to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

大切なことはすべて君が教えてくれた 

2011-02-08 23:56:22 | TV dorama
            
結婚を約束した2人の教師。ところが、男性教師は女子生徒と関係を持ってしまう。男性教師は自分の罪をどう償うのか。“試される愛”をスリリングに描き出す。
教師と生徒の愛というテーマを象徴的に取り上げ、主人公たちは生徒からの「私たちは大人を信じていいのか?未来を信じていいのか?」という問いかけに徹底して向き合っていくという。
月曜 21:00~21:54
脚本 安達奈緒子
演出 西浦正記/葉山裕記
音楽 林ゆうき
演出 葉山裕樹
主題歌 EXIT/ポルノグラフィティ
出演 戸田恵梨香/三浦春馬/武井咲/篠田麻里子/内田有紀/西村雅彦/風間杜夫

第4話 暴露 11.0%
教頭の鶴岡(風間杜夫)から、ひかり(武井咲)が家に戻っていないと聞いた修二(三浦春馬)は、あの夜、自分と出会ったバーにいるのではないかと思い、駆けつける。いきなり修二が現れたことに驚くが、本当の君に会いたかったから来た、という修二の言葉を聞いて涙を流す。修二が来てくれただけで十分だと思ったひかりは、あの夜のことはなかったことにする、と言って微笑んだ。ひかりを家まで送り届けた修二は、携帯電話に夏実(戸田恵梨香)からの着信が数十件もあったことに驚く。夏実の元へと急いだ修二は、ひかりと会っていたことを打ち明けた。すると夏実は、あの子の話なんか聞きたくないと激しく取り乱す。
あくる日バスケ部の練習を終えたひかりは、修二のことが大事だからあの夜のことはなかったことにする、と夏実に告げる。その夜、友人たちからのお祝いのメッセージを読んでいるうちに堪え切れなくなった夏実は、修二とは目も合わせられず聞きたいことがあっても聞けない、と言い出す。さやかから理由を聞かれた夏実は、修二が生徒と関係を持ったことを告白する。
 そして、修二に大きなピンチが訪れる…。


ふたりのこれからを話したかった夜に、修二はひかりを優先した―。
順調な時なら、教師として当然と受け止められたであろう事も、不安と嫉妬で数十回も電話をしてしまう夏実。
ソレなのに、いきさつを説明しないで、「今までの彼女とちがうんだ」は、
ひかりを擁護していると取られても仕方がない修二。
彼女が感情的になっていた時こそ、ちゃんと説明して安心させてやって欲しかったな~。

ひかりも、夏実に対してあんなに挑発していたくせに、柏木先生のこと大事だから、なかったことにするんです。「だから、安心して」・・じゃなくてさ
まず「ごめんなさい」と、今までの態度をあやまって欲しかったな。
ここでもひかりがまず自分の柏木へのキモチを夏実に対して宣言しただけ。
このふたりに翻弄される夏実が哀れにみえた今回。

病気の上に、姉を亡くし、おまけに父が出て行ったから、、、そしたら何をしても許されるの?(まだ、あの夜の真相は不明だけど)

で、ひかりはなにもなかった頃の自分に戻って、素直で良い子になったとたん、
学校に乗り込んできた看護士を止めようと携帯をおいて飛び出し、、男子生徒があの写真をみつけ
騒然とする教室。。。
生徒の前に深々と頭を下げる修二。

今回は、言わばこのドラマの最初のヤマだったはずなのに、
クラスの生徒と修二が描かれただけで、
職員室のシーンも頭を下げる修二――で、凄い手抜き感!
それだけで済むの~?!

で、ひかりの看護士までが修二を呼び出し「あなたが教師だから許せない」とか「祝福したいと思っていた」とか、
なにさまっ!?なセリフ。
この看護士のEPはなんだか凄く要らない感じ。明らかに余計。でも引っ張りそうな含みもあったけど。

肝心な、晒されるふたり。
試されるふたり。
を、ちゃんと描いて欲しいよ。それなくして「大切なことを教えてくれた」とはならないと思う。
ひかりは何もなかった前の自分に。.....
夏実は、何事もなかったこれまでの自分に疑問を持ち始める。
好きな男に対しては、少し弱い女でいたい。ーは、よく解るけど、
男の、好きな女への絶対の信頼って、何?........な修二の態度。

