to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

フリーター、家を買う。

2010-11-10 01:30:04 | TV dorama
フジ 火曜9時             
原作 有川浩「フリーター、家を買う。」(幻冬舎)
脚本 橋部敦子
演出 河野圭太
プロデュース 橋本芙美
出演 二宮和也/香里奈/井川遥/大友康平/坂口良子/竹中直人/浅野温子
バイト、就職活動、母・寿美子(浅野温子)の看病に奮闘!がんばれ誠治(二宮和也)!

第4話「お袋の、面倒みるのもう無理だ…」
寿美子(浅野温子)が隣人・西本(坂口良子)の嫌がらせに長年苦しんでいたことが判明した。引っ越しをすれば寿美子の病気も好転すると思った誠治(二宮)は“家を買う”という目標を掲げ、土木の仕事を続けながら再就職先を懸命に探す。が、寿美子の世話も1人でこなす誠治は心身ともに疲れ果て、就職活動にも支障を来していた。以前現場で起きた事故に責任を感じている真奈美(香里奈)は、誠治に作業をやめるよう言う。

「薬を飲んだかどうか解らない」
また別な日には「薬がないの」
「ハンドクリームが見あたらないの」

今まで家庭のことに無関心だった男の人が、急にこういう精神的な病気の家族を抱え、尚且つ体力的にキツイ仕事を続けていくとなると、
必ず看護する側が参ってしまう危険があると予測できるものの、
現実にはそれでもなんとか毎日をやっていかなければならないわけで―。

ゴミは出しても寿美子が苦しむだけなので、大悦土木に頼み込み社長の許可をもらうが、
薬の確認に休憩時間に戻り、仕事終わりで就職活動。
誠治の疲労は限界に近くなっていた時も、
父・誠一は誠治の目標 家を買うを鼻先で笑う。

そんなある日、隣家の息子を見かけた誠治が翌日彼の職場である弁護士事務所に訪ねると、
なんと彼は自分の母親の行為を暗に知っていたような発言をし、、
ついに今日は寿美子が虐めに合う原因が判る。
発端は引越し当時の親睦会での、誠一の無神経な「家賃5万円の買い上げ社宅」発言だった。

そんなことで?!
そんなことで、大のオトナが虐めや嫌がらせをするのだ。これもどうかと思うが、
ご近所付き合いに神経をすり減らせている亜矢子の言葉には説得力がある。「日本人は横並びが好きなの!」
原因は寿美子だと決め付けていた誠一に、姉弟が原因は親父だと詰め寄ると、
寿美子は「お父さんを責めないで」という・・・

その母の言葉に、自分の全ての努力が否定されたような気持ちになったのでしょうか、
誠治は思わず言ってしまうのですね、、「もう、オヤジや母さんに振り回されるのはうんざりだ。」と。
        
         
人生には避けて通れないことがある・・
最後だと思って頑張りたかった2次面接にも、結局行けなかった。
自分の掲げた目標は、お袋のためなのに。
そのお袋が自分の仕事の邪魔をする、、、、
行く気はなかったバイト先の飲み会で、堪えようもなく溢れ出る誠治の泪。
でも、もし、、本当にお袋が居なくなったら――
ニノの演技には心を突かれます。
誠治の犠牲に寿美子は気づかないながら、やはり甘えている自分をどこかで感じているのでしょうね。

今回、自分の失言で寿美子が長い間虐められ、うつになってしまった事を知った誠一が、
これからどういう風になるのか、寿美子から逃げることは出来ても、自分からは逃げられないですよね。
泣き疲れた後のような、誠治が母の手を取るんだけれど、
自分の本心で傷を負った誠治が可哀想で、今回も堪えきれませんでした。
まだ4話。暫くはこんな状態で誠治が頑張るしかないのか、だれかあの親父を何とかして欲しいです。
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40女と90日間で結婚する方法

