「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2022年8月25日 >ロシア・アレクサンドル・ドゥーギンの娘爆殺事件その後

2023-04-04 11:51:15 | ウクライナ紛争

アレクサンドル・ドゥーギンの娘、ダリヤ爆殺事件のことです。
ほぼ、西側のメデイアは、ロシアのプロパガンダを垂れ流すだけです。
やや、マシなのがBBC。

ウクライナ、ロシアの主張は「作り事」 プーチン氏の盟友の娘の爆死への関与否定
2022年8月24日
https://www.bbc.com/japanese/62655392

ウクライナの特殊部隊の犯行だとするロシア政府の主張に対し、ダリヤさんを殺害したとされる人物の行動や証拠の動画は事件の3日前にキーウ州から投稿されていたとするロシアの独立系メディア「Agentstvo」の報道を紹介し、またエストニア政府のコメントを紹介しています。
(簡単に言うと、ロシアの主張はでっち上げだと言っています。)

そして、犯行の動機についてもウクライナ側の主張を、比較的詳細に紹介しています。
ウクライナの国家安全保障国防会議(NSDC)の幹部は。
「(爆発)はFSB(ロシア連邦保安庁)がやったことだ。・・・戦争についてロシア国民の支持が低下しているだけに、ロシア政府は国民の支持を駆り立てようと、自国内で複数の攻撃を計画しているのだ」とのコメントを掲載しています。

つまり、ロシア国民のウクライナに対する憎悪を煽り立てるために、FSB(ロシア連邦保安庁)が実行した可能性を指摘しています。
暗殺は、ロシアの常とう手段です。
通常は、反政府的なロシア人に対して行われます。
違う目的のために実行したとしても、何ら不思議はありません。

目的や犯行を実行したものが誰であるにせよ、ロシア国内にいるロシア人にしか出来ないのは、事実です。ロシア国内に張り巡らされたロシア国民監視システムが、外国人の危険分子を見逃すはずもありません。
その厳しい監視を容易にすり抜けられるのは?
FSB(ロシア連邦保安庁)です。
私から見ると、一番怪しいです。

BBCは、記事の末尾に気持ち程度に触れています。
「ロシアの元下院議員で、ウクライナで亡命生活を送るイリヤ・ポノマレフ氏は、プーチン政権に抵抗する無名の地下組織「国民共和国軍(NRA)」の犯行だと主張した。ポノマレフ氏はNRAはすでにいくつかの行動を起こしていたと発言している。しかし、この組織について、21日以前に誰かが公に言及した形跡は確認されていない。」

Newsweekが、この件に関してはかなり詳細な報道をしています。
ドゥーギンの娘殺害で露反体制派NRAが「犯行声明」
2022年8月23日(火)17時13分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/08/nra-1.php

「国民共和国軍(NRA)」については、元ロシア下院議員のイリヤ・ポノマレフのコメント以外に誰もそれについて語った者はいません。このコメントが初めて「国民共和国軍(NRA)」について言及しました。それまでは、名前すら誰も知りませんでした。

しかも、それが架空の組織なのか実在の組織なのかも不明です。調査も証明も出来ないと言うことです。
主要メデイアが、全く無視するのはそのためであろうと思います。

イリヤ・ポノマレフは、他の西側の主要メデイアにも同様の情報を流したと思います。それを独立の記事にしたのは、
Newsweekだけです。BBCは違う記事の末尾で、ほんの少し触れました。
何故?イリヤ・ポノマレフを通して情報が出されたのか?
筋金入りの反プーチン主義者です。そして、ロシアの暗殺に対して最も安全な場所にいます。ウクライナに亡命しています。ウクライナ政府は、全力を挙げてイリヤ・ポノマレフをロシアの暗殺者から守り抜くと思います。それ以外の人間は、ロシア政府の放つ刺客に暗殺されるかもしれません。

