女神は<奇跡>を、
人に託した
原題 MIRACLE AT ST. ANNA
製作年度 2008年
上映時間 163分 映倫 R-15
原作・脚本 ジェームズ・マクブライド
監督 スパイク・リー
出演 デレク・ルーク/マイケル・イーリー/ラズ・アロンソ/オマー・ベンソン・ミラー/ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ/ヴァレンティナ・チェルヴィ/マッテオ・スキアボルディ/ルイジ・ロ・カーショ/ジョセフ・ゴードン=レヴィット
社会派の名匠スパイク・リー監督が史実をヒントに綴られた同名小説を映画化した戦争ドラマ。
1983年のニューヨーク。平凡な黒人の郵便局員が客を射殺する不可解な事件が発生。この事件の背景には、第二次世界大戦中のイタリアでのとある出来事が隠されていた。黒人だけで組織された“バッファロー・ソルジャー”の4人の兵士は部隊からはぐれ、イタリア人の少年(マッテオ・シャボルディ)を保護する。4人はトスカーナの村でつかの間の平和を感じるが、ナチスの脅威はすぐそこまで迫っており……。
物語の舞台は現代のニューヨーク。
ひとりの黒人の郵便局員が、勤務中に起こした発砲事件。
その現場に遅れてきた一人の記者ティム・ボイル(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が取材する中で
犯人から語られる第二次大戦末期、イタリアの最前線にいた3人の仲間と少年との、
命を懸けた日々・・・・・・
予告も観ないで、チラシの情報だけで観て正解!
敵や味方、人種差別や言葉の壁を超えて、2大陸を繋ぐ物語―
良かったです。
"4人の兵士と一人の少年の、奇跡のような話"は、もっとファンタジー色の濃いものかと想像していましたが、
思ったよりサスペンスフルで、戦闘シーンも多く、長く、
2時間半を超えるものでしたが、飽きずに観る事が出来ました。
機会がなくこの監督作品は1作も観ていませんが、長い2時間43分、ほとんどその状況を語るのに、無駄がない。
やや黒人だけで組織された"バッファロー・ソルジャー"を説明する部分が少々長過ぎたぐらいで、
トスカーナの村で描かれる、ドイツ兵、イタリアの村人やパルチザン、そしてアメリカ兵の顛末。
その全てが、時を超え起こる、あったらいいなに繋がる展開は、テンポもよく好みの作風。
白人上官の裏切りにより兵士が心からつぶやくセリフにも、
信念を持って抵抗しているはずのレジスタンスが、仲間に裏切られ重荷を負う様も、
敵であるはずの命を助けずにはいられないドイツ兵にも、
願いよ届け―
見せてあげたい40年後の奇跡―。
何も生まない戦争。だけど・・・
小さな村で英語とイタリア語とドイツ語が飛び交う数日間。
派手さはないですが、信心深くなくても「神」の存在を信じてみたくなるそんなラスト。
馴染みのないキャスト陣でしたが、みんなが良かったです
余談ですが、最初に登場する記者役のジョセフ・ゴードン=レヴィット。
誰かに似てると思ったのですが、目元口元が、若い頃のヒースに似てます~
調べてみたら、「恋のからさわぎ」で、ヒースと共演してるんですね~
以前観たけど、ヒースともうひとり、そういえば可愛い子がいましたっけ。
彼の出演作「BRICK ブリック」観てみたかったのですが、見つけられませんでした。残念!
人に託した
原題 MIRACLE AT ST. ANNA
製作年度 2008年
上映時間 163分 映倫 R-15
原作・脚本 ジェームズ・マクブライド
監督 スパイク・リー
出演 デレク・ルーク/マイケル・イーリー/ラズ・アロンソ/オマー・ベンソン・ミラー/ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ/ヴァレンティナ・チェルヴィ/マッテオ・スキアボルディ/ルイジ・ロ・カーショ/ジョセフ・ゴードン=レヴィット
社会派の名匠スパイク・リー監督が史実をヒントに綴られた同名小説を映画化した戦争ドラマ。
1983年のニューヨーク。平凡な黒人の郵便局員が客を射殺する不可解な事件が発生。この事件の背景には、第二次世界大戦中のイタリアでのとある出来事が隠されていた。黒人だけで組織された“バッファロー・ソルジャー”の4人の兵士は部隊からはぐれ、イタリア人の少年(マッテオ・シャボルディ)を保護する。4人はトスカーナの村でつかの間の平和を感じるが、ナチスの脅威はすぐそこまで迫っており……。
物語の舞台は現代のニューヨーク。
ひとりの黒人の郵便局員が、勤務中に起こした発砲事件。
その現場に遅れてきた一人の記者ティム・ボイル(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が取材する中で
犯人から語られる第二次大戦末期、イタリアの最前線にいた3人の仲間と少年との、
命を懸けた日々・・・・・・
予告も観ないで、チラシの情報だけで観て正解!
敵や味方、人種差別や言葉の壁を超えて、2大陸を繋ぐ物語―
良かったです。
"4人の兵士と一人の少年の、奇跡のような話"は、もっとファンタジー色の濃いものかと想像していましたが、
思ったよりサスペンスフルで、戦闘シーンも多く、長く、
2時間半を超えるものでしたが、飽きずに観る事が出来ました。
機会がなくこの監督作品は1作も観ていませんが、長い2時間43分、ほとんどその状況を語るのに、無駄がない。
やや黒人だけで組織された"バッファロー・ソルジャー"を説明する部分が少々長過ぎたぐらいで、
トスカーナの村で描かれる、ドイツ兵、イタリアの村人やパルチザン、そしてアメリカ兵の顛末。
その全てが、時を超え起こる、あったらいいなに繋がる展開は、テンポもよく好みの作風。
白人上官の裏切りにより兵士が心からつぶやくセリフにも、
信念を持って抵抗しているはずのレジスタンスが、仲間に裏切られ重荷を負う様も、
敵であるはずの命を助けずにはいられないドイツ兵にも、
願いよ届け―
見せてあげたい40年後の奇跡―。
何も生まない戦争。だけど・・・
小さな村で英語とイタリア語とドイツ語が飛び交う数日間。
派手さはないですが、信心深くなくても「神」の存在を信じてみたくなるそんなラスト。
馴染みのないキャスト陣でしたが、みんなが良かったです
余談ですが、最初に登場する記者役のジョセフ・ゴードン=レヴィット。
誰かに似てると思ったのですが、目元口元が、若い頃のヒースに似てます~
調べてみたら、「恋のからさわぎ」で、ヒースと共演してるんですね~
以前観たけど、ヒースともうひとり、そういえば可愛い子がいましたっけ。
彼の出演作「BRICK ブリック」観てみたかったのですが、見つけられませんでした。残念!