2010-11-09 20:46:59 | TV dorama
                  
突然現れた17歳年下のイケメンサラリーマンからのプロポーズ
冗談?ゲーム?本気?40女に訪れるミステリアスな恋の物語。

演出 光野道夫(フジテレビジョン)
制作 フジテレビジョン
キャスト 市原隼人/飯島直子/宮地大介/高橋ひとみ/杉田かおる
高層マンションの2階に住む大庭琴音(飯島直子)はカリスマ美容師として活躍しつつも、
私生活は独身のアラフォー世代。彼氏もなく独り酒の日々。
そんな彼女の前に突然現れた大手広告代理店に勤める23歳のイケメン・サラリーマン早坂翔(市原隼人)。翔が琴音に「結婚を前提に付き合って」と告白する。
面識もないイケメンの若者がなぜアラフォーの女性にプロポーズ?
翔の狙いはいったいなんなのか?出会いと別れとサプライズが詰まったドリーム・ストーリーがスタートする・・・。


もともとはケイタイ向けのドラマで、昨年全12話で配信され、それをフジTVで編集し直して年末の深夜に放送されたもの。
多分テレビはつけていたと思うのだけど、ながら観だったのか、ちゃんと覚えていないので観てみました。ら、
イッチーの軽さと飯島さんの可愛さで、あっという間のカワイイラブコメになってました~

終業後のオフィスで翔が大庭琴音のプロフィールを検索。
琴音がカリスマ美容師であること、年齢は・・知られたくないらしい―。

その頃琴音は自分の誕生日を一緒に祝ってくれそうな知り合いにメールを送り続けていたのだけれど、
親友の主婦・ヨーコに一人酒でそれがコンビニで買ったいいちことスルメである事も言い当てられる始末。

間もなく予約無しで現れた電宝堂(爆)の社員だというイケメンの髪をカットすることになる琴音。
どうやら彼は琴音のタイプらしい。
が、謎めく彼のPCにはOK攻略スケジュール表が・・・(笑)
ナゼ?大庭琴音なのか?!
ナゼ?90日なのか?!



1話がほぼ10分ぐらいのミニドラマなので、テンポもよく観やすかったです。
何より40女の琴音の口から発せられるセリフに笑っちゃう。
「ぼくぼく詐欺のボクチャンかっての!」とか、自虐的なボヤキも可愛いし、
仕事帰りの冨士蕎麦で一人侘しいミニ丼定食を食べながら「早口で何言ってんだかワカンナイッ!」
にはバリバリ昭和世代には共感するところ(笑)

独特の言い回しの市原君も、久々のラブストーリーが、17歳お姉さまを相変わらず自信たっぷり目で追いかける、
ミステリアス坊ちゃんぷりも爽やかで似合ってました♪
私的には「ボックス!」以来の彼は今回リーマン役ですからね、スーツもばっちり決まってますが、
真っ直ぐ女性に向かって臆面もなく口説くし、キスシーンもあるのがなんか新鮮



策を練って近づいてきたけど、悪人臭はない翔のきっかけが最後まで謎なのも面白かった
好みの男に迫られて疑いながらも恋が女を可愛くしていく―、
ソファで足バタバタさせて喜びまくる様子や、
Tシャツの中身の己のボディを覗くアラフォーkarisumap kotone.
そんな彼女を受け止める親友ヨーコとのシーンに最後、目頭が熱くなっちゃう
この三人の会話が、テンポがよくて面白い♪
「キャメロン」じゃ昭和で平成には「アン・ハサウェイ」らしい(笑)
思いがけず楽しめたライトなラブコメでした~


40女と90日間で結婚する方法 予告編


17歳年の差の恋愛モノというと、現在放送中の恭子ちゃん出演のドラマもそうですよね~。
コチラは昨年放送されているところから、「セカバー」の大石さん、この作品を参考になさったんですねぇ。。
広告代理店→金融庁に、カリスマ美容師→出版業界の奇跡に変えてありますが。
最初は気がつかなかったけれど、もろパク○のシーンやセリフが多々あり、
女史の、私ならこう書くわ、みたいな感じを受けましたが、そのひとつ、