アレクサンドル・ドゥーギンの娘、ダリヤ爆殺事件の真相は、二つの可能性しかありません。

①FSB(ロシア連邦保安庁)の自作自演
②これまで知られていなかった、ロシア国内の武装地下組織が実行した。
③外部勢力が、これを実行するのは、ほぼ不可能

もし、②であるならロシア政府要人に対する何らかの事故は、今後も起こることになります。あるいは、軍関連施設でも事故が起きるかもしれません。

①も可能性が高いです。この場合は、事故は今回だけでしょう。

真相は、時間が明らかにしてくれます。
もし、①であるとしたならば?
ロシアと言うのは、心底「おぞましい」国だと思います。
②の情報すら、①を隠ぺいするためにリークされた偽情報の可能性もあります。こうして考えれば考えるほど分からなくなる。これが、謀略の世界です。

しかし、「国民共和国軍(NRA)」の話が全くの架空の話とも言い切れません。4月ごろから、それらしき事故がロシア国内各地で起きているからです。

ウクライナ紛争ーついに姿を現したロシアの武装地下組織
https://smcb.jp/diaries/8861457

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


2022年8月23日 ウクライナ紛争>ついに姿を現したロシアの武装地下組織

2023-04-04 11:47:22 | ウクライナ紛争

これまでも、影は見えました。
5月ごろ、ロシア全域で軍事施設や社会インフラ、工場などをターゲットにした不審な火災が続発したことがあります。
その他にも、ウクライナ軍が出来そうもない火災や事故はありました。

存在を明らかにしたということは、メンバーが集まり組織が作られ武器や資金の準備が整ったということであろうと思います。これまでの経緯を見ると、一地域ではなくロシア全土をカバーするような広範囲な組織だと推測されます。

今回の「ダリア・ドゥーギン」爆殺事件に関して犯行声明を出しました。
つまり、今後もプーチンやその取り巻きに対する暗殺計画は続行すると言うことです。当然、軍関連施設にも攻撃が及ぶでしょう。

数で言えば、ロシア人の90%はウクライナ軍事侵略に反対していると思います。ウクライナでの現実がロシア国内で分かってくれば、尚更でしょう。
資金の出し手はいます。現ロシア政府に反対する新興財閥は、少なからずいます。
元軍人や警察官などの人材には、事欠きません。
反政府的な思想の持ち主は多いと思います。
武器弾薬その他は、ロシア軍が横流しします。
(闇でお金で買えます)

相当数の人間が参加し、組織化されて様々な活動の準備が出来たから、犯行声明が出たのだと思います。
それは、当然のことだと思います。
「ヒトラー+スターリン」みたいな人間の寄り集まりに権力を持たせておけば、ロシアは滅びます。
そのような人間集団は、排除しなければなりません。
しかも、それをロシア人自身が、やるべきです。

ドゥーギンの娘殺害で露反体制派NRAが「犯行声明」
What Is Russia's Anti-Putin 'National Republican Army'?
2022年8月23日(火)17時13分
イザベル・ファン・ブリューゲン
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/08/nra-1_1.php

(ただし、この組織に関しては存在が確認されておらず、不明です)

そして、政府批判の文書を公開して亡命したロシア空挺(くうてい)部隊の元隊員がCNNの取材に応じています。読めば泣けてきます。

「何もかも嘘だった」 国外へ脱出のロシア兵、ウクライナ戦争を批判
2022.08.23 Tue posted at 17:18 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35192213.html

(もっと、ひどいこともあります。)
親ロ派住民を戦場に狩り出し使い捨てにするロシア──遂に主力産業の鉱山労働者も徴用
2022年8月22日(月)17時42分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/08/post-99431.php

人間を家畜以下の取り扱いをしています。家畜ですらない。
ロシア国内で新規に募集した新兵も似たようなものです。
誰もが、許せない!と思うでしょう。
人間であるならば!

