to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

今度は愛妻家

2010-01-27 01:05:53 | the cinema (カ行)
夫婦には「さよなら」の前に、やらなければならないことがある。
製作年度 2009年
上映時間 131分
原作 中谷まゆみ
監督 行定勲
出演 豊川悦司/薬師丸ひろ子/水川あさみ/濱田岳/城田優/津田寛治/奥貫薫/井川遥/石橋蓮司

脚本家・中谷まゆみ原作の同名舞台劇を豊川悦司、薬師丸ひろ子主演で映画化した感動の夫婦愛ドラマ。
かつては売れっ子カメラマンだったが、今や仕事をせずプータロー同然の生活を送る俊介(豊川悦司)は、健康マニアの妻さくら(薬師丸ひろ子)に日々ニンジン茶を注がれ、子づくり旅行をせがまれていた。やがて、クリスマス直前のある日、二人は沖縄旅行に行くことにするが、その日を境に俊介とさくらに微妙な変化が訪れる―。

ぐうたらなダメ夫、俊介がなぜ、いつからプータロー同様の生活になったのか?は説明が無い。
が、結婚10年目。
さくらの子作り、子育てプランももう後が無い状態。
「子どもを作る気がないなら、別れて」そう切り出されても、内心鬱陶しいと思っている俊介…。
「実は好きな人が居る」というのだ。。。

原作は舞台の戯曲というので、どうしても映画にすると間の悪さがあるのだけれど、
それも納得のこれは展開になっていくのです。

バカは死ななきゃ治らない とか、、ちがうよねぇ……ちがうの、ごめんなさい
そもそも気がついたからバカじゃないし、、、でも、
今度は愛妻家――今度って、、いつ?!  みたいな…

我慢強く、可愛い妻を演じてきたさくらに、女性は共感するでしょう。
くだらないことばかりいつも喋ってる妻を横目に、鬱陶しがる俊介をみながら、世の亭主族は居心地が悪いかも知れない。
なので、これは何も夫婦揃ってみなくてもいいんです。

今日の続きが「明日」そう思って、
今日が最後だなんて思いもしない私たち。
何気ない今日が、特筆するナニモナイ今日の幸せを気づきもしない。

何もしたくない、そんな日。
こっそり一人で観てみたい、そんな作品でした。

大爆笑はないですが、ちょこちょこ可笑しい。
8年前の舞台では高橋長英さんが演じていたオカマ役、石橋蓮司さんがスゴイ
いやぁ~~~っ!新境地?(爆)
あと、私的にツボだったのが津田寛治さんのシーン
このひと、なんてわざとらしいのぉ~って、妙にコノ中では浮いているのが巧いです~

少し可笑しい。長く~く可笑しい(笑)みたいな
ゆるいテイストが、沖縄旅行のシーンを境に変わりますが、
怒涛の展開も無いし、おそらく夫婦の、俊介の秘密には早い段階で気づく方が多いでしょう。
ですが、たくさんの当たり前を当然としている大人たちも、
スタートはトキメキ、当たり前を知らなかった。
恋をして結婚したはずなのに、結婚は、
して当たり前、して貰って当たり前という感謝の無い夫婦を作ってしまう。
そんな哀しい大人にならないために(笑)若い人にはカップルで観て欲しいです