早朝、ウォーキングをする私を追い越していく自転車の若者たち。
国道沿いの工場へ入っていく。
彼らはアジア系外国人で、会社が所有する一戸建てで共同生活をしている。
屋外での作業で、労働環境は過酷そうだ。
それでも、彼らの表情は明るくて顔を合わせれば“おはようございます”と、礼儀正しい。
ゴミ出しのルールもしっかり守って、掃除当番も引き受けてくれる。
異国の地で大変な事も多いだろうなぁと、その心を慮ってしまう。。
駅から徒歩で出勤している外国人も多く見かける。
彼らの目的地も同じ工場だ。
道を変えると、24時間稼働している食品加工会社から深夜労働を終えた女性たちが出て来る。こちらもアジア系外国人の人々。
仲間と交わしている言葉は分からないが、みんな明るい。
近くを見ただけでも、多くの外国人が日本の産業を支えている。
彼岸花の咲く季節になった。
来週はお彼岸。