☆例えば、こんな記事があります。
ウクライナの関与を疑っています。
しかし、サハリンだ極東ウラジオストクだ中部ペルミだの
こんな場所まで、ウクライナが特殊作戦を出来る訳がない。まして、4~5月はロシア軍と死闘を繰り広げていた時期です。だから、この頃から私は、何らかのロシア国内の地下組織の存在を推測していました。反体制派NRAの土台になったグループがあれば、簡単に説明が付きます。なければ、起きるはずがありません。

ウクライナはロシア国内で妨害工作を行っているのか?
2022年5月14日 9:00 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3403975

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


2022年8月22日 ウクライナ紛争>ロシア市民の変化

2023-04-04 11:44:49 | ウクライナ紛争

これまでは、ロシア人はロシア政府のプロパガンダを信じ込み、「特別軍事作戦」を支持してきました。

しかし、開戦後6か月以上が経過し徐々にウクライナ戦線の事実を、ロシア市民も知り始めました。
旧ソ連時代を知る人も多いと思います。
つまり、今のロシア政府は旧ソ連政権と同じか、それ以上にひどいと言うことに、気が付き始めたのだと思います。

現在のロシア政府は、旧ソ連政権よりひどいと言えます。
何が、どうひどいか?
旧ソ連時代は、反政府的な人々は形式的ではあるけれど裁判にかけられ、強制収容所に送られました。

今、どうなっているか?
暗殺してしまうんです。
暗殺されたロシア人のニュースは、沢山あります。
とにかく、殺してしまいます。
読んだニュースは、あまりに多くとても書ききれません。
ここ4~5年、そんな調子です。
そんなことを、知らない日本人は沢山いると思います。
私は、海外のメデイアが情報源ですから、そんなニュースは日常茶飯事的にありました。
今、それが少ないのは政府に批判的な言動や行動をとると暗殺されることを、ロシア市民全員が知っているからです。
ウクライナ軍事侵攻が起こり、ウクライナに対する破壊や民間人の虐殺が判明したのちも?
プーチンのことを「プーさん」などと言う人も見ました。
私は、信じられない思いがしました。

「スターリン+ヒトラー=プーチン」
この現実を見て、なんとも思わないのか?
プーチン擁護する日本人は、まだいるかもしれません。
ロシア擁護する国会議員が一人いました。
プーチンの犬!
そう言うしかありません。

最初は、ロシア市民は政府支持一色でした。
ここにきて、一般市民は随分意識が変化したようです。

理由は、簡単。
一体、どれだけのロシア人が「棺」に入って帰還したのか誰も分からないでしょう。しかし、少なく見積もっても3万人は戦死していると思います。
最低、ロシア各地で3万回の葬式があったでしょう。
戦負傷者は、5~10万人と推測されます。
その膨大な数の戦負傷者が、ロシア各地に帰還します。

ウクライナ戦線の実情は、隠しきれるものではなく「口コミ」で広がります。今では、多くのロシア市民の知るところとなりました。

だから、誰もロシア軍の新兵募集に応募しなくなりました。
今は、悪名高い軍事サービス会社ワグネルに募集業務が丸投げされています。

刑務所の犯罪者やら食い詰め者やら、余程無知な若者やらこんなのしか集まりません。その上、軍事訓練もなく銃を持たされて最前線に送り込まれるようです。
役目は何か?
ウクライナ軍の砲兵部隊の砲撃を受け、その位置を確認するのが役目です。砲撃を受けるのだから、死傷者多数。
こんな軍隊は、ロシア軍以外どこにもないでしょう。
もう、これは軍隊とは言えず単なる武装した暴力集団と言うべきです。ロシア軍が極端に弱い本当の理由です。

ロシア、志願兵の募集に躍起 好条件を提示
2022年8月22日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-62628664

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


2022年8月17日 ウクライナ紛争>ウクライナの見えざる手ーその2

2023-04-04 11:41:23 | ウクライナ紛争

やはり、疑問を持ったら自分なりに考えないと気が済みません。これは、株式投資においても大切なことです。疑問を持ったら追求し解明する。それを繰り返すことで「相場力」が高まります。

ともあれ、ウクライナ。
前回に続き
「クリミアで爆発、ロシア「破壊工作」と非難 ウクライナは関与示唆」

2022年8月16日3:07 午後9時間前更新
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-crimea-blast-idJPKBN2PM0AG

またもや、クリミア半島でロシアの軍事基地の弾薬貯蔵庫と思われる場所で、大爆発が起きました。1回だけなら、パルチザンだの特殊部隊の攻撃だの言えます。2回は、無理です。

