8月に見つけた野草の花
シノノメソウ(東雲草)
Swertia swertopsis Makino
リンドウ科 センブリ属
花 期 : 8~9月
生育地 : 山地の林内、林縁 渓流沿いの林内
分 布 : 伊豆半島以西~九州
RL指定 : 環境省絶滅危惧Ⅱ類
撮影 8月 大分県
シノノメソウは、襲速紀要素(ソハヤキ要素)の植物と言われている
同属のアケボノソウは、比較的標高が低い林縁の開けた湿った場所に生育している
一方シノノメソウは、やや標高が高い人工林下の暗い場所等に生育しており、この2種はそれぞれ少しずつ異なる生息地で分化したと考えられる
蜜を求めてアリが訪花しているのをよく見かけるが、アリの背丈は葯や柱頭に届かず、送粉には貢献しないと思われる
初版 2017年9月3日
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