純白の野心は、
やがて漆黒の狂気に変わる…
原題 BLACK SWAN
製作年度 2010年
上映時間 108分
脚本 マーク・ヘイマン/アンドレス・ハインツ/ジョン・マクラフリン
監督 ダーレン・アロノフスキー
音楽 クリント・マンセル
出演 ナタリー・ポートマン/ヴァンサン・カッセル/ミラ・クニス/バーバラ・ハーシー/ウィノナ・ライダー
ニューヨーク・シティ・バレエ団に所属するバレリーナ、ニナ(ナタリー・ポートマン)は、踊りは完ぺきで優等生のような女性。芸術監督のトーマス(ヴァンサン・カッセル)は、花形のベス(ウィノナ・ライダー)を降板させ、新しい振り付けで新シーズンの「白鳥の湖」公演を行うことを決定する。そしてニナが次のプリマ・バレリーナに抜てきされるが、気品あふれる白鳥は心配ないものの、狡猾(こうかつ)で官能的な黒鳥を演じることに不安があり……。
地元のシネコンのサービスデイだったので、なんだか複雑な気分で行ってきました。
本当は、明るい気分で帰れそうな『ジュリエットからの手紙』を観たかったのですが、上映がなく、
多分重苦しいだろうなぁ・・・でも、ナタポーだし~と(笑)
コレは予告で感じた通りのストーリー展開。
予告からほぼ推測される、そのまんまの内容です。
ナタリーの熱演、好演も予想通り。
予想できなかったのはラスト、だけでした。が、それも直前には予想できるかな。
で、
予想を超えたのは、、、センパイの行為。。。
大きな成功を前に、
ただその夢を叶えるために、文字通り血の滲むような練習の日々を送ってきたのに、
彼女はその臆病な性格から、開放的で官能的な黒鳥の表現の前になす術を知らなかった。
繊細で純粋な白鳥は問題ない。しかし黒鳥の魔力をも備えなければ!
努力と才能と少しの勇気で掴み取った最大のチャンスを前に、
プレッシャーに押し潰されそうな彼女の前に現れるのは?
追い詰められていくニナの最大の敵は何なのか?
いや・・・そもそも追い詰めているのは誰なのか?
大きなチャンスを掴んでも、成功が約束されたわけじゃない。
そのカードを手にした時から、新たな試練が待ち受けていたのだけれど―。
痛々しくもむき出しになる、ニナの人生の忘れ物.......。
完璧に挑み続けるということ..........
土曜日と言うことでカップルだらけでしたが、
官能的なシーンもかなりあるし、痛いシーンも凄いです。
なので、巷の評判がいいからと言ってもデートムービーとしては、不向きかも知れません。
ナタリー・ポートマンの繊細で可憐なニナが壊れていく様は、観客をも巻き込んでいく迫力。
抑圧からの開放を求めて、表現者としての苦しみに満ちたプリマの葛藤が描かれています。
なので観終わった後はどっと疲れを感じる作品でした。
やがて漆黒の狂気に変わる…
原題 BLACK SWAN
製作年度 2010年
上映時間 108分
脚本 マーク・ヘイマン/アンドレス・ハインツ/ジョン・マクラフリン
監督 ダーレン・アロノフスキー
音楽 クリント・マンセル
出演 ナタリー・ポートマン/ヴァンサン・カッセル/ミラ・クニス/バーバラ・ハーシー/ウィノナ・ライダー

地元のシネコンのサービスデイだったので、なんだか複雑な気分で行ってきました。
本当は、明るい気分で帰れそうな『ジュリエットからの手紙』を観たかったのですが、上映がなく、
多分重苦しいだろうなぁ・・・でも、ナタポーだし~と(笑)
コレは予告で感じた通りのストーリー展開。
予告からほぼ推測される、そのまんまの内容です。
ナタリーの熱演、好演も予想通り。
予想できなかったのはラスト、だけでした。が、それも直前には予想できるかな。
で、
予想を超えたのは、、、センパイの行為。。。
大きな成功を前に、
ただその夢を叶えるために、文字通り血の滲むような練習の日々を送ってきたのに、
彼女はその臆病な性格から、開放的で官能的な黒鳥の表現の前になす術を知らなかった。
繊細で純粋な白鳥は問題ない。しかし黒鳥の魔力をも備えなければ!
努力と才能と少しの勇気で掴み取った最大のチャンスを前に、
プレッシャーに押し潰されそうな彼女の前に現れるのは?
追い詰められていくニナの最大の敵は何なのか?
いや・・・そもそも追い詰めているのは誰なのか?
大きなチャンスを掴んでも、成功が約束されたわけじゃない。
そのカードを手にした時から、新たな試練が待ち受けていたのだけれど―。
痛々しくもむき出しになる、ニナの人生の忘れ物.......。
完璧に挑み続けるということ..........

土曜日と言うことでカップルだらけでしたが、
官能的なシーンもかなりあるし、痛いシーンも凄いです。
なので、巷の評判がいいからと言ってもデートムービーとしては、不向きかも知れません。
ナタリー・ポートマンの繊細で可憐なニナが壊れていく様は、観客をも巻き込んでいく迫力。
抑圧からの開放を求めて、表現者としての苦しみに満ちたプリマの葛藤が描かれています。
なので観終わった後はどっと疲れを感じる作品でした。