昨日、金曜ロードショーで「タイタニック」を放送していた。
当時のカリーナED。
何回観たか忘れた位観ているのに、毎回泣けてしまうわ😢
実際のタイタニック号に乗り合わせて、助かった日本人の方の手記を読んだ。
命の危機に直面しているときは、ただ助かりたいと思っていたのに、助かって安心したら、諸々の貴重な私物を船に忘れて来てしまったことを惜しいと思ったと…。
それで昔、職場で同僚から聞いた話を唐突に思い出した。46年位前ね。
戦争中の話で、その日は雨模様で、外出するご主人に傘を持たせて送り出した。
外出先で空襲があったことを知って、家で大変心配して待っていたところに、ご主人が無事に帰って来た。
顔を見てほっとした瞬間、「お父さん、傘は!」と言う言葉が口をついて出た。
「お前は俺の命より傘が大事か」と揉めたそうだ。
彼女にしてみれば、戦時中傘は貴重で、夫が無事に戻ったから、ついホッとして傘の心配をしてしまったと言うことだった。
「まずは旦那さんの無事を喜んであげるのが大切よ」
夫はもういないが、彼は何度か交通事故を起こしたり、まきこまれたりした。私は必ず電話口で「お父さんは大丈夫?」って聞いた。
たいがい大丈夫だったけど…。
でも…
私の車を使って、飛び出してきた犬を避けて、縁石に派手にぶつけた時は思わず「わたしの車は大丈夫?」って聞いちゃったわよー😆
まだローンが残っていましたの!
夫は全然大丈夫だったけど、私の車は大丈夫じゃなかったわ😆
当時のカリーナED。
スポーツタイプで、とてもいい走りをしてくれました。