木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

6/27 日本演芸若手研精会 昼席

2019-06-28 23:57:30 | 日記
お江戸日本橋亭での研精会の昼席は初めてでしたが、結構な入です。
一 柳亭市坊「真田小僧」
一 柳家小もん「道灌」
一 柳家昇々「堀の内」
一 古今亭志ん吉「天災」
仲入
一 柳家市童「野ざらし」
一 柳家小はぜ「水屋の富」よく調べている。地域によって水事情は違う、噺の背景を言うだけで、噺に膨らみが出る。サゲで、水屋がホッとした心持ちまで分かる。抑揚のない淡々として話しっぷりなのに、聞き入ってしまう。

6/27 立川吉幸真打昇進披露興行

2019-06-28 23:20:38 | 日記
寄席の真打昇進披露興行を終えての公演です。
一 開口一番前座 立川幸平「道灌」談幸師匠の六番弟子になる。
一 立川幸之進「狸の鯉」狸の登場する落語で鯉とは、初めてでした。
一 神田鯉栄「出世の石段」実際に今もある石段です。落語とは違うなぁ。調子が良いし、聴く人の気持ちを持っていく。
一 立川龍志「義眼」軽妙な語りは嫌みがなく、きわどい噺もさらっとして、おかしみが残る。
一 立川談幸「茶の湯」本寸法を聴く。端正ないい語りだ。この師匠のお蔭で、寄席で「立川」を見ることが出来る。
仲入
一 真打昇進披露口上 談幸・龍志・鯉栄
一 漫才 カントリーズ
一 立川吉幸「火焔太鼓」実力が分かるいい噺だった。客入といい自身を深めたろう。
苦労人なんて、ネタにして笑えるようにして欲しい。真打昇進おめでとうございます。