「なんでだよ...?」
「40女なりのプライドがあります。」
どう考えてもこちらの方が自然なセリフ(当たり前か、本家だもん)だし、説得力があります。

この爽やかなお伽噺にインスピレーションを得て、ドロドロ不倫にしてしまうのが大石流なんでしょうか、
やはりラブストーリーはメインの二人のキャラが魅力的じゃないと、と実感させてくれます。

市原君、飯島直子さんも良かったし、杉田かおるサンが凄くいい感じの親友役、良かったです~
早坂翔のいたずらっぽい独り言『40女と結婚生活を続けてゆく方法』ぜひ実現して欲しいです
イッチー、また恭子ちゃんと共演して欲しいなあ
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大輔くん『試合では緊張しないとダメでしょ』

2010-11-08 21:24:02 | Weblog
先日の中国杯。安藤さんのフリーの演技、凄かったですよね~。
なんだか余裕を持って後半のジャンプも跳んでいるような気がしました。
凄いスタミナですよね~、安心して観ていました。

ちょっと遅れましたが、日経
「フィギュアの世界」が更新されてました。

NHK杯のこと、後輩のこと、自身の気持ちを語っています。
あ、衣装のことも

さて大輔くんの次のステージ、
グランプリシリーズ第4戦アメリカ大会もう直ぐですね♪
楽しみにしたいです~
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今夜の堂本兄弟♪

2010-11-07 23:33:29 | Heart pink
フジ いつもの23時15分スタート
今夜は日付変わって1:25からのスタートなんですね~。遅~~っ
公式にも変更がされてなかったので、すっかり騙されちゃった


ゲストは倉木麻衣さん
セッションするのは Secret of my heart~FUTURE KISS
                            
先日の光一くんのDERO!
面白かったです♪
「管理人」是非なっていただきたいですが、、マスクはなしってことで(笑)

     
 今日の堂本の恭子ちゃんはまだ27歳♪
NHKドラマの撮影は11月初旬にはアップするとのことだったけど、
この時はまだ撮影中。。楽しい役ではないだけに疲れていたかもですね。
このドラマが終わったら、少しはお休みが取れるのかな?
重苦しい役が続いていたし、ちょっとオフがとれるといいな~
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泣きたいときに・・・

2010-11-06 23:50:23 | Weblog
観る作品。
いえ、
泣きたくなくても、直ぐに泣ける作品って、ありますか?

本当は市原君の別のドラマを観て、
その予告動画を貼ろうとしていたのに、ついついドラマ、ROOKIESの主題歌を聴いたら、
堪らなくなって、一気に1話から寝る間も惜しんで(笑)観てしまいました。

ここ数年に観たドラマの中では、
毎回はらはらぼろぼろと、簡単に涙が流れ(笑)
大泣きした後は妙に心が穏やかになって、不思議に爽やか
ものの数分で泣き虫の少女時代に戻れるドラマNO1かも知れません。
あなたにはそういう、どうしても泣ける作品、ってありますか?



以前ドラマの主題歌のMADは貼ったと思うので、今回は劇場版予告から~。


そんな訳で
昨日の深夜から今日1日、一気に観てしまい、今日予定していた押入れの大掃除、やれず、でした
明日がんばろう~
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約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語

2010-11-06 00:58:04 | the cinema (マ・ヤ行)
19世紀 ブルゴーニュ、
そこは天使が舞い降りる丘。

人生をワイン造りになぞらえた芳醇な愛の物語。

製作国 フランス/ニュージーランド
原作 エリザベス・ノックス
上映時間 126分 映倫 PG12
脚本 ニキ・カーロ/ ジョーン・シェッケル
監督 ニキ・カーロ
出演 ジェレミー・レニエ/ギャスパー・ウリエル/ヴェラ・ファーミガ/ケイシャ・キャッスル=ヒューズ/ヴァニア・ヴィレール

