1950年代のアメリカ、コネチカット州。フランクとエイプリルのウィーラー夫
妻は、閑静な住宅街に暮らし、子供にも恵まれた理想のカップル。しかし、
甘い新婚時代の暮らしも次第に色あせていく。演劇志向のエイプリルは地
元の劇団の舞台に立つが、芝居の出来が悪く夫婦で口論に。一方フランク
は、しがないセールスマンの仕事にやるせない不満を感じていた。そんな時
エイプリルが提案する。「みんなで、パリで暮らしましょう」と…。
映画にのめりこむきっかけがディカプリオとケイトが共演した「タイタニック」
ビデオは何度観たでしょう。DVDも買ってホームシアターで何度か観ました。
ビデオもシアターに映してみたら、見事にセピアカラー。雨が降っているように
見え、これはこれで良いかもなんて思った。
それはさておき、重いテーマでラストは悲劇。キャシー・ベイツも出ていてラスト、
彼女がフランク夫婦について夫相手に延々と悪口を言う。夫は補聴器の音量を
オフにする。聞いているふりをして実は何も聞いていないのが夫婦円満の秘訣
かな?
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ここの所のオーヴァーワークで、昨夜から突然首が回らなくなった
ミセス・ウィンディです。痛
ブラピの主演映画はほとんど観ておりまする。
サブタイトルに数奇な人生とあるとおり、本当に凄い人生を送ることになった
主人公に引き込まれ、2時間半があっという間に感じられた。
有吉佐和子さんの「恍惚の人」の中に認知症になった舅の介護に戸惑う
嫁の昭子が医師に舅の症状を告げると、医師は「だいぶ戻られましたね。」と
静かに言う。子供に戻ったと。だから、出来ないことが増えても仕方ないことだ
と。
ベンジャミンは老人で生まれ、最後はベビーの姿に戻って天に召される。
発達と老化。加齢は逃れられない。出来ない事も増えていく。
最後、ベンジャミンは姿こそ子供だったけれど、心は実年齢通りであったようだ。
受け止めて愛してくれる人がいれば人は最後まで幸せに生きられるんだって思
った。