原題 SON OF RAMBOW
製作年度 2007年
製作国・地域 イギリス/フランス
上映時間 94分 映倫 PG12
監督/脚本 ガース・ジェニングス
出演 ビル・ミルナー/ウィル・ポールター/ジェシカ・スティーヴンソン/ニール・ダッジェオン/ジュール・シトリュク/エド・ウェストウィック
『銀河ヒッチハイク・ガイド』のガース・ジェニングス監督が自身の少年時代をベースに、現在は映画監督となった夢の出発点やモノ作りの喜びの原点を、舞台となった1980年代へのオマージュたっぷりに描き出す。
1982年のイギリス。郊外の町に暮らす少年ウィルは、父親のいない家庭に育った小学5年生。家族が戒律の厳しい教会に属しているため、テレビや映画はおろか、ほとんどすべての娯楽を禁じられる窮屈な日々。それでも持ち前の豊かな想像力で健気に生きていくウィル。そんなある日、ひょんなことから学校きっての悪ガキ、リー・カーターと知り合う。そして、彼の自宅で生まれて初めての映画「ランボー」を観て、強い衝撃を受ける。すっかりランボーに夢中のウィルは、リーが兄のビデオカメラで作ろうとしていた自主映画に参加、自ら“ランボーの息子”になりきって主演するのだが…。
コチラは予告を何度か観て、気になっていた作品。
公開間もなく観ていましたが、ちょっと忙しくなり、感想が遅くなりました。(最近、トシのせいか、ホントに睡魔に勝てません)
予告では時代背景は解らなかったものの、予想通り、少年二人の友情を描いた素敵な作品でした
気弱な少年・ウィル役の子役は、フレディ・ハイモア君に似ていて、ちょっと「スパイダーウィックの謎」を思い出しましたが、
コチラのビルくんは本作が映画初出演にしていきなりの主役、活き活きと堂々の演技です
そして、ビル君とは正反対の粗暴で、自立した少年リー役のウィルくんもまた全く演技経験がナイという、ちょっと信じがたいナイスな演技でした
息苦しいほどの厳しい戒律の中に、見つけたウィルの一人遊び。
ひっそりとそれを楽しみに生きていた彼の窮屈で退屈な日常が、
同じ時間、教室を出されたリーに出会ったことで激変する。
リーは留守がちな母親の代わりに、同居している兄の朝食を作るなど、一見すると虐げられているような生活の中に、
どうしても実現したい夢を持っていて、
ある日出会ったお人よしのウィルの性格につけ込んで自作映画のスタントにしようとする。
ところが悪ガキのリーが脅してやらせるつもりのスタントを、臆病なウィルはノリノリで演じるという。
初めてリーの家で「ランボー」を観たウィルはランボウの(笑)とりこになってしまっていたのだ!
この時のウィルの脳内をアニメを合成させて見せるのが可愛い♪
正反対の二人だけれど、父親がいない家庭というのも、想像力があるのも共通しているし、
二人がアイデアを出し合って映画作りをしていく様子は微笑ましく、楽しい。
けれど、勢いあまって彼らの映画作りが学校の人気者集団に知られる事件がきっかけで、
リーとウィルの友情に一気にひびが入る。。。
子供時代の大親友―。
何物にも変えがたいその友達を、こどもって簡単に傷つけてしまう。
この作品のいいところは、殆どの子供の日常の喜怒哀楽に大人の影があっても介入がないこと。
子供たちのぶつかり合いも全て子供の日常、子供時間の中で描かれていること。
こどもの長い一日の時間は、ウィルの持ち歩く目覚ましで知らせるとかも効いているし、
5年生の二人にしてみたら、6年生なんて凄く大人に見えたもの。「6年生の娯楽室」は笑ったけど
こんな可愛いストーリーで泣かされるとは思わなかったけど、終盤一度ホロリときて、
最後、ぼろぼろと涙がぁ・・・・
PG12なんですけど、、丁度その世代に親子で観て欲しいのになー
あ、そうそう、音楽もDURAN DURANとかBLONDIEとかで、楽しいです~