「クジラの島の少女」で注目を集めたニュージーランド出身の女性監督ニキ・カーロが、19世紀のフランス、ブルゴーニュ地方を舞台に描くワイン造りと人生をめぐるヒューマン・ラブストーリー。
最高のビンテージワインを造ることを夢見る農夫ソブラン(ジェレミー・レニエ)は、ある真夏の夜、天使のザス(ギャスパー・ウリエル)に出会う。さまざまなことを語り合った彼らは再会を誓い合い、1年後にその約束を果たす。そして、ザスは毎年同じ日の夜に会うことを条件に、ソブランにワイン造りの助言をするが……。

1808年、フランス・ブルゴーニュ地方。若き葡萄農家のソブランは、採り入れの手伝いにやって来ていた村娘のセレストと恋に落ちるが、
彼女の父が精神を病んでいるという理由で父に反対される。
ソブランは醸造家を夢見ている野心家でもあったが、ヴリー伯爵に売り込むものの一笑に付される。
セレストも去り、自分の葡萄畑も持てない…。落胆する彼の前に天使が現れ、
誰もまともに聞いてくれなかった恋について、夢について、ザスに打ち明けるソブランに、
ザスは希望となる助言を与え、1年後にまた現れると約束して去っていく。

そして約束の1年は経ち、開放的で、情熱的なセレストと結婚し、最初の子供を得たソブランは、
ザスに祝福してもらい、彼の庭の葡萄の苗木を受け取り、毎年同じ夜、同じ場所で会う約束をする―。
そして…―、 

夜の闇から希望のように現れ、ソブランに兄のように苦言も呈し導くザスが、
彼の守護天使であると、観客も疑いを持ちません。
しかし、幸運のみを天使に求めるソブラン。
ザスはソブランに全てを与えようとしているのだと、その時観客は知っている。。。

貧しさから父の臨終に立ち会えなかったことも、夫婦の愛で乗り越えて、
最初の1815年のヴィンテージとなるワインをザスに認めてもらい、
やがて、ヴリー伯爵も注目し、彼からワイナリーを引き継いだオーロラと信頼関係を結んでいくのだけれど、、、

子供を襲った不幸な病気も、
天使がついていながら、なぜなんだというソブランの悲しみ。
その後も自然の厳しさに泣き笑い、ソブランとオーロラは不足を補うように、求め、与え合い、
いつしか時は流れ、、、
ついにザスはある決心をする――。

悲しみに突き落とされ、苦しみを味わい、喜びに歓喜し―、
ソブランのワインは芳醇な彼の人生の味になる。―


ワイン造りに挑み続けた男に訪れた幾つもの出会い。
それは様々な形の愛との出会いであり、彼の人生の喜怒哀楽に深い味わいをもたらし彩るものでした。
静かにほろ苦いワインの余韻のような後味の、心に残る作品でした。
ザスの決心。あなたはどう受け取るでしょうか

      
観終わった時に無性にワインが飲みたくなります。
そして、きっとその時、ワインの香りと味わいに秘められた遠いその故郷の葡萄畑を思うでしょう。
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恋愛戯曲~最終日

2010-11-05 00:20:20 | Weblog
           


恭子ちゃんと椎名さんの『恋愛戯曲~私と恋に落ちてください。~』
は、いよいよ明日(11/5 金)が終映日です。
夕方5時20分からヒューマントラストシネマ有楽町
大笑いはないんだけど、癒される時間♪恭子ちゃんと、椎名さんに会いに行きたいな

この作品の公開が近づいてから舞台挨拶やら、NHKドラマやWOWOWの番宣と、
この秋はバタバタと恭子ちゃんを追って(笑)情報も追って、
なんだか嬉しかったから、あっという間に2ヶ月が経っちゃった~って感じでした。

