インドの風がささやいた。
やりたいように、やればいい。
製作年度 2011年
原題 THE BEST EXOTIC MARIGOLD HOTEL
製作国・地域 イギリス/アメリカ/アラブ首長国連邦
上映時間 124分
原作 デボラ・モガー『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(早川書房刊)
脚本 オル・パーカー
監督 ジョン・マッデン
音楽 トーマス・ニューマン
出演 ジュディ・デンチ/ビル・ナイ/ペネロープ・ウィルトン/デヴ・パテル/セリア・イムリー/ロナルド・ピックアップ/トム・ウィルキンソン/マギー・スミス
「マリーゴールド・ホテルで、穏やかで心地良い日々を-」という宣伝に魅力を感じ、イギリスからインドに移住してきたシニア世代の男女7人。夫を亡くしたイヴリン(ジュディ・デンチ)をはじめ、それぞれに事情を抱える彼らを待ち受けていたのは、おんぼろホテルと異文化の洗礼だった。そんな周りの様子を尻目にイヴリンは、街に繰り出しほどなく仕事を見つけ……。
亡夫の残した負債を返済するため家を売り払い、インドでの一人暮らしを決意したイヴリン、
退職後、国内に家を買うつもりが予算の都合でインドを選んだ夫婦ダグラスとジーン
ミユリエルは股関節手術が、英国は半年待ちだがインドは格安・迅速だというので渋々やってきた
独り者のノーマンは、異国での最後のロマンスを求め、
結婚と離婚を繰り返していたマッジは、孫達と別れ富豪の夫を探すために、
突然判事を辞めたグレアムは、かつてこの地に住んでいた大切な人に会う為に・・・
そもそもの、インド移住の動機の時点での想いの強さが、
到着後の彼らの行動とともに、人生をも左右することへと繋がるのだが、、、
将来は“高級ホテルになる予定”という廃墟同然のボロ・ホテル。
彼らを待っていた、やる気だけは人一倍の若き支配人ソニーのいくらでも出てくる前向き弁明。
シャワーも電話も故障。いつの間にか鳥のホテルと化した部屋にドアのない部屋。
7人の夢を打ち砕く、優雅な生活とは程遠い現実―。でも、
ソニーの言うように“最後には万事めでたし”も説得力はないが・・―
しかし、ボロホテルに籠っていても楽しくない。
先頭を切ってイヴリンは、
老いと決意と、初めての冒険をブログに綴っていく。
差別意識の顕著なミユリエルは、世話を焼いてくれる身分の低い食事係の女性の心遣いに、
かつての自分を思い出し、希望を取り戻していき・・・
明るく前向きなソニーも、ボロホテルの資金集めに駆けずり回りながらも
自分もある問題を抱えていたが、ある日、その問題が到着。
7人の先行きに大きく影響する事態となるが・・?
ジャイプール行きの飛行機が突然キャンセルされ、バスとトゥクトゥク(三輪車タクシー)を乗り継いで
埃っぽく、喧噪と色彩に満ちたインドの街に飲み込まれていく序盤から、
もう、8人目のメンバーとなり(笑)逞しくも我儘な、彼らの隣にいました。
異文化に衝撃を受け、時に弱気になり、恥じ入りながらも、
若者のように、うじうじと迷い、だらだらと過ごす時間は彼らにはないの。
決断したら一歩を踏み出すのに迷いはない。残り時間はそう長くないのだから。
ちょこっとユーモアを交えながらも、そこで生きる人たちと触れ合い、影響しあい
これまでの彼らの人生、掴み取ったこれからの人生を描いた素敵な作品でした
それにしてもゆるくない。シゲキに満ちた音楽とカメラワークがインドの息遣いを伝えていて、
ロケーションも良かった
これは、早々に続編制作が決定していて、大好きなヘレン・ミレンやコリン・ファースの名が挙がっているとか♪
非常に楽しみです
ホテルはまだボロのままで~、
マギーが奮闘する様子とか、
ジュディとビル・ナイの交流とか描いてくれると期待(笑)
何かとあるインドですが、やっぱりエネルギーを感じさせてくれますよね~
いろんな切り口でできそうですね。
うん、若者よりも、思い切った行動ができるのも老人ならではかなあ、なるほど。
マギー・スミスの変身ぶりと、ビル・ナイのダンディぶりがよかったです。普通のおっさんも似合ってた。
昨今は、若い女性にとっては恐ろしいニュースが強烈な印象のインドですが、
これが英国発、しかもシニアの思い描く第2の人生の舞台、というところが歴史を感じさせます。
ホントに、ヘレン・ミレンが出演してくれると嬉しいです~
将来この映画を思い出してお手本に・・・なんて思う日が来るかもしれませんね(笑)
ジュデ&マギーにヘレンも参戦??それは凄い!!
たしかこれ、公開初日のお昼の回だったのかなあ~。
思ったより混んでなかったよ、シャンテじゃなかったけど。
虫とかホコリとか、水とか(笑)色々ときになって、
そういう意味でも行った気になってました~、ってか連れて行かれてました~(笑)
寄り添える部分もあるし、無責任に楽しい部分もあって、
バランスのいい作品でしたよね~
続編は決定し、それにヘレン・ミレンやコリン・ファースが名乗りをあげている、という段階。
この続編には今回の5人は外せないですよね~
この作品を気に入った名だたる俳優が、続編への出演を熱望という記事でした
決定すればいいですよね~。
でも、コリン・ファースってたしかまだ50代始めですよね??いいのかしら~(笑)
シャンテかな?すごく混んでいなかった?
公開2週間後に行きましたが、完売になってる回が
ありました(^_^;)
豪華なキャストでインドのロケーションも良くて、楽しめましたよね(^_-)-☆
続編できるの?このメンバーに、ヘレン・ミレンやコリン・ファースがプラスって言うのでなくて、まったく別のメンバーでできるのかな?
できたら、今回のメンバーにその二人がプラスだったら、嬉しいなあ♪
この映画、続編ができるのですか!?
ヘレン・ミレンやコリン・ファース出演なのですね。
いやぁ~、楽しみです!
たぶん、解き放たれた本来の姿だったのかも
ミュリエルの潔癖さは人種差別意識からでしたが、
悲しいことに私はハエとか水とか、衛生面が気になって
どうしてもインドは無理そう
sabunoriさん、行かれたら是非、白亜のタージ・マハルレポをお願いしたデス~
タージマハル
ダグラスはイヴリンと一緒にいるときには魅力的なのに奥さんといるときには全く魅力を感じなかったのが不思議だったり面白かったり。
サニーの若さと7人の大人の落ち着きのコントラストも面白かったです。
続編、早く観たいわー。
私がインドを訪れるのとどっちが先かしら??
これはこのナイスなキャストで、半分以上成功してると思う
てか、オリブリたんよりコレ、ワタシ☆一つ多いよ
続編執筆中らしいけど、
早く作んないと、みんな暑いインドでの撮影は酷な年齢だよね~
楽しみだわん
もう少し笑えてホロリとしたかったんだけど、同じく、すっかり彼らの傍らにいたわ(笑)
シニアと言っても、今のご老人は元気いっぱいな人たちが多いもの。
今年の4月から(?)65歳まで雇用が伸びるらしいけど、新しい1歩を踏み出しやすい社会はより必要になるでしょうね。
マギー・スミスが良かったわ~!