to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

カンナさん大成功です!

2008-01-07 01:51:46 | the cinema (カ行)
鈴木由美子の同名コミックを映画化し、韓国のアカデミー賞“大鐘賞”で最多12部門ノミネートを成し遂げたラブコメディー。

監督 キム・ヨンファ
原作 鈴木由美子
脚本 キム・ヨンファ、ノー・ヘヨン
出演 チュ・ジンモ キム・アジュン ソ・ユン イム・ヒョンシク キム・ヨンゴン キム・ヒョンスク


身長169cm、体重95kgの女性歌手カンナ(キム・アジュン)は、人気歌手アミを裏で支えるゴーストシンガー。ある日、彼女は大好きなプロデューサー(チュ・ジンモ)の自分の容姿に対する本音を聞いてしまい、一念発起!全身整形で48kgの美女に大変身する。

この粗筋を読んで、まず浮かんだのが、テレ朝で鈴木紗理奈が演じた『OLヴィジュアル系』
確かこのシリーズでは指まで太った姿も(もちろん特殊メーク)披露していたと思う

世界で整形大国といわれる韓国。それは、芸能界に限ったことではないらしく、
先日観た「私の名前はキム・サムスン」の中でも、(妄想の中だったけど、笑)
中年の男性に"整形して出直せ"的なことを言われるシーンもあり
去年公開された「絶対の愛」(←未見)も整形し愛を問うストーリー。
整形に対する韓国の男女の考え方の違いなども興味深い

この韓国映画と原作では、かなり内容が違っているらしいけど、
ステキに変身したカンナさんが、何より欲しかったのは
何より大事だったのは・・・??
カンナさんが脂肪と引き換えに、得たもの、失ったものとは?

国家予算を使い、超大作を作り続けていた韓国映画界ですが、
それも無くなった今の方が、ある意味で本当に面白いものを作れる人が活躍できる環境なのかも?と
ふと思えた、韓国らしいコメディーだと思いました

この映画の成功の半分は、キム・アジュンが吹き替えナシで歌う歌にあると思いますが
慢性的作曲家不足に喘ぐ韓国音楽業界
(もうお気づきの方も多いでしょうが、私にとって映画やドラマの音楽の比重はかなりを占めます)
劇中歌、主題歌にBLONDIEMARIAを持ってきたのが大きい

                    
              (こんな時代もありました!カッコよかったです!!)

そのコンサートシーンも、演出がプロの企画だというハデハデなのも良かった

それに、オリジナル版「イルマーレ」を思い出させるこのワンちゃん↓が可愛かった~
名演技でしたよね~~、バァーーン
               

去年韓国に行った時、夜に行ってみたかったのに時間が無く断念した清渓川(チョンゲチョン)も見れたし(え?そんなのカンケーねー、ハイ)
なんだかんだ楽しめました


去年の釜山国際映画祭では、チュ・ジンモが「MARIA」を歌ったそうです!日本版EDは梨花も歌ってたけど。。
                
この角度はそうでもないけど、カレ、細川茂樹に似ているよね!
コメント (12)
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