セカバジ、
恭子ちゃんは可愛いけど、ドラマはちょっと、、、なので、
今日は本当に久しぶりに「農家のヨメになりたい」をみてました~。
疲れた時はいいんだよねぇ~、この和子ちゃんや村の雰囲気が
もちろん、氷結呑みながら~です~(笑)<<期間限定、美味しいです

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セカンドバージン

2010-11-03 23:36:27 | TV dorama
2010年10月12日~12月14日 [連続10回]
毎週火曜日 総合 午後10:00~10:48
毎週金曜日 BShi 午後6:00~6:48

作 大石静
音楽 梅林茂
主題歌「あなただけが」倖田來未
出演 鈴木京香/深田恭子/長谷川博己/YOU/石田太郎/朝加真由美/田丸麻紀/布施明/段田安則/草笛光子

第4話「二番目の女」7.8%
るい(鈴木京香)に約束した通り、行(長谷川博己)は妻の万理江(深田恭子)に別れを切り出すが、万理江はショックを受けて逆上し、包丁で手首を切る。騒ぎを知った万理江の父・賢吉(石田太郎)と母・文江(朝加真由美)が長崎から上京し、るいも強引に招かれる。そんな折、るいは作家の秀月(草笛光子)に紹介された医者で作家の秋夫(布施明)から、交際を申し込まれる。一方、行からは「けじめをつけるために時間が欲しい」と言われる。

どんなにありきたりのストーリーでも、
キャラ描写がしっかりしていて尚且つそれが魅力ある人物になっていたら、面白く観られる。
或いは心情描写を絶妙なタイミングで表現するたった一言に、心を突かれたりする。・・のだけれど。。

いつものように思いっきり独り言
なので、、お好きな方はスルーしてくださいね

        

そもそも今となっては只の不倫メロドラマの様相を呈してきている。
いとも簡単にヒロインは「セカンドバージン」の壁など2話目で突破しているのだから。
私が中年のラブものに惹かれない理由は多分ココにあると思う。

老いらくの恋だってそんなに性急じゃないだろう、と思わせるほど、
勿体ぶったセリフの割りに
どこにどう惹かれたかの描写も決定的な瞬間もないまま「切ない恋」に、本人達で盛り上がって、、
切なく恋焦がれる部分を描ききれないままヒロインは直ぐにベッドイン。
もうそこから何かを書こうとしても、「それまで(結ばれるまで)の恋人の歴史」がないので、
観ている方は取り残される。
勝手にやって下さい、という感じになる。

大体、この金融王子は肩書き(頭がいい)以外には指がきれいというだけで(笑)
およそ他に女がこの男に惹かれる要素が描かれていない
そんな男が自分が他に好きな女が出来たとして、いくらそれを好意的に受け取ってもらおうと、
妻を痛い女に仕立て「あたしバカだから」と何度も本人の口から言わせたり、、芸がなさ過ぎ。
もっといえば、
ヒロインにしても「この私」的言い回しが多すぎで、
高ピーな上から目線のセリフに、後ずさりしてしまう。言わされる京香さんがひたすら気の毒。
脇の人物はおろか、メインの人物像もただの自己中トシの差カップルにしてしまっている。

そういえば、ラブストーリーのはずなのに、行のセリフがあまりにハキハキし過ぎていて、
行とるいのシーンは何処であってもまるで朗読ドラマのよう。

これは演出がわざとなのか、それとも脚本が、、なのか、
無理に10話持たせる話じゃないし、、、First Loveでも使った心中ネタ(ここではリストカット)が出てきてまたかと思ってしまった。
この後の展開も想像がつくというもの。

でも、どんなにこの世間知らずなおバカな妻を悪く描いたところで、
普通にみて、この二人の恋に同情し肩入れするようになるだろうか?
しつこいようだけど、京香さん、恭子ちゃん、本当にお疲れさま。
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シューシャインボーイ

