11月28日 日曜日 晴れ
今年開拓した、鷹見岩の北尾根ルートを逆回りしてきました
下坊中からロングトレイルK-1ルートに入り、後野越を経て、ミツマタ群生地付近の林道へ
画像正面の高い岩尾根に登りあがります
高度感抜群の岩尾根を登っていくと、これから縦走する峰々が一望できる
一番左が35m懸垂下降ポイントのP1(鷹見岩)で、P2、P3、P4、P5と . . . 本文を読む
11月25日 木曜日 曇り時々晴れ
鶴見岳が活火山だというと、驚かれる方もいるかもしれないが、地元の方にとっては常識である
山頂の北西斜面の地獄谷に赤池噴気孔があり、今もモクモクと噴煙を上げている
噴火警戒レベルは1
北面から地獄谷を登攀しようと思ったのだが、結構ロングルートだ
最近、長時間登山すると体調が悪くなるので、馬の背から地獄谷に降りてみる事にした
それに、前日 . . . 本文を読む
12月初旬、大分県の海岸でノジギクの花を楽しむ
この花が咲き乱れる時期になると、いよいよ冬の到来
長崎の海岸では、シマカンギクが咲き乱れるが、大分県ではノジギク一色
九州の西と東では、ずいぶんと様子が異なるものだ
こちらは葉が白く縁どられるアシズリノジギク
分布は狭く、高知・愛媛・大分・宮崎
なんの目的もなく、長目半島の先端までバイクで行ってみる . . . 本文を読む
11月18日 木曜日 晴れ
ある方のブログに稲積山が紹介されていた
NPO法人大分自然塾が中心となり、最近登山道が整備された山らしい
ところが、登山口が稲積水中鍾乳洞の有料エリア内にある為、入場料が必要かもしれない
この山に登られたヤマッパーの記事を調べたが、料金を支払ったとの記載は一切なかったし、稲積水中鍾乳洞のホームページにも記載がなかった
ところが、実際訪れてみると、登山者からは1 . . . 本文を読む
昨年ソナレノギクを見つけた海岸に行ってみると、今年も花を咲かせていた
大分県のレッドリストでは、絶滅危惧Ⅱ類に分類されている植物である
ソナレノギクは、ヤマジノギクの海岸型変異種で、茎や葉に毛が少なく、葉に厚みがあり光沢がある
草丈50~100cmの二年草で、茎はほぼ無毛で太く、基部から分枝し、直立する
下部の葉はさじ型両面無毛、葉縁にまばらに毛がある
ヤ . . . 本文を読む
晴天下の塩生湿地を散策していると、沢山のフクドが花を咲かせていた
花に近づいて観察していると、香りを感じる
強いメロンの香りと表現されているが、私には柑橘系の香りに感じた
ヨモギ系の植物の花は、地味で目立たない
フクドの花も地味な色の筒状花のみで、まるで華やかさがなく、人に好まれるものではない
しかし、海岸の開発等により生息地を奪われ、環境省のレッドリスト入りしている . . . 本文を読む
昨年と同様、大分県南部のニッポウアザミの自生地を訪れてみると、ニッポウアザミは刈り取られ無残な姿となっていた
草刈りする人にとっては、ただの雑草にしか見えないだろうが、環境省が指定する絶滅危惧種の中でも最高に希少なカテゴリーに属する植物なのだ
残念な事に一株も残っていない
多年草だから、地上部が刈り取られても問題ないなどと悠長な事は言っていられない
私は、地上部が刈り取られ、それ以降復活で . . . 本文を読む
11月7日 日曜日 晴れ
野草の季節も終わりを告げようとしている今日この頃、ブログのネタがなくなりそうなので、登山ネタでお茶を濁す
彦岳に実験用の材料を調達に行きましたので、ついでにナイフリッジで遊んできました
本来地主の許可を得る事が必要なのでしょうが、採取物は林床に落ちている腐った杉の球果だし、採取場所が登山道なのでご容赦願いたい
それと、ちょっと前に購入した、クライミ . . . 本文を読む
10月に見つけた野草の花(大分県)
ホトトギス(杜鵑草)
Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook.
ユリ科 ホトトギス属花期 : 8~11月生育地 : 山地の林縁、湿った岩場分布 : 北海道(一部) 関東以西~九州RDB指定 : 環境省カテゴリ:なし 大分県:絶滅危惧ⅠB類
湖畔の林縁にホトトギスが数株生えていた見た瞬間 . . . 本文を読む
昨年見つけたタマムラサキらしき植物を観察に出かけた
大分県に自生するものか疑問に思っていたが、論文を確認すると、海岸近くではなく、内陸部で見つかっているようだ
ヤマラッキョウとタマムラサキを区別するのか、しないのか、意見は分かれるところだろうが、海岸に自生し、葉が扁平中実という特徴をもってタマムラサキとして整理した
花付がまばらであるという特徴については、昨年も解説したように、違っていると考 . . . 本文を読む