ほんとうの愛は、並みはずれた素晴らしいことに決まっている、
と思ってはなりません。
そんなものではないのです。
わたしたちの愛に必要なのは、
わたしたちが愛しているあのお方を
愛し続けることなのです。
ランプがどうやって燃えているかご覧なさい。
油の小さな滴を絶えず費やしながら
燃え続けるのです。
もしランプに油の滴がないのなら、
灯はともらず光は消えるのです。
マザー・テレサ 日々のことばより
戦いに免除はない。 伝道の書八8
数年前、ロバートソン・ニコルが驚くべき記事を見せてくれました。退職して十八ヶ月以内に死んだ男たちの記事でした。
それは、彼らが趣味をもたず、仕事一筋に生きてきて、退職と同時に生きる目標を失ってしまったためということでした。
ある有名な生命保険会社の医者は、このように説明していました。"退職する人は、自由な時間に対して備えができていない。
これは人に大きなショックを与え、寿命を縮めている"と。怠惰は年老いた人々に対する最大の敵であり、死への切符の配布人です。
私たちの仕事は、宝石のようにキラキラ光り輝くかも知れない
しかし、一度やる気を失い致命的な引き潮が始まり出すと私たちはそれを動脈硬化だとか、肺炎だとかインフルエンザだとか言っていますが・・・・・
けれども、人が死ぬのは絶望して死ぬのです
そして、それは何もすることがなくなった時です
生涯のそれぞれの年代には、その年代にしかない可能性と到達すべき場所があります。
それぞれの年代において勝利の生涯を送るために、私たちは自らの変化の事実を認め、私たちが今たどっている特定の年代における美しさ、すばらしさを見出していかなければなりません。
有名なある精神科医は、こう言っています。「私は神を信じ、死の恐れから自由にされて、生き生きと生きている老人でありながら、精神的に病をもっている症例を見たことがありません」。
日の出に向かって カウマン夫人著より