最高の師匠がくれたもの──
それは、逃げずに立ち向かう勇気。
原題 THE KARATE KID
製作年度 2010年
製作国・地域 アメリカ/中国
上映時間 140分
脚本 クリストファー・マーフィー
監督 ハラルド・ズワルト
音楽 ジェームズ・ホーナー
出演 ジェイデン・スミス/ジャッキー・チェン/タラジ・P・ヘンソン/ハン・ウェンウェン/ワン・ツェンウェイ/ユー・ロングァン
弱々しい高校生が空手の老師匠と出会い、修行を通じて心身共に強く成長していく姿を描いた1985年公開の名作『ベスト・キッド』のリメイク。
母親の転職で、アメリカから北京に引っ越して来た11歳のドレ(ジェイデン・スミス)は、言葉や文化がまるで異なる環境の違いから、いじめに遭ってしまう。そんなある日、ドレはカンフーの達人であるハン(ジャッキー・チェン)に出会い、猛特訓を開始。抜群の精神力を秘めていたドレは、見違えるように強い少年へ成長していくのだが……。
もうストーリー展開は解っているこの手の作品ですが、今回の主要キャストが魅力的♪
いつもお世話になっている
我想―個人映画美的女人blogのmigさん絶賛オススメ中(笑)なので観てきましたよ~♪
字幕版だったので、周りは殆ど大人でしたが、グッときて心がアツくなる、とってもいい作品でした~
丁度どこだったか局は解らなかったけど、つい先日も前シリーズの放送やっていましたね~。ちょっと立て込んでいた時なんだけど、「4」だったかも?
オリジナルでは高校生だった主人公も、ジェイデンくんが主人公なので今回は小学生。
メインも空手からカンフーとなって、あの有名な「ワックス塗る! ワックス拭き取る!」が
「ジャケット着る! ジャケット脱ぐ!」となっていましたが、これはジャッキーのアイデアだということらしいですね
あまり詳しくは覚えていない(ってかもう朧)ですが、
引越し、転校~女の子絡み~イジメ~仕返しの返り討ち~達人に助けられ出会うという流れは変わっていないです。
こういう作品の場合、やはりどれだけ主人公や他のキャストに感情移入できるかというのがカギだと思いますが、
ちょっとオトナには反抗的ではあるけど、女の子の前ではお調子者だったり、普通の気弱だけれど意地もある男の子。
誰でも我が身と照らし合わせても、共感できる平凡さがいいですね。
そしていろんな感情を体験して成長する、、ジェイデンくんは上手かったです
そして感動のもう一つのカギは、師弟のトレーニングの流れだと思いますが、
ここではおきまりの「ロッキー」や「酔拳」などを思い浮かべましたが、
今回、ジャッキーとジェイデン君に与えられたトレーニングの場所がスゴイ
天安門や紫禁城、万里の長城、武当山の内部など、ジャッキー効果なんでしょうか
やはりセットでは味わえない素晴らしい景観を見せてくれます
そしてドキドキが伝わってくるカンフー大会へ!
壮絶なイジメの結果、ドレ少年が辿りついて、手にしたものは―
ベタで、予定調和は否めませんが、
アクションシーンもかなり迫力だし、親としてはグッと来るガンバル子供のシーンにうるうるし、
可愛い恋愛部分にほっこり~
大人も楽しめる作品になっていました。
ラストシーンは感動の少年たちの姿!!
後味爽やかなドラマになっています