製作年度 2007年
製作国・地域 イギリス/フランス
上映時間 94分 映倫 PG12
監督/脚本 ガース・ジェニングス
出演 ビル・ミルナー/ウィル・ポールター/ジェシカ・スティーヴンソン/ニール・ダッジェオン/ジュール・シトリュク/エド・ウェストウィック
『銀河ヒッチハイク・ガイド』のガース・ジェニングス監督が自身の少年時代をベースに、現在は映画監督となった夢の出発点やモノ作りの喜びの原点を、舞台となった1980年代へのオマージュたっぷりに描き出す。
1982年のイギリス。郊外の町に暮らす少年ウィルは、父親のいない家庭に育った小学5年生。家族が戒律の厳しい教会に属しているため、テレビや映画はおろか、ほとんどすべての娯楽を禁じられる窮屈な日々。それでも持ち前の豊かな想像力で健気に生きていくウィル。そんなある日、ひょんなことから学校きっての悪ガキ、リー・カーターと知り合う。そして、彼の自宅で生まれて初めての映画「ランボー」を観て、強い衝撃を受ける。すっかりランボーに夢中のウィルは、リーが兄のビデオカメラで作ろうとしていた自主映画に参加、自ら“ランボーの息子”になりきって主演するのだが…。
コチラは予告を何度か観て、気になっていた作品。
公開間もなく観ていましたが、ちょっと忙しくなり、感想が遅くなりました。(最近、トシのせいか、ホントに睡魔に勝てません)
予告では時代背景は解らなかったものの、予想通り、少年二人の友情を描いた素敵な作品でした
気弱な少年・ウィル役の子役は、フレディ・ハイモア君に似ていて、ちょっと「スパイダーウィックの謎」を思い出しましたが、
コチラのビルくんは本作が映画初出演にしていきなりの主役、活き活きと堂々の演技です
そして、ビル君とは正反対の粗暴で、自立した少年リー役のウィルくんもまた全く演技経験がナイという、ちょっと信じがたいナイスな演技でした
息苦しいほどの厳しい戒律の中に、見つけたウィルの一人遊び。
ひっそりとそれを楽しみに生きていた彼の窮屈で退屈な日常が、
同じ時間、教室を出されたリーに出会ったことで激変する。
リーは留守がちな母親の代わりに、同居している兄の朝食を作るなど、一見すると虐げられているような生活の中に、
どうしても実現したい夢を持っていて、
ある日出会ったお人よしのウィルの性格につけ込んで自作映画のスタントにしようとする。
ところが悪ガキのリーが脅してやらせるつもりのスタントを、臆病なウィルはノリノリで演じるという。
初めてリーの家で「ランボー」を観たウィルはランボウの(笑)とりこになってしまっていたのだ!
この時のウィルの脳内をアニメを合成させて見せるのが可愛い♪
正反対の二人だけれど、父親がいない家庭というのも、想像力があるのも共通しているし、
二人がアイデアを出し合って映画作りをしていく様子は微笑ましく、楽しい。
けれど、勢いあまって彼らの映画作りが学校の人気者集団に知られる事件がきっかけで、
リーとウィルの友情に一気にひびが入る。。。
子供時代の大親友―。
何物にも変えがたいその友達を、こどもって簡単に傷つけてしまう。
この作品のいいところは、殆どの子供の日常の喜怒哀楽に大人の影があっても介入がないこと。
子供たちのぶつかり合いも全て子供の日常、子供時間の中で描かれていること。
こどもの長い一日の時間は、ウィルの持ち歩く目覚ましで知らせるとかも効いているし、
5年生の二人にしてみたら、6年生なんて凄く大人に見えたもの。「6年生の娯楽室」は笑ったけど
こんな可愛いストーリーで泣かされるとは思わなかったけど、終盤一度ホロリときて、
最後、ぼろぼろと涙がぁ・・・・
PG12なんですけど、、丁度その世代に親子で観て欲しいのになー
あ、そうそう、音楽もDURAN DURANとかBLONDIEとかで、楽しいです~