この植物をブログに掲載する事は、その希少性から非常に抵抗があり、悩んでいたのですが、やはり黙ってはいられない。 なんと偶然にもナヨテンマの唇弁が開くその瞬間の撮影に成功したのである。 ナヨテンマは以前は極限られた場所での生息しか確認されておらず、絶滅危惧ⅠA類の幻のランと呼ばれていた。 が、その後各地で発見され、今では絶滅危惧ⅠB類に格下げ。 それでも、腐生ランという性格上、発見は困難で、 . . . 本文を読む
主師の荒れた海を撮影した後は、山へ向かう 海岸の近くの林内で見られるアオノクマタケラン 藪蚊の襲撃で撮影もままならぬ 温暖な地域に分布します 沢沿いに山地へ入るとサワハコベが多く見られる 背後が明るいのでうまく撮影できない 湿潤な場所にはツキヌキオトギリ 滅多に見る事ができない、かなり大柄なオトギリソウの仲間 山地でよくみられるムラサキニガナ 毛深いものはケムラサキ . . . 本文を読む
梅雨らしくスッキリしないお天気が続いている今日この頃ですが、ちょっと撮影に出かけてきました。
ここは長崎県平戸市北部の主師の海。
強風が吹き荒れ、波しぶきが降りかかってきそうな海岸にて三脚を立てる。
レンズにはガラの悪そうな漆黒のサングラスを被せ、真昼間から5秒もシャッターを開放してるアホな私。
撮れた写真は海から炭酸の泡がシュワシュワ湧き上がってきてるようなへんなもの。
実際の風景は海 . . . 本文を読む
金曜日は佐賀方面で所用を済ませ、午後から天山に登ってみました。
最後に天山へ行ったのは2016年9月なので、約2年ぶりですか~
天山はあまりにメジャーな山なので、私がブログで景色とか植物を紹介しても何も目新しい事もなく面白くないと思うのですが、他にブログネタもないし、お許し下さい。
上宮登山口から登っていき、久しぶりに天山の風景を楽しむ
登山道からみる雨山はいつ見てもべっぴんさんです . . . 本文を読む
6月17日 日曜日 梅雨の晴れ間の絶好の登山日和に黒髪山へ出かけてみました。黒髪山系にはあちらこちらに多くの岩場があり、そこには興味深い植物が生息しています。この時期、岩場の花の代表格はマンネングサの仲間でしょう。黒髪山系の岩々はウンゼンマンネングサが一大帝国を築いているといっても過言ではありません。実は絶滅危惧種のウンゼンマンネングサなのですが、こと黒髪山では大変多く自生していて、他のマンネング . . . 本文を読む
九州の西の果ての島に咲くウチョウランをクロシオチドリと呼ぶ。 近づく事さえ難しい山の断崖に自生するクロシオチドリに逢いに行った。 盗掘が激しく今ではまず見る事はできない植物となってしまった。 正に断崖に咲く高嶺の花という事でしょう。 今ではフラスコ培養により増殖可能となり、園芸種として広く愛用されている。 自生する数少ない株は、そっとしておいてください。 . . . 本文を読む
昨日、午後の空き時間に、ある山の岩場を巡ってきました。蓄膿を患い、あまり登山に出向かなくなって、前にも増して太ってしまい、医者からも運動の必要性を切々と説かれています。運動といっても、近所を散歩なんかしても面白くない。どうせなら山の岩場でも散歩して、ちょっとしたスリルを味わいつつ、珍しい植物なんぞに出逢えれば一石二鳥ではないか?昼ご飯もそこそこにバイクで山へ出かけていきました。さてさて、崖を登って . . . 本文を読む
ちょっと早い気もしますが、久しぶりに黒髪山のムヨウランを見てきました葉緑素を持たない菌従属栄養植物本日確認したものは10株程で、まだこれからでしょう花が大きく開いたものは見られませんでした地元で見られるウスギムヨウランとは唇弁の毛の色が違うと思います花の色合いもちょっと違いますね一般の花好きな方からすると、こんな変な植物をわざわざ見に行くのが理解できないでしょうね! . . . 本文を読む
草原ではヤマサギソウが咲いてますが、花が黄緑っぽいので、草原の色に溶け込んでちっとも目立ちません。 日当たりのよい草地に自生するラン科ツレサギソウ属の植物 地元の草原には比較的多く自生していますが、長崎県では絶滅危惧ⅠB類に指定されています あまり目立たない花ですが、拡大して良く見ると、ちょっと可愛いくないですか? 距(しっぽのようなもの)の長さが20mm以上あるものはハシナガヤマサ . . . 本文を読む
フナバラソウというとガガイモ科であるという事が頭にしみついているのですが、キョウチクトウ科に変わったんですよね!! DNAによる分類による再編成みたいですが、スズサイコもキョウチクトウ科に移っているようです。 基本的に草原に自生していると思われるフナバラソウですが、地元では結構岩山等でも見られるのです フナバラソウの花はとても好きな部類 花の色は黒っぽいものや明るい赤茶色のものもありま . . . 本文を読む
ヤマトキソウの自生する草原は毎年訪れているのですが、とても小さくて、なかなか見つけられない トキソウに似ているのですが、ヤマトキソウはかなり小さく、花があまり開かない 私は天山にもヤマトキソウを見に行くのですが、天山では花の開いたものを見た事がない タイミングが悪いのか、嫌われているのかよくわからないが、そんな具合なので天山にはあまり行かない事にしている ヤマトキソウはラン科トキソウ . . . 本文を読む