to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

セカンドバージン

2010-11-13 23:38:44 | TV dorama
2010年10月12日~12月14日 [連続10回]
毎週火曜日 総合 午後10:00~10:48
毎週金曜日 BShi 午後6:00~6:48

作 大石静
音楽 梅林茂
主題歌「あなただけが」倖田來未
出演 鈴木京香/深田恭子/長谷川博己/YOU/石田太郎/朝加真由美/田丸麻紀/布施明/段田安則/草笛光子

第5話「愚かな女」8.3%
るい(鈴木京香)と行(長谷川博己)は、「妊娠した」と言う万理江(深田恭子)のことばに衝撃を受ける。るいは“行との関係を終わりにしよう”と決め連絡を絶つが、行は、るいを追い続ける。数日後、万理江の妊娠は、間違いであったことがわかるが…。一方、新海社では社長・向井(段田安則)の長年の夢であった株式上場が実現しようとしていた。しかし突然、秀月(草笛光子)が「自分の作品をすべて引き上げる」と通告してくる。

簡易検査薬を無邪気に(を、装って)街中でるいに見せびらかす万里江。
妊娠しちゃったので、ペットシッターの断りの電話を入れる傍から出血。
医者にはきっぱり妊娠ではないといわれるものの、その後も妊娠している振りを続ける行の妻・・。

「家を出ると言っていたのに、結局あなたは出ていない」
「(私は)欲しいものが一つぐらい無くなっても生きていける。」「無駄な時間だったわ」
とか、腹立ち紛れのるいの言葉は、かなり一方的で八つ当たり気味。まるで部下の失態を責める上司のようなるい―。

「僕だって、一生懸命やってるよっ!」
といいながら、実際何もやっていないし、あ~んとお口にチーズを入れてもらう行は、
「実家がお金持ちだし、見た目もいいから」結婚しちゃった、愛というのが結婚に含まれて居なかった男というのを象徴している。
包丁が出てこなくとも、頭がいいはずの彼より、万理江の方が先を読んでいる感じで、
るいに対しても、万理江に対しても何も行動を取れていないし、
やっぱりどうしてもこの男、魅力があるとは思えない描き方。

メインになる3人もこんな風に、結構自己中心。
何処にも惹かれないので困っています
           

今回は新海社が株式上場をしようとしたタイミングで、頼みの綱の大御所センセイが難癖をつけて作品を全て引き上げるといい、
るいは進退問題も念頭に居留守を使われ門前で粘るが、当のセンセイは何事か画策。
センセイ「秋夫ちゃん」なんて書いてるし、
この著作引き上げの狙いは案外るいかもしれないけど、
ここで仕事を挽回すべく、るいは秋夫の誘いに乗るのでしょうか~。ぅ~~~ん。
もう、セカンドバージンでもないしね(笑)
                 
先日も書いたように、この設定17歳年下のエリートに追いかけられる40代のキャリアウーマン。というのは
1年前にフジで放送された「40女と90日間で結婚する方法」のパク○なんだろうけれど、
そのわずか1時間50分ほどのドラマの方が、ちゃんと40女のキャラが立ってるし、
コメディなんだけど、ムネキュンもある。
だって、恋する人の可笑しさと、恋されるに値するっていうか、彼が彼女に惹きつけられたエピソードがちゃんと納得できるものだったから。

つまり、やっぱり肝心要の人物像が、こちらのメインの3人(の役)は魅力が無い。
それは役者のせいではないと思う。というより、
役者のイメージや演技力に頼りすぎの脚本という気がする。


来週から、恭子ちゃん演じる万理江がいよいよ壊れていくんでしょうかね~。
恭子ちゃんの演技、凄いです~。
もう、ストーリーはどうでもいいので(笑)恭子ちゃんの演技だけ、追っていきたいです。