明らかにウクライナ軍は、何らかの精密誘導型の(推定)射程300kmの攻撃手段を、保有しました。

ウクライナの持つ、ミサイルで300kmの射程を持つのは、「ネプチューン」と「ハープーン」です。しかし、どちらも地対艦ミサイルです。艦船攻撃用のミサイルですから、地上攻撃には使えません。

国産ミサイルで「ロシア艦撃沈」 ウクライナのネプチューン
2022年04月19日07時06分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041800533&g=int

記事の中に次のような記述があります。
①ネプチューンの射程は約300キロとされる
②ウクライナは2月24日のロシア軍の侵攻後、米国や欧州の武器のほか、ロシア製の対空システムに至るまで欧米諸国から多くの兵器の供与を受けた。しかし、ウクライナ自体が旧ソ連時代から兵器産業の中心地で、ミサイル製造技術も継承しており、兵器の輸出大国となっている。

ネプチューンもウクライナで旧ソ連製の巡航ミサイルをベースに独自開発されたミサイルです。ウクライナには、昔からミサイル製造技術があります。

推測できることは、地対艦ミサイルのネプチューンをウクライナは自国のミサイル技術を使い、地対地ミサイルに改造を試み、それに成功した可能性があります。
もちろん、それには高度で特殊な部品が必要です。
(密かに提供する国は、あると思います。ウクライナ軍とアメリカ軍は友軍と言えるほどに親しいです。)

以上を考え合わせると?
「ウクライナの見えざる手」とは?
地対地攻撃用に改良された射程300kmの!
「ネプチューンⅡ」であろうと思います。
ネプチューンは、元々ウクライナ軍に相当数配備されていると思います。それを、地対地攻撃用に改良すれば?
「ネプチューンⅡ」の出来上がりと言うわけです。

出来栄えは、上々のようでクリミア半島のロシア軍基地2か所を、ピンポイント攻撃するのに成功しました。
ロシアもこれから大変だと思いますよ。
ハイマースの射程は、80km。
それに射程300kmの「ネプチューンⅡ」が、加わったのであるなら?
ウクライナ領にいるロシア軍に安全地帯は、ありません。
これから、ボコボコ!ウクライナ領内の占領地域の軍事目標を破壊されるでしょう。

主にウクライナ南部の補給基地であったクリミア半島も橋を破壊されたなら、「陸の孤島=島」になります。
当然、ウクライナ南部のロシア軍への補給も出来なくなります。

ウクライナの予定では、年内には南部は開放する予定だそうです。見ていると、ウクライナ軍の工程表のとおりに南部戦線は、推移しているように見えます。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


2022年8月15日ウクライナ紛争>悪党同士が手を組むのか?

2023-04-04 11:38:59 | ウクライナ紛争

親ロシア派、北朝鮮労働者の確保で交渉 ウクライナ・ドネツク州
2022.08.13 Sat posted at 15:45 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35191835.html

ロシアが朝鮮との関係拡大を約束、「双方の国益に合致」と=北朝鮮メディア
https://www.bbc.com/japanese/62545574

北朝鮮が派兵するのではないか?と言う話は、以前からあります。ついに、ロシアの味方は北朝鮮だけになったようです。以前、シリアが義勇兵を送る話がありましたが立ち消えになりました。シリアだって、自分のところの内戦で大変ですからね?

独立派のドネツク州では、民兵などは全部、前線に駆り出されて、一部情報によると半数位、死傷しているとの話もあります。要は、一番最前線で弾除けに使われるのです。
男手が足りなくなって、北朝鮮から労働者を派遣して欲しいのでしょうね?