2010-11-03 21:49:14 | TV dorama
戦災孤児から一代で会社を築きあげた男と、新宿大ガード下の靴磨きとの絆を通して戦後を生きた人々の思いを描く、切なく、ちょっぴりほろ苦い大人のファンタジードラマ。

テレビ東京 初回放送2010/3/24
【原作】浅田次郎(文春文庫刊) 「シューシャインボーイ」「月島慕情」所収
【脚本】鎌田敏夫
【監督】石橋冠
【音楽】本田聖嗣
出演/西田敏行/柳葉敏郎/安田成美/星由里子/余貴美子/大滝秀治
塚田文雄(柳葉敏郎)の以前の仕事は地銀の課長職。都銀との合併時に、部下や同僚の肩たたき役を命じられた。塚田は、組織や人の冷たさを感じ“こんな世界で生きてきたのか”と、出世コースが約束されていたにも関わらず自らも退職。半年前から、食品会社「アカネフーヅ」の社長・鈴木一郎(西田敏行)のお抱え運転手として働いている。
ガサツに見えて繊細で、剽軽なところもある一郎。ころころ態度が変わる一郎と毎日を過ごすうちに塚田は、人の温もりを感じるようになり、今では帰宅後、妻の敬子(安田成美)にも楽しそうに仕事の話をするほどになった。

ある日、一郎の持ち馬『シューシャインボーイ』が競馬レースで勝利した。しかし一郎は祝賀会にも参加せず、さっさと車に乗り込んでしまう。新宿“角筈の大ガード下”へ行くよう指示された塚田は、言われるままに新宿へ・・・。一郎の目的は、そこにいる初老の靴磨き(大滝秀治)に靴を磨いてもらうことだった。余程この靴磨きの腕を買っているのか、その靴磨きのいる新宿まで、週に一度は通っている。
一郎がそこまでして通い詰める理由が気になっていた塚田は、夫婦で一郎夫妻宅に招待された日の帰り、敬子とその靴磨きを訪ねることに。靴を磨いてもらいながら一郎との関係を聞いてみるものの、“知らない”という返答しか得られなかった・・・。


何気なくチャンネルを切り替えたらやっていたドラマ。凄くよかったです!
ギバちゃんも、西田さんも、どちらかというと苦手な俳優さんですし、変に予備知識もなかったので却って良かったのかも?
苦虫を噛み潰したようなギバちゃんも、憂えるサラリーマン、塚田を好演していましたし、
何といっても西田さんの暑苦しいエネルギッシュな一郎が、泣いても怒っても、すばらしい。
頑ななまでに一靴磨きとして座り続けるキクジの大滝さんはもう、代わりの居ない味がありました。

何といってもこれはセリフがいいです。
役者の力量もあるのですが、
確かにストーリーの中で凹み、苛立ち、喜ぶ人物のセリフとして生きている言葉として発せられています。

時として人は、仕事や会社に傷つけられる。
会社の利益の為、存続のためのリストラ、それをやるひとも必要なのだ。しかし、それを捨てる選択肢もまたある。
その選択に敗北感もありながら、少しずつ喜びを感じていた塚田。
そして出会った一郎は、大切な人に拒まれている男だった―。

     
一郎が心に刻み、糧としてきたキクジの言葉。
「お前だけが頼みの綱なんだ」
それは当時子供だった一郎には理解できず、ただ人より高いところに立って、成功して、迎え入れようと、、
なのにキクジのために買った豪邸にも、一郎の親にもなってくれない……。

「俺は親に二度捨てられるのか?」一郎はどうしようもなく、そう詰め寄ります。
「だったら二度忘れりゃいい」と、キクジは答えるんですね。。。

塚田も心に傷を負って、逃げ出した人間なら、
キクジは自分が悪いわけでもないのに、心に痛みと敗北感と、云うに云えない雪辱を胸に生きていた男なのですね。
お前だけが頼みの綱―
その真意はラストの手紙の中に読み取れます。

