木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

2/8 談吉百席Vol.36

2020-02-09 11:07:17 | 日記
立川談吉独演会「談吉百席」は池袋東口のゲキバ(GEKIPA)です。池袋にこだわって見つけた会場です。池袋から徒歩3分。
今夜は大ネタ二席でした。
一 立川談吉「らくだ」焼き場の場面まで演って、まさしく大ネタです。幾度も高座に掛けて、談吉さんらしい「らくだ」が出来ていくんでしょう。十八番にして欲しい噺です。
仲入
一 立川談吉「妾馬」八五郎出世です。ネタ下ろしです。所作が大きく可笑しかったです。初めてのお客さんが結構いました。喜んでいました。ただ、いつも八五郎が母親に孫の顔を見せてやってくれと言う下り、しんみりとした心地になりますが、全般面白い噺にしていました。
次回は4月11日(土)19:00開場、池袋東口カラオケビックエコー地下1階。木戸銭予約2000円。dankiti.live@gmail.com
又は立川談吉のホームページから予約できます。

2/7 桂しん吉らくご会

2020-02-09 10:48:13 | 日記
会場は上野広小路亭です。
一 桂しん吉「みかん屋」子どもが可愛い時期らしい。ただ、長過ぎる。演目のマクラに無理につないでもね。
一 桂しん吉「高津の富」
仲入
一 桂しん吉「がんばれ紀州鉄道」マクラで鞍馬駅の天狗像の話がないと、オチは分からない。さすがに、鉄道好きの噺家らしく面白いです。紀州鉄道に乗りに行きたい気持ちになりました。

第7回若手きおろし寄席in武蔵屋「入船亭小辰の会」

2020-02-07 10:09:56 | 日記
古民家独特の建物、まして国登録有形文化財の会場は小さく、寒さをバッチリ受けました。二階の床から一階の土間が見える有様です。敷物を敷き何とか階下からの冷気を塞ぎました。
一 開口一番前座 春風亭いっ休「出来心」会場を温めてくれました。
一 入船亭小辰「替わり目」大いに笑いました。マクラでお客さんの心を掴みました。小辰さんの嘘をつくと下唇‥‥には、彼ならではの替り目になっています。
仲入
一 入船亭小辰「井戸の茶碗」古典落語の担い手の実力を、お客さんは実感したようです。
帰り際に楽しかった楽しかったと言っていただき、スタッフやって良かったと、嬉しいですね。男性も良く笑っていました。
次回は春風亭一蔵さん、4月2日の第一木曜日です。14:00開演、季節が過ごしやすくなっています。
また、6月の4日小辰の会も既に予約が入っています。早めにご予約ください。

2/4 雲助の弟子でござる馬石・龍玉冬の噺

2020-02-07 09:23:44 | 日記
雲助師匠のお弟子さんの、個性の異なる高座を見た。会場は深川江戸資料館、道楽亭の出張寄席です。
一 開口一番前座 林家ひこうき「からぬけ」
一 隅田川馬石「強情灸」
一 蜃気楼龍玉「火事息子」泣けて泣けて、周りのおじさんも泣いていた。龍玉師匠の語り口は淡々として感情の起伏はない。番頭も、お袋も、良い仕事をしている。人物が描ければ、自然泣けてくるものだ。
仲入
一 蜃気楼龍玉「道灌」軽い一席ながらそこは真打、前座の良い勉強になる。面白かった。
一 隅田川馬石「替わり目」愛嬌のある酔っ払いです。女房も捨てておけませんよ。
同じ師匠のもとにありながら、落語家さんの個性が存分に発揮できているのはいいね。楽しい会です。次回の開催も望みたい。

2/3 小満ん夜会

2020-02-03 23:20:44 | 日記
日本橋社会教育会館での開催です。
一 開口一番前座 三遊亭ぐんま「初天神」群馬の観光大使でしょうか。大いに笑いました。
一 柳家小満ん「厄払い」門付けというものがなくなりました。厄払いも俳句の季語や高座で知るのみになりそうな。豆と小銭を包んで渡し、祝言を唱えて貰らう。「厄払いましょう」と来たら、きっと頼むね。
一 三笑亭茶楽「富久」旦那のお店で、本家からの酒を飲む場面の一言で、酒癖の悪さを現す見事です。
仲入
一 柳家小満ん「うどんや」
次回の「小満ん夜会」は4月21日(火)助演に瀧川鯉昇、会場は変わって赤坂会館6階です。18:45開演。予約はオフィスエムズ03-6277-7403。

2/3 立川流二ツ目らく人・がじら

2020-02-03 00:36:02 | 日記
最近、立川流二ツ目の会に続けて行った。
立川がじらは二ツ目昇進披露として、毎月神田連雀亭で独演会をしている。
第9回目は1月28日、
一 立川がじら「寿限無」女の子バージョン寿限無を、ありそうでなかった。
一 立川がじら「宿屋の富」
仲入
一 立川がじら「ねずみ穴」大ネタも高座にかけられるようになって、ネタを増やしている。真打の落語家のネタ下ろしで、なぜ今頃と驚くことがある。合う合わないもあろうが、ネタを大いに増やして欲しい。
次回は2月25日(火)19:30開演、「らくだ」他2席、tatekawagajira@gmail.com 090-2404-2773