北朝鮮から援軍が来るのも大変です。
費用全部、ロシア持ち。おまけに、北朝鮮軍の装備などお話にならないほど、貧弱でしょう。まあ、死にに行くようなものです。

ウクライナ軍、ロシア占領の南部ヘルソンで主要な橋をまた破壊と 移動に不可欠
2022年8月14日
https://www.bbc.com/japanese/62537818

ウクライナ政府は、やっとドネツク州から民間人を強制避難させ始めました。もう、社会インフラが破壊されて冬を越せません。残っていてもロシア軍に皆殺しにされるだけだと言うことに、地域住民もやっと気が付いたみたいです。
ウクライナ政府は、繰り返し南部の地域住民にも避難を呼びかけています。もうすぐ、この地域では本格的な戦闘が始まるからです。ところが避難しない地域住民も結構、いるようです。その人たちは、ロシア支持者なのでしょうね。
もう、ドニプロ川の橋はほとんど破壊された模様です。
ドニプロ川西岸のロシア軍は、孤立した状態になります。補給を、ほぼ不可能にした段階でウクライナ軍は、全面攻撃を始めるでしょう。だから、被占領地のウクライナ国民に避難を繰り返し呼びかけているのです。

やがては、ウクライナ軍の全面攻撃が始まるでしょう。
もう、補給を絶たれたドニプロ川西岸のロシア軍は退却するしかありません。退却しなければ、全滅です。

ウクライナ紛争は、やっと南部ではウクライナ有利の状況が生まれつつあるようです。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


2022年8月13日ウクライナ紛争>ウクライナの見えざる手

2023-04-04 09:26:09 | ウクライナ紛争

ベラルーシ軍基地でも爆発、事故と説明 ウクライナは関与に触れず
2022年8月12日2:38 午後Updated 11時間前
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-belarus-idJPKBN2PI0CI

ロシアの港で大規模火災、国境付近のアゾフ海沿岸
2022.08.10 Wed posted at 18:33 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35191751.html

クリミア半島のロシア空軍基地、爆発で航空機少なくとも7機破壊
2022.08.11 Thu posted at 15:52 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35191768.html

ゼレンスキー氏、戦争は「クリミアで終わる必要がある」 半島解放に言及
2022.08.10 Wed posted at 11:29 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35191709.html

ゼレンスキー大統領の発言後、クリミア半島のロシア空軍基地で原因不明の大爆発が、起こりました。
その当日、アゾフ海のロシアの港で大規模火災が起こりました。

これは、どちらも距離的にウクライナの支配地域からは攻撃不可能な場所にあります。

そして、12日にはベラルーシ空軍基地で爆発が起きました。
ベラルーシは、ロシアのウクライナ軍事侵攻に最初から協力しています。首都キーウに進撃したロシア軍のほとんどは、ベラルーシからウクライナ領に侵入しました。
当然、爆発した空軍基地もロシア軍が利用していたと思います。ここは、国境から約30km。ウクライナ軍が現在、保有している兵器で攻撃可能です。

ウクライナは、それぞれの「事故」について関与を肯定も否定もしていません。

しかし、12日のベラルーシの空軍基地の爆発事故後は、興味深いコメントを出しています。
(一部引用)
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、ベラルーシでの爆発後にツイッターで「クリミアとベラルーシの軍用飛行場における『技術的事故の流行』をロシア軍は警告と捉えるべきだ。ウクライナのことは忘れ、軍服を脱いで去れ」と記した。
(引用終わり)

言わんとすることは、明らかです。
ロシア軍は、(今後このような事故が続発するから)さっさとウクライナ国外に退去しろ!と言う意味です。

事故を起こした者が誰であるかも明白です。
これまで、ベラルーシ領を攻撃対象にしたことはありませんでした。しかし、ロシア空軍機による空爆やミサイル攻撃は一部、ベラルーシ領から実行されています。
ベラルーシ領のロシア軍も攻撃対象にすると言う意味です。つまり、場合によってはベラルーシとの紛争も覚悟しているという意味です。
しかし、ベラルーシ軍部はもしウクライナ攻撃命令が出たら?
多分、現在のロシアのポチ的な独裁者(ベラルーシ大統領)に対し、クーデターを起こすと思います。すでに軍の幹部が独裁者当てに「ウクライナ戦争参加反対」の公開書簡を送付しています。これ、ニュースとして流れていました。