初回放送は今年の3月で、今日は再々放送だったんですね。
ソウル国際ドラマアワードのグランプリを受賞した作品らしいです。
一郎の引き際などはちょっとキレイ過ぎる気もしますが、
絆を結んだ人のぬくもりに焦がれ続ける男の姿を通して、家族の姿をもキチンと描き、
そしてその絆は、ちゃんと受け継がれていくという、素敵なドラマでした。

視聴できるサイトがありました。興味のある方は是非コチラ
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フリーター、家を買う。

2010-11-03 01:05:40 | TV dorama
フジ 火曜9時             
原作 有川浩「フリーター、家を買う。」(幻冬舎)
脚本 橋部敦子
演出 河野圭太
プロデュース 橋本芙美
出演 二宮和也/香里奈/井川遥/大友康平/坂口良子/竹中直人/浅野温子

第3話「あんなオヤジでもヒーローだった」
工事現場での仕事にやりがいを感じ始めた誠治(二宮和也)だが、真奈美(香里奈)や年下の手島(井上正大)もしっかりと目標を持っていると知り落ち込む。日曜日、寿美子(浅野温子)の病状を心配する亜矢子(井川遥)が、息子の智也(橋本智哉)を連れて遊びに来た。が、寿美子の病気を受け入れられずにいる誠一(竹中直人)はだんらんを避け、どこかへ出掛けてしまう。そんな中、寿美子に代わってゴミ出しをした誠治はあることに気付く。

誠治が前向きに、明るくなってきたのはいいんだけれど、
何度チェックして出しても毎回返ってくるゴミにようやく疑念を抱く誠治。
誠治に尋ねられると発作を起こしてしまう様子に、嫌がらせの主が西本さんだと暗に応えていて、
誠治はその事にも驚く。母さんは知っていた―なのに自分が悪いという。。。

亜矢子の勘は当たっていたのだけれど、医師にその事を告げる段階で、
彼女もオカシイ事があった古い記憶が甦る。そして、その時から実に10年も虐めにあっていたことを確信し、
姉弟は医師の勧める引越しを念頭に、誠一に話を持っていくのだけれど、、、

うつ病は只の弱虫としか思わない誠一。

父親がこういう自己中な男だったら―、もうホントに打つ手なし
実の娘や息子も可愛いと思っていないし、ましてや妻の苦しみよりもお金の心配。
孫の智也も可愛いとは思ってないみたいだし・・俺が稼いだお金は俺のもの、と、
若い女に貢いでますが、、、ちょっと女には理解しがたい男。
でも、現実にいそうではあります。(苦笑)

そんなオヤジにガッカリして凹む誠治に、「世界を救う ヒーローになりたい」という甥っこがきっかけで、
今の夢を尋ねられるけど、昔の夢も、今の夢も答えられず・・
「ぼくのゆめ」と題したその頃は、子供らしい素直さで父親に憧れている自分をみつける、、
あんな親父でも、息子にはヒーローだった…

ひとはいつの間にか子供の頃の夢をなくして、失くした事にも気づかなかったりする。
武家の父親も、息子である誠一も。目標を見失っていたのは同じ。

そんな中、偶然帰り道で夜の橋を眺める真奈美に出会い、彼女はずっと子供の頃から好きだった、
夢に近づくために頑張っていることを知る誠治―。

小さくても、古くても。母さんが元気に暮らせる家を、
フリーターでも俺が買ってやるよ。

誠治に大きな目標ができました。
          

昔の作文を読んで、誠治が母さんの夢を思い出したんですよね。。
今回のサブタイトルは『母さんの夢』の方がしっくりきたかも
家族が元気で仲良く暮らせれば・・それが母の願い母の夢。
それを、今まで守ってくれた母の手を、今度は自分が握ってみて、
誠治は自分の目標に掲げました♪

