく待っていると姿を現し、サンコウチョウ声で鳴いた。
普通なら離れていくところ、何度も私の近くに来る。
「ピィ」という細い声がして、茂った木の中を見ると私のすぐそばに巣立ったばかりのヒナがいた。親はヒナに給餌しに来ていたのであった。
よく見ると他にも2羽のヒナがいる。
給餌を阻害しては悪いと思い、直ちにその場を後にした。
オオクイナ(Rallina eurizonoides) Slaty-legged Crake
雲が出て日が陰り、林内はかなり暗い昼下がり。
オオクイナが水浴びにやってきた。
足早に来て軽く水を浴びた後、倒木の上でじっくり羽づくろいをしていった。
【2010/06/09/宮古島 Miyako Is./Japan】
リュウキュウコノハズク(Otus elegans) Ryukyu Scops Owl
お昼の後は森へ。
明るい林道を歩いていると、足元から2羽のリュウコノが飛び立ち、それぞれ道の両側にある木にとまった!驚かせてしまったようで申し訳ない。
林道で何か食べていたのだろうか。昼に見たのは初めてのことである。この森、相当リュウコノの生息密度が高いのだろう。
その2羽はしばらくすると、
「コホゥ」
「ニャゥ」
と鳴き交わし始めた。
そういえばコホゥが雄でニャゥが雌と認識していたのに、ニャゥと鳴く方も明らかにコホゥとも鳴いていた。
サンコウチョウのように雌も雄の鳴き方をする時があるのだろうか。
初めはビックリしてお目々がパッチリ。やがて昼なのでこうなる。“眠いー”
ヤエヤマイシガメ(Mauremys mutica kami)
ここのヤエヤマイシガメは人為分布らしい。
こんな林道になぜか通りかかった車に轢かれそうだったので、道路脇に移動させてやった。
【2010/06/09/宮古島 Miyako Is./Japan】