もう一人は立川らく人である。師匠の立川志らくの落語大全集と同じ演目を高座に掛けて、5年目に入った。
第18回立川らく人落語大全集は1月30日上野広小路亭であった。
一 立川らく人「質屋蔵」師匠の後追いが続くだろうかと、心配な時もあった。続けて高座にかける機会があれば、十八番になってもいい噺です。
仲入
一 立川らく人「百年目」大ネタをこなせる力は凄いです。4年間の後追いが実力となってついてきたのだろう。自分にとって合わない噺もあろうが、頑張って挑戦してほしい。合わないと分かることも大事かも。
次回は4月28日(火)19:00開演、場所は上野広小路亭です。演目は「ろくろ首」「もう半分」「豊志賀」。tatekawarakuto@yahoo.co.jp 080-5617-6637

重要 訂正します「桂米紫ひとり会」

2020-02-03 00:15:43 | 日記
11月16日の記事「桂米紫ひとり会」の訂正
あきれるような訂正です。なぜ、昨年の記事の訂正が今か!
ブログにコメントがあるのを、忘れていました。コメント管理のタブそのものを触ったことがありませんでした。今回タブを間違って、気づいた有様です。
11月18日の通りすがりさんから、記事の一部に訂正のコメントを頂いておりました。無視したようで、申し訳ありませんでした。ご指摘のように、桂雀三郎ひとり会は誤りで、桂米紫ひとり会です。お詫びいたします。
次回の「桂米紫ひとり会」は2020年4月18日(土)17:30開場、18:00開演、上野広小路亭が会場です。
桂米紫「たちぎれ線香」他二席。
問合せは03-5808-1581(平日10:00~18:00)米朝事務所

2/1 萬橘・そうばふたり会

2020-02-02 23:27:50 | 日記
”春一番 江戸×上方落語競演会”はお江戸両国亭が会場です。いつも行きつけているお江戸日本橋亭に行ってしまいました。慌ててJRで両国へ。ぎりぎり間に合いました。
一 オープニングトーク 萬橘・そうば この会の会場の変遷を聞いた。会場は満員でしたが、集客数にばらつきがあるようです。会場の客層がつかめないのか、しきりと客席が盛り上がらないとぼやくこと。
一 三遊亭萬橘「普段の袴」テンポ良く面白い。
一 桂そうば「必殺仕分人」
一 三遊亭萬橘「長短」高座に良く掛かるが、難しい噺だと思う。長七の間の取り方で、与太に見えてはいけないし、しゃべり方を伸ばせばかったるい。
中入
一 桂文鹿「さわやか航空692便」公演で上京した宿泊先が会場近くで、飛び入り参加です。ラッキーでした。
一 桂そうば「子は鎹」東西での違いは無い噺です。
年1回の開催らしい。来年も、同じ頃でしょう。

2/1 吉坊ノ会 東京公演

2020-02-02 21:41:41 | 日記
渋谷の街の変わり様は激しい。会場の伝承ホールへの陸橋が工事中で、TOKYU PJAZAの2階へ回った。PLAZA内のAKOMEYA TOKYOで夕食を食べました。
和食定食のご飯が美味しい。すべてセルフで、料金が安い。小鉢の2種を選べるのも嬉しいです。
一 開口一番 笑福亭呂好「猫の茶碗」東では猫の皿です。
一 桂吉坊「仏師屋盗人」珍しい噺です。東京で盗人がやり込められる夏泥が似ています。
仲入
一 粋曲 柳家小菊
一 桂吉坊「浮かれの屑より」屑よりのよりは選りの方です。上方らしい、鳴り物がないと無理な演目です。でも、ばかばかしくも面白い。
東京で上方落語を聞けるのは嬉しいです。お客さんに愉しんでもらおうという心がけが、強いです。
次回の吉坊ノ会東京は11月20日(金)になります。待ち遠しい。

1/31 さん喬独演会

2020-02-01 00:05:41 | 日記
今夜の日本橋社会教育会館は老若男女様々で、さん喬師匠のファン層の広さを示しています。
一 開口一番二ツ目 柳家やなぎ「道灌」
一 柳家さん喬「初天神」所作の見事なこと。凧揚げはリアルで見ているよう。正月風景も今や様変わりしているが、落語の中に生きています。
一 柳家さん喬「福禄寿」三遊亭圓朝作にこのような人情噺もあったのか。
仲入
一 柳家さん喬「宮戸川~笠碁」面白いつなぎです。まさか笠碁がついてくるとは驚きでもあり、ありそうな噂話です。
次回は4月25日(土)14:00開演、会場は日本橋社会教育会館です。予約は03-6304-8545