結局、あの夜のことはまた小出し。
あんまり引っ張りすぎると、却って白けるようなあの夜の真相ってことになりそう。。。
含みを持たせる枝葉が多すぎなんですけど、
ん~~ん。もぅ、、この3人に絞って、丁寧に描いていって欲しいです。

ディープエンド・オブ・オーシャン

2011-02-08 01:38:16 | the cinema (タ行)
原題 THE DEEP END OF THE OCEAN
製作年度 1999年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 108分
原作 ジャクリン・ミチャード
脚本 スティーヴン・シフ
監督 ウール・グロスバード
出演 ミシェル・ファイファー/トリート・ウィリアムズ/ウーピー・ゴールドバーグ/ジョナサン・ジャクソン/コリー・バック/ライアン・メリマン

先日TV放送されたものをなんとなく録画しておいて大正解。
108分という時間の中に、女性としても、母としても、かつて兄弟のいた子供としても、、
胸に迫るドラマになっていました。とても良かったです♪
1988年、ウィスコシンシン州マディソン。写真家のベス(ミシェル・ファイファー)はレストランの支配人の夫パット(トリート・ウィリアムス)に見送られ、7歳のヴィンセントと3歳のベン、赤ん坊のケリーを連れて高校の同窓会に出席。ところが、少し目を離したすきにベンが姿を消し、警察の捜査もむなしく、ベンは発見されなかった
9年後。シカゴで暮らすようになった一家の前に芝刈りのバイトの少年サム(ライアン・メリマン)が訪れる。なんと彼は12歳になったベンのモンタージュ写真とそっくりだった。


オープニングの、ハイテンションなべスと、気遣いを見せる優しい夫に対して、
子供たちは親の付き合いでの旅行に乗り気ではない。
7歳のヴィンセントは父親とともに残りたがっていた・・・
が、それでも急かされるままかくれんぼ中の弟を探し出し、無邪気な弟を抱き上げる―。

ベスの異常なまでのテンションの高さに、仕事を持ちながら育児をこなす主婦の現実逃避みたいなものを感じたのは
私だけだろうか。
とにかく、心ココに在らずという浮かれた気分のベスのテンションは現地に着いても下がることはなく、
正直、子供は見えていなかった勢い。

混雑する同窓会の受付をベスが一人で済ませる、そのわずかな間に、3歳のベンはいなくなり、
7歳のヴィンセントはひとりでいた。。。。

そして捜査が始まり、ベスは――

ここまでで十分過ぎるほどミシェル・ファイファーのベスは、
やっぱり気持ちエキセントリックな女性というキャラで、コメカミに青筋たてての熱演。
落ち着きのない主婦の姿を印象付けています。

ベスは深い喪失感を胸に、もう、、テンションの上がることはない生活に、家族もどこか寒々しい。
それでもなんとか生きて、9年後―。この一家は引越し、
そこでサムに遭い、
やがて新たな試練を突きつけられることになります。
そしてここからが本題なのですが、ここまでもミステリアスだったし、あまり余計な情報は持たずに、
このどこにでもいる欠点もある、普通の夫婦の苦悩する姿に、いろんな想いを馳せながら、
見守るのがいいと思います。

完璧な女なんていない。完璧な夫もいない。だけど――
親になったら、子供の目をみるのが自分の都合だけであってはいけない。
短い導入部に、ちゃんとこの家族の今が描けているから、特に感情移入しなくても、
その後に続く展開に興味を持って見守っていけるのではないかと思います。

ウォーク・ザ・ライン~君につづく道」は残されたのは弟でした。
あの空をおぼえてる」では兄が残ってしまいました。
つぐない」でウソをついたのは思春期の妹。と、
いろんな作品の家族が脳裏を過ぎる作品でした

幼少期の子役2人も可愛かったですが、
少年期を演じたヴィンセント役ジョナサン・ジャクソンが印象に残りました。
繊細で陰のある表情は、ジェームズ・ディーンやジェーム・ズフランコを若くしたようでもあり、
「ライディング・ザ・ブレット」(未見)で主役を演じて以降スクリーンから遠ざかっているのは残念です。

個人的には突っ込みどころもいくつかありましたが、
べスとプリス刑事の絡みはちょっとわざとらしい感じで、そこよりもっと、ぎこちない家族の数週間を描いて欲しかったところですが、
普通の暮らしの中にある"魔の時間"その一瞬の重みを感じると共に、
それを意味のあるものにしていく、兄弟のラストが良かったです