青島観光
昨日は晴天のお天気の中、宮崎市の青島を観光で訪れました
高速を使っても遠い青島
自宅から200Km以上ある
空も海も青くてきれい(*'ω'*)
青島神社にお参り
島を一周してみよう
鬼の洗濯板といわれる海岸の岩石地形がおもしろい
ノジギクが咲いてるなぁ
海岸に生息するツワブキは丈が高い
長崎県の海岸では、花茎の高さが1mもありそうな大きなツワブキがあって、オオツワブキだと思っていたのだが、男女群島にしか生息していないそうだ
ついでに花散策もしてきたのですが、当てが外れてまったくさえないものでした
久しぶりに見たかったマルバテイショウソウは、固い蕾ばかりで一輪も開花していない
(長崎のマルバテイショウソウ)
チケイランは撮影失敗で、ボケ画像を量産
三脚とレリーズも準備していたのに、面倒くさくて手持ちで撮影してしまったのだ
画像を拡大してみても、花の姿がまともに写っていないのだった
もう一か所見たい花があったのだが、立ち入り禁止で入ると怒られたから行かない方が良いといわれた((+_+))
ツチトリモチやホトトギスがまだ残っていた
印象的なのは、スズコウジュが大量に生えていた事だ
ムヨウラン類
ウスギムヨウランだろうという事だ
マルバテイショウソウが咲いていないので、代わりにキッコウハグマを撮影
タニガワコンギクかな?
かつて渓流型のノコンギクと言われた、ホソバコンギク、センボンギク、タニガワコンギクは、いつの間にか同じものという扱いにされているようだが、その経緯については、わからずじまい
私が把握している論文は、「ノコンギクの学名の訂正」(1999 副島 顕子, 伊藤 元己)まで
要約すると
ノコンギク、センボンギク、タニガワコンギク、エゾノコンギクを同一種の変種関係とみなし、種の学名としてAster ovatusとされたが、変種のひとつであるセンボンギクには種ランクの学名、Catimeris microcephataが既に存在し、現在の規約の下ではこれを組み替え、Aster microcephalusを採用せざるを得ない
種の学名が変更されることにより、4変種の学名が次のように変更された
A. microcephalus var. microcephalus(センボンギク)、var. ovatus(ノコンギク)、var. ripensis(タニガワコンギク)、var. yezoensis(エゾノコンギク)
ネット上には、センボンギクが、ノコンギクの基本種であるとの記述がみられるが、上記の経緯により誤解が生じたと思われ、上記4変種は広義のノコンギクだと私は考えている
しかし、すでにYlistでは、タニガワコンギクはセンボンギクの別名とされ、ホソバコンギクの名は見られない
これからは、渓流に自生するノコンギク類について悩む必要はなくなり、センボンギクといえば間違いないのだろう
サツマシロギク
毛の多いタイプのシロヨメナ(ケシロヨメナの可能性あり)
ちなみにケシロヨメナは宮崎県の絶滅危惧ⅠA類
ケシロヨメナの花図鑑で述べたが、論文によると同定のポイントは葉裏の毛だという事だ
①シロヨメナ 葉の裏面は無毛、毛はわずかにあっても短い
②イナカギク 葉の裏面に長軟毛が多く、短毛は少ない
③ケシロヨメナ 葉の裏面に短毛が多く、長軟毛は少ない
④サツマシロギク 葉の裏面に短毛および長軟毛が多い
今回観察した個体の葉裏
あまり長毛がみられず、ケシロヨメナの可能性もある
紅葉もめでる
あれ! スジヒトツバかな?
長崎県では絶滅危惧種であった
近所の人が種まきした、実生のリンドウ
おやおや(。-`ω-)
リュウノウギクのようだが、九州では延岡市にしか自生しないはずだ
民家から逃げだしたものか、もしくはイエギクだろうね
季節外れのオオハマグルマの花が見れて得した気分
宮崎県ではCRの超希少種
青島は幼少の時分訪れた事があったが、記憶が薄れていた
今回再訪して、その美しい景色に感動した('ω')ノ