to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

Mr.ノーバディ

2021-06-27 10:42:49 | the cinema (マ・ヤ行)

原題 Nobody
2020年製作/アメリカ
上映時間 92分/PG12
脚本 デレク・コルスタッド
監督 イリヤ・ナイシュラー
音楽 デヴィッド・バックリー
ボブ・オデンカーク/コニー・ニールセン/RZA/アレクセイ・セレブリャコフ/クリストファー・ロイド
郊外にある自宅と職場の金型工場を路線バスで往復するだけの単調な毎日を送っているハッチは、地味な見た目で目立った特徴もなく、仕事は過小評価され、家庭では妻に距離を置かれて息子から尊敬されることもない。世間から見ればどこにでもいる、ごく普通の男だった。そんなハッチの家にある日、強盗が押し入る。暴力を恐れたハッチは反撃することもできず、そのことで家族からさらに失望されてしまう。あまりの理不尽さに怒りが沸々とわいていくハッチは、路線バスで出会ったチンピラたちの挑発が引き金となり、ついに堪忍袋の緒が切れる。

公開後直ぐに鑑賞したので、かなり時間が経ってしまいましたが、
めちゃくちゃ面白かったです

平和で安全な家庭を意識するあまり(?)退屈なオヤジとなってしまい、
妻や息子からは侮られ、職場でも義弟にバカにされるハッチの日常を変えたものは、
ある日押し入った強盗。ヤツらは娘の大事な猫ちゃんのモノまで盗ったのか❓❕
(妻や息子には距離を置かれても、あどけない娘は彼に懐いてる!)許せん!!

しかし、まだこの時は沸点には達していなかったのに、
運悪く彼の愛用する市バスで出会ったチンピラによって、ついにキレてしまう事態に✝
家族にも世間にもナメられていた中年オヤジが、ワケありのベールを脱ぎ逆襲に転じていく

とにかくアクションシーンが最高~!
華麗というより、痛さの伝わる泥臭いアクションのオンパレード。
オデンカークは強いけど、久々のクリストファー・ロイドもチャーミングでカッコイイ
ハッチにベッドで枕の壁で遠ざける妻(笑)は、ワンダーウーマンの母、ヒッポリタ女王👑
最初は全く気付きませんでした


スピーディーで爽快なアクション映画なのに、どこか昭和ちっくな感じがしたのは、
'60~のヒット曲で埋め尽くされたせい?
そう!音楽がまた良かったわ👌

オープニング曲はニーナ・シモン(Nina simone)の「悲しき願い」
こんな曲もこの素晴らしき世界 ルイ・アームストロング
こんな曲もHeartbreaker - Pat Benatar
こんな曲もYou'll Never Walk Alone(ジェリー&ザ・ペースメイカーズ)
エンドロール曲は「Let The Good Times Roll & Feel So Good」(バニー・シグラー)

You'll Never Walk Alone(ジェリー&ザ・ペースメイカーズ)
【東北太平洋沖地震 被災者の方へ】 you'll never walk alone PRAY FOR JAPAN


コロナ禍で、自粛生活の中で溜まったもやもやを払拭してくれる作品でした💮

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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60年代の音楽いいね! (ituka)
2021-06-27 18:55:55
挿入される音楽の使い方なんか主人公の耐える人生とシンクロしてて上手いな~でした。
奥さんもハッチの実力を目の当たりにしてから
表情が和らいて行きましたね。
これで初めて真の一家の大黒柱になったと思います。
にしても、奥さん綺麗な人だな~と思ったら
ワンダーウーマンの母でしたか~(どうりで)
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itukaさ~ん♪ (kira)
2021-06-30 06:39:46
おはようございます☆
昨年からの自粛生活のうっぷんを払ってくれるような
面白い作品でしたね~♪
そうそう👌
彼の家族の守り方より、弾けてしまった夫、父親の姿の方が
彼女たちの求めていただったのね^^;良かったヨカッタ(笑)
ワンダーウーマン母!最後の方で気づきました♪
返信する

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