ふと気づくと、ニゲラに実がなっているではありませんか!
それも、花には似つかわしくないような、ちょっとグロテスクな。
なるほど! 実の先にツノのように見える突起があるので「デビル・イン・ア・ブッシュ」…茂みの中の悪魔…と呼ばれることがあるのにも頷けます。
さっそく見てください。
ディズニーの映画に出てくる魔女がかぶっている冠のデザインにありそうな感じもしますよね。
でも、「Love in a mist=ラブインアミスト」…霧にひそむ愛(霧の恋人)…というロマンティックな、いい名前もつけられているのだそうですよ。
僕の畑の花の畝でも、こうして、ニゲラの花々がいっぱい咲いていたり、カスミソウと一緒にあるのを見ると、この名前にも頷けます。
この独特な形がドライフラワーにできるそうなので、僕も作ってみたいと思っています。いいインテリアの1つになりそうです。
それから、日本名で「クロタネソウ」というように、実の中にはゴマのような黒い小さな種がギッシリと詰まっているそうです。
Nigellaの名前も、元々は、ラテン語の「Niger(黒い)」に由来しているそうです。うまく日本名をつけたものですね。
この種は、ピリッとした味があるので、ペッパーの代用にしたり、パンやケーキにふりかけたりされているそうです。
種を指先で潰すといい香りもするそうですよ。
だから、ドライフラワーにするのと、このまま実がはじけるまで置いておいて、種を確認して、パンに振りかけて食べてみようと思っています。
それと、こぼれた種が毎年芽を出して花を咲かせるらしいので、花の畝のどれだけかをニゲラのために確保しようと思っています。
あぁー、ニゲラだけでも楽しむことがいっぱい!!