『すまいは、生き方チルチンびと』という季刊誌の秋号を読み終えました。
特集内容によって買ったり買わなかったりなのですが、風土社さんゴメン、秋号は「小さな畑のある家」でしたので、パラパラとページをくって、早速買いました。
そもそも雑誌『すまいは、生き方チルチンびと』とは、HPから得た文言を簡単に紹介しますと、
『風土に根ざした素材で安心で心地よい木の家をつくるということから、これからの住まいと 生き方を考える住環境提言雑誌です。.自分の生き方や暮らしに対する考えをはっきりと持っていて、住まい観を自分の言葉で語れる人などを対象に、建築家の作品やハウスメーカーの商品というものではなく、住まい手の生き方を映し出している家を紹介し、そこに住み続けていくための知恵と工夫を考えていきます。』
というものです。
さて、僕が退職後の生活を振り返って(まだ5年目の新人ですが。)、“毎日、畑に出て、小さなビニールハウスも建てて、曲がりなりにも野菜や果樹の栽培を続けられるのは…”と考えた時、家のすぐ外に畑があるからなのだと思い当たったのです。
そして、このことが僕が栽培生活の基盤というか大前提になっていることに行きついたです。ご先祖に“ありがたいことです!”と感謝しています。
『チルチンびと』秋号の特集では、庭先に畑がある古民家とその家での四季の栽培生活・食生活が豊富な写真満載で、綴られていました。
他には、工務店が建てた庭や畑のある家が、間取りや周囲のありようを丁寧に、写真豊富に紹介されています。
高校の日本史で「門田」「門畠」と習ったことがあります。
鎌倉時代の武士の生活を学ぶ中で出てきた言葉でした。
なぜ覚えていたかというと、僕の子どもの頃、祖母や母から「門(かど)の畑に行って○○を採ってきて。」と頼まれたことや、友だちが遊びに来たら「門で遊ぼ」と玄関先で縄跳びやビー玉などで遊んだことがあって、「門」という言葉が生きていたからです。
もともと僕の家は百姓家でしたから、武士の生活の中で使われるありようの「門田」「門畠」ではないのですが、大まかな概念としては合致していると思ったからです。
さぁ、今日も何度か畑やビニールハウスに行くことになるでしょう。
鉢植えのハイビスカスが大きな花を咲かせてくれているのですが、台風も来るし、ビニールハウスにいれようかな!?