ウクライナとしては、ベラルーシとの戦争を心配せずに、ベラルーシ領内のロシア軍を攻撃できます。(実際、1回目を実行したと思います)。これは、事前警告でありベラルーシ領からロシア軍を退去させなければ、ロシア軍への攻撃を継続するという意味です。少なくとも、ベラルーシ領からのロシア軍のウクライナ攻撃は、止めさせろ!と言う意味です。

さらに言うなら?ベラルーシ国民の多くは、現在のロシアのポチ的な独裁者(ベラルーシ大統領)を追放し、民主主義的な政府の樹立を願っています。そのために義勇兵としてウクライナ軍に従軍しているベラルーシ人だっています。もっと言うなら、ロシア軍のキーウ侵略を失敗させた功労者はベラルーシ国鉄の労働者です。ロシア軍に届けられるはずだった軍事物資や食料は、輸送が遅れに遅れほとんど前線には届きませんでした。

ベラルーシ国民の多くは、ウクライナを支援しているのです。ウクライナの成功は、ベラルーシの成功でもあるからです。ウクライナが国土防衛に成功したら、ベラルーシでも民主化革命が起きるでしょう。

一方で、クリミア半島のロシア空軍基地の大爆発。
これは、衛星写真を見る限り、ミサイルのピンポイント攻撃です。しかし、ウクライナ軍の現在、保有する兵器では距離的に見て、攻撃不可能です。
しかし、どう見ても実行したのは、ウクライナ軍です。

ウクライナ軍は、何らかの手段で射程300kmの精密誘導方式の攻撃手段を、自国内で製造することが可能になり、既にその何らかの兵器は相当数、実戦配備されていると思います。

攻撃する準備が整ったから、事前警告が出されたのだと思います。
つまり、ウクライナ領から(推定)300km以内のロシア軍に安全な場所は、もうないことになります。

「ウクライナの見えざる手」
(推定)射程300kmの精密誘導型の何らかの攻撃兵器です。

私がウクライナ軍の参謀なら?
第一目標 ウクライナとの国境近くにある大規模原油貯蔵施設(これまでも不審な火災が発生しています)
第二目標
ウクライナとの国境のすぐ近くに設置されているロシア軍の大規模後方支援基地。
ここには、弾薬・砲弾が山のように蓄積されています。
ここを爆破したなら、前線に弾薬・砲弾を送ることは事実上、不可能になります。
(爆破した後は、もちろんばっくれます。知りません。事故でしょう?)

軍用車両の燃料はありません。弾薬・砲弾は送られてきません。ガス欠・弾切れで?戦争できますか?食料だって、怪しいものですよ?

☆もう少し興味深い記事があります。
ハイマースでは、ロシアの占領地域全域には攻撃できないはずです。しかし、出来るようになったと言っています。
こんなことで嘘言っても仕方ないでしょう。出来ると言う以上は、出来るんでしょうね?

ウクライナ軍、ロシア制圧域の供給路攻撃可能 弾薬庫を砲撃
2022年8月13日6:59 午前6時間前更新
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-kherson-idJPKBN2PI1SY?il=0

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


<2023・4・4火>東京株式市場・序盤

2023-04-04 09:26:09 | 株式日記

3日NY市場
ダウ ▲0.98% 33,601.15 +327.00
ナスダック ▼0.27% 12,189.45 -32.45
S&P500 ▲0.37% 4,124.51 +15.20

NYは、少し調整するかな?と思いましたが微調整でした。

東京市場は、昨日の後場と似たような位置でもみ合っています。昨日と同じくらいの安値までショートが、オープン後売りましたが、すぐ28200まで値を戻されて、28100の後半で、もみ合いです。

つまり、(金)(月)(火)ともみ合いの水準が、少しづつ切り上がっています。ショートが段々、下を売れなくなって来ています。だから、買いたければ上を買うしかなくなります。

今、ロングポジションがあるなら持続様子見ですね。
利益が出ているなら、勝ち逃げでも良いです。

レンジを考えてみます。
去年と比較すると、N225で下が1000円・切り上がっている印象があります。相場の流れを言うと、上を切り上げる動きが出てくると思います。
去年の中心のレンジは、26000~28000でした。