湿地を訪れるとトキソウが咲いてました 女子には不人気なラン科の植物 良く見ると唇弁の毛なんかちょっとキモイですね! 色合いはなかなか素敵じゃないですか? 欲しがる人が多いので、この湿地では盗掘が大変多いそうです この湿地を知っている人は安易に口外したりしないようにしましょうね!! . . . 本文を読む
ツクシアオイがまだ頑張って花を咲かせていた 環境省絶滅危惧Ⅱ類に指定されているが、地元の山では沢山生えている植物です 地元にはウンゼンカンアオイ、タイリンアオイ、ツクシアオイが分布していますが、花が咲いてないと種を同定するのが難しい ツクシアオイの白花はアケボノアオイと呼ばれており、なかなか美しい花だと個人的には思っています 佐賀県の山にはアケボノアオイの群生地がありますが、簡単に行ける . . . 本文を読む
この時季の山は、このお花の天下 林道、林内を彩るツクシタツナミソウの花には癒される 本州西部~九州に見られるタツナミソウの仲間 葉は細長く、葉裏は紫色のものも多い シソバタツナミの変種という事ですが、あまり気にして見てませんので、これがシソバだ! という株を未だ見つけた事はありません。 場所によってはシロバナが多く混生しているところもあります 薄暗い場所では小さな閉鎖花をつけて . . . 本文を読む
光合成を行わず、根に共生する菌類が生産した養分で育つ菌従属栄養植物。花は淡黄色~淡紫褐色で長さ約1.2cm。唇弁は白色で紫色の突起毛がある。ムヨウランに比べ花が小さくて、あまり開かず、唇弁の縁に毛があることが区別点。花期はムヨウランより少し早い。茎は高さ約20cm、先端に5個前後の花をつける。唇弁は倒卵形で、蕊柱の基部と癒合し、先端近くは浅く3裂する。唇弁のふちには短毛、上部には長毛が密生する。ム . . . 本文を読む
5月24日 木曜日 晴れ ちょっと時間が取れたので、黒髪山へ出かけてみました。 黒髪というと、また藪漕ぎだろう と思われるかもしれませんが、最近は体力も衰えここのハードな藪漕ぎはちょっときつくなってきてます。 本日は基本的に登山道中心に、のんびり歩こうかと思っていますので、装備も携帯していません。 竜門ダム周辺の風景や植物を楽しみながら登山口に向かいます スイカズラ これはウマ . . . 本文を読む
(2021年9月29日 記事修正 自生地保護の為、展望画像を全て削除しました)
クロシオチドリを探して、名もなき岩山に登りましたこの地域外からやって来る者に乱獲され、今では絶滅寸前となっているランなのです林道から尾根に取りつきひたすら登る岩場とは違い林内には特に興味深い植物はありません
どこにでも見られる、オオバノトンボソウやフデリンドウ等はボチボチ生えてますが岩場に出たので、慎重に登り山頂を . . . 本文を読む
なんかブログネタがないかな~ という事で、火曜日の空き時間に近場の山をちょっとお散歩 そういえば今年はフタリシズカを見ていないという事に気づき、山の斜面を埋め尽くすばかりのフタリシズカ群生地を紹介しようと思ったのですが・・・ 森の入口のちょっとした自生地を見てみると、今年はすでに完全終了。 大群生地までは1時間以上の藪漕ぎを要しますので、中止するのが賢明。 エビネやキンラン、ギンランも終 . . . 本文を読む
チョウセンニワフジは九州北部に分布するコマツナギ属の植物で、環境省のレッドデーターでは最高ランクに属する。岩を這うように多くの個体が生えている。ピンクの美しい花。私は植物学者ではありませんので、ニワフジとチョウセンニワフジの遺伝形質の違いが良く分かっていません。が、植物に詳しい松尾さんのブログを参考にすると①草丈はニワフジより小さい②小葉も小さく広楕円形③花の色が薄い④旗弁裏がほぼ無毛簡単に言うと . . . 本文を読む
本州~九州、沖縄の暖地に自生する、小さなアリドオシの仲間
葉はこんなに小さい
小さくて可愛い花を咲かせる
アリドオシに比べ、枝が良く分岐するとの事
これはアリドオシにしては棘が短いし、オオアリドオシにしては葉が小さい。
アリドオシでいいのかな?
棘がほとんど見られないジュズネノキというアリドオシの仲間も生えてました
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近場の山でちょっと藪漕ぎしてきました。 カノコソウなど見ながら森へ向かいます 長崎県絶滅危惧Ⅱ類の植物です ナンゴクウラシマソウの自生地へ この手の植物はグロテスクな花を咲かせますが、これはちょっと可愛い方かな? この個体の葉はナンゴクウラシマソウにしては幅広なのですが、葉の主脈に白筋がついているので、ナンゴクなのでしょう ナンゴクウラシマソウの仲間のムサシアブミ 自 . . . 本文を読む
ずーっと以前、ネットで佐世保の記事を読んでいたとき、たまたま名切の事を知りました。佐世保にお住まいの方は、名切というと中央公園や交通公園のあるところが頭に浮かぶと思いますが、今日は別の名切。展海峰展望台から正面の海を眺めると、眼下に複雑な形状の松浦島が目につくはずです。その松浦島の手前にある手のひらのような形をした半島の存在が気になる方もいらっしゃるのでは?ここは干拓により埋めた立てられ地続きにな . . . 本文を読む
毎年毎年同じ花ばかり投稿してもう飽きた!!と言われそうですが、今年もゲンカイミミナグサに逢いに行ってしまったのです。九州北部に生息するオオバナミミナグサの変種で、環境省準絶滅危惧種に指定されています。私の訪れた自生地では大幅に生息数が減少しており、先行き心配な植物です。基本的に海岸の草地や岩場に生えてますが、私は海岸に近い牧場内でも見た事があります。花も葉も茎もミミナグサより大きいが、草丈はミミナ . . . 本文を読む
草地にキンバイザサの群落が見られます 花は午前中に開き、午後には閉じ始めてしまうらしい キンバイザサ科の植物で、似たものにコキンバイザサがある コキンバイザサはキンバイザサに比べて葉が細長く、花が咲いてないと全く目立ちません なぜこのように地面すれすれに花を咲かせるのか? 地を這う虫に受粉を任せる為であろうか? 質素ながら惹かれる花 . . . 本文を読む