風と光と空の詩(うた)

~色々あるけれど、人生はケ・セラ・セラ~

風になって光になって空にいる

2022年02月24日 | 日記
今日も風が強い。
ウオーキングに行くのが億劫だなぁ。
ブログタイトルに「風」を入れているけれど、強い風は好きじゃないのです。

では、何故タイトルに「風」を入れたのか。
これは亡き夫が「風になったよ」って言ったから。
(スミマセン、私の頭がおかしくなった訳ではありません

夫が突然亡くなって茫然自失の日々を送っていて1か月くらい経ったある日、強い風の中を必死で歩いていたら、私の胸の中から(なぜか胸の中から)、
「〇〇(私の名前)、俺は風になったよ」
って聞こえて来たのです。
(笑っちゃって下さいね~)

思わず空を見上げたら、太陽の光が降り注いでいて、夫が大きく大きく手を広げて私たち母子を見守ってくれているように思えたのです。
あぁ、夫は風になって光になって空にいる、そう思うことで頑張れそうな気がしました。

その日から、悩んだり苦しんだりしていると、短い言葉だけれど夫の声が聞こえて来て励ましてくれました。
「頑張れ」、「大丈夫」、「いいね」…。

悲しみはすぐには癒えませんでしたけれど、もっと励まして欲しかったけれど、数か月後に声は聞こえなくなりました。

今思うと…
突然のことでどうして良いか分からず、自分で自分に問いかけ、答えを出していたのだと思います。何故、夫の声に聞こえたのかは分かりませんが…。

「千の風になって」が大ヒットしたのはこれよりずっと後の事。
その歌詞は私の思いにピタッと当てはまって、泣けて仕方ありませんでした。

後に秋川雅史さんのコンサートに娘と行って、「千の風になって」を涙、涙で聴いたのもいい思い出です。

ちなみに私が好きな風は、柔らかな南の風。
この風が頬に当たると、イメージ的には初夏の昼下がりで、何故か頭の中にサラ・ブライトマンの「Time To Say Goodbye 」が流れるのです。



コメント (2)
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