やはり子供を強くするのは、愛された記憶なのかなぁ・・と、ノド元が熱くなりました
二宮君、自然で上手い!
いつもニノのところでグッと来るわ

真奈美が負い目を感じている五十嵐という人物とのエピソード、来週も引っ張るんでしょうか?
主人公以外のキャラもキチンと書いてある作品には面白いものが多いような気がします。が、
関係のないエピソードの絡め過ぎも分散して、面白さを損なうキケンがあると思う。

職場の上昇志向の強い職員とか、この真奈美の過去の事件とか、
西本の虐めの原因とか、親父のアイジン(?)とか、亜矢子の嫁姑問題―。やっぱ多すぎるかも。

それにしても坂口さんっっ!!
―…怖すぎですって
何がアナタをそうさせたの~~っ
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Happy Birthday♪

2010-11-02 20:05:08 | Heart pink
恭で28歳
お誕生日、おめでとう~~

      
             
      
  
  

今年も年明けからステキな恭子ちゃんの笑顔に癒されてスタートでした♪
恭子ちゃんが頑張ってお仕事してくれていたので、
沢山の27才の恭子ちゃんに会えました


       
      

どんなシーンも、恭子ちゃんの姿勢が感じられて、なんだか嬉しかったのでした。
これからの1年も、試練よりもステキな、心躍る冒険であって欲しいな(笑)
いつまでも唯一無二の存在感を放って、輝く恭子ちゃんの応援団でいさせて下さいね

      

NHKドラマの撮影は9~10話みたいですね。恭子ちゃんのオールアップはいつか解りませんが、
まだ撮影中だとみんなにお祝いして貰えるところが民放だったら芸能ニュースとかでも放送されたりするのに、
そこも残念です~。
昨日はお友達の彩野チャンのパーティに顔を出していたようですね♪
今日も、楽しいお誕生日になりますように...........


恭の記事
恭の記事 シネマトゥデイ

   
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今月の気になる作品♪

2010-11-01 22:16:50 | Weblog
                
                     Imaga by La Moon:http://www.d3d.co.jp/~akop/index.html


すっかり朝晩は冷えるようになりましたが、
なかなかスッキリした秋晴れにはならないですね~。

この秋は珍しく嵌っている連ドラマもあるし、結構毎週があっという間
レビューは書いてないですが「流れ星」も何気に楽しみに観ています。

先月の一番の楽しみだった「約束の葡萄畑」は鑑賞済み。記事は後日

11月5日(金)
ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ
ジョン・レノンの青春を描く伝記ドラマ。イギリス/カナダ

11月6日(土)
100歳の少年と12通の手紙
フランス 何気に今月は仏映画が多いです~。

リトル・ランボーズ
イギリス/フランス 予告が可愛かったので。

エクリプス/トワイライト・サーガ
シリーズ第3弾。新たな敵の登場で前作より盛り上がるかな?

11月13日(土)
ゴースト もういちど抱きしめたい
1990年のデミを松嶋菜々子、パトリック・スウェイジをソン・スンホンでリメイク。

さよなら夏休み
緒形直人/立花美優/要潤 久々の緒形直人さん作品なので観たいのですが、地元での上映がない、、。

ラスト・ソルジャー
ジャッキー・チェン/ワン・リーホン 中国/香港

11月20日(土)
クリスマス・ストーリー
カトリーヌ・ドヌーヴ/マチュー・アマルリック フランス映画、というのが不安。

11月27日(土)
信さん・炭坑町のセレナーデ
小雪/池松壮亮/石田卓也 やっと全国公開~♪

デイブレイカー
イーサン・ホーク/ウィレム・デフォー

仲村トオル君の出演作『行きずりの街』原作は評判だったですよね。でも
気になりながらもどこか一点がとても不安、、という作品が今月は多いのです。
皆さんオススメ!というのがありましたら教えてくださいね。(怖いのは、、ダメですが
コメント (10)
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