to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

泣きたいときに・・・

2010-11-06 23:50:23 | Weblog
観る作品。
いえ、
泣きたくなくても、直ぐに泣ける作品って、ありますか?

本当は市原君の別のドラマを観て、
その予告動画を貼ろうとしていたのに、ついついドラマ、ROOKIESの主題歌を聴いたら、
堪らなくなって、一気に1話から寝る間も惜しんで(笑)観てしまいました。

ここ数年に観たドラマの中では、
毎回はらはらぼろぼろと、簡単に涙が流れ(笑)
大泣きした後は妙に心が穏やかになって、不思議に爽やか
ものの数分で泣き虫の少女時代に戻れるドラマNO1かも知れません。
あなたにはそういう、どうしても泣ける作品、ってありますか?



以前ドラマの主題歌のMADは貼ったと思うので、今回は劇場版予告から~。


そんな訳で
昨日の深夜から今日1日、一気に観てしまい、今日予定していた押入れの大掃除、やれず、でした
明日がんばろう~
コメント (2)
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約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語

2010-11-06 00:58:04 | the cinema (マ・ヤ行)
19世紀 ブルゴーニュ、
そこは天使が舞い降りる丘。

人生をワイン造りになぞらえた芳醇な愛の物語。

製作国 フランス/ニュージーランド
原作 エリザベス・ノックス
上映時間 126分 映倫 PG12
脚本 ニキ・カーロ/ ジョーン・シェッケル
監督 ニキ・カーロ
出演 ジェレミー・レニエ/ギャスパー・ウリエル/ヴェラ・ファーミガ/ケイシャ・キャッスル=ヒューズ/ヴァニア・ヴィレール

「クジラの島の少女」で注目を集めたニュージーランド出身の女性監督ニキ・カーロが、19世紀のフランス、ブルゴーニュ地方を舞台に描くワイン造りと人生をめぐるヒューマン・ラブストーリー。
最高のビンテージワインを造ることを夢見る農夫ソブラン(ジェレミー・レニエ)は、ある真夏の夜、天使のザス(ギャスパー・ウリエル)に出会う。さまざまなことを語り合った彼らは再会を誓い合い、1年後にその約束を果たす。そして、ザスは毎年同じ日の夜に会うことを条件に、ソブランにワイン造りの助言をするが……。

1808年、フランス・ブルゴーニュ地方。若き葡萄農家のソブランは、採り入れの手伝いにやって来ていた村娘のセレストと恋に落ちるが、
彼女の父が精神を病んでいるという理由で父に反対される。
ソブランは醸造家を夢見ている野心家でもあったが、ヴリー伯爵に売り込むものの一笑に付される。
セレストも去り、自分の葡萄畑も持てない…。落胆する彼の前に天使が現れ、
誰もまともに聞いてくれなかった恋について、夢について、ザスに打ち明けるソブランに、
ザスは希望となる助言を与え、1年後にまた現れると約束して去っていく。

そして約束の1年は経ち、開放的で、情熱的なセレストと結婚し、最初の子供を得たソブランは、
ザスに祝福してもらい、彼の庭の葡萄の苗木を受け取り、毎年同じ夜、同じ場所で会う約束をする―。
そして…―、 

夜の闇から希望のように現れ、ソブランに兄のように苦言も呈し導くザスが、
彼の守護天使であると、観客も疑いを持ちません。
しかし、幸運のみを天使に求めるソブラン。
ザスはソブランに全てを与えようとしているのだと、その時観客は知っている。。。

貧しさから父の臨終に立ち会えなかったことも、夫婦の愛で乗り越えて、
最初の1815年のヴィンテージとなるワインをザスに認めてもらい、
やがて、ヴリー伯爵も注目し、彼からワイナリーを引き継いだオーロラと信頼関係を結んでいくのだけれど、、、

子供を襲った不幸な病気も、
天使がついていながら、なぜなんだというソブランの悲しみ。
その後も自然の厳しさに泣き笑い、ソブランとオーロラは不足を補うように、求め、与え合い、
いつしか時は流れ、、、
ついにザスはある決心をする――。

悲しみに突き落とされ、苦しみを味わい、喜びに歓喜し―、
ソブランのワインは芳醇な彼の人生の味になる。―


ワイン造りに挑み続けた男に訪れた幾つもの出会い。
それは様々な形の愛との出会いであり、彼の人生の喜怒哀楽に深い味わいをもたらし彩るものでした。
静かにほろ苦いワインの余韻のような後味の、心に残る作品でした。
ザスの決心。あなたはどう受け取るでしょうか

      
観終わった時に無性にワインが飲みたくなります。
そして、きっとその時、ワインの香りと味わいに秘められた遠いその故郷の葡萄畑を思うでしょう。
コメント (6)
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