周囲で見たり聞いたりしたことを考えてみると・・
栄養素に大幅に不足しているものが、あるためではないか?と思います。カロリー不足ではありません。
そして、誤った知識がそれを増幅しているのではないかと思います。骨と言うと、すぐカルシウムと言われます。カルシウムを取れば骨が丈夫になるような印象があります。しかし、それは違います。
骨を作る材料は?
カルシウム
ビタミンD
ビタミンK
たんぱく質
ビタミンB群
カルシウムだけだと、全然材料が足りません。(足りないと、骨は作れないんです。そうしたら?カルシウムは体内のゴミになります。骨など出来るはずもありません。)
更には、こんな記事を見かけました。
東京慈恵会医科大>東京都内男女の98%がビタミンD不足<2023年6月
2023年6月10日 19:33
https://smcb.jp/diaries/9069684
ビタミンDが不足すると?
「骨折リスク6.55倍」
こうなっています。
転倒の原因は?
主に筋肉不足だと思います。タンパク質が補足して筋力が衰え転倒しやすくなります。筋肉を作るのはタンパク質です。
1日に必要なたんぱく質の量は?
男性60g 女性50gです。
大体、卵1個が約12gくらいです。卵1個に何かタンパク質食品を加えてやっと1食分のタンパク質が食べられます。これを1日に3回食べて、やっと1日分のタンパク質が摂取できます。
卵なら1日、男性で5個女性で4個。
これだけ食べないと1日に必要なたんぱく質量に足りません。どうでしょう?
高齢者でこれだけタンパク質を食べている人が、どれだけいるでしょうか?
筋肉を作り、あるいは維持するのに必要なたんぱく質が不足していれば、少々運動したところで筋肉は衰えます。
そして骨を作るのに必要な材料が不足するから骨も弱くなり骨粗鬆症になりやすいと思います。
加えて、ビタミンDが不足することが、「骨折リスク6.55倍」になります。
転倒・骨折から寝たきりになり認知症になるケースも聞きます。
一番大きな原因は、1日に必要なたんぱく質を摂取していないことだと思います。そして、骨を作るのに必要な・
カルシウム
ビタミンD
ビタミンK
たんぱく質
ビタミンB群
これも不足していると思います。
筋肉が衰え骨がもろくなる原因は、ここにあると思います。これを改善しない限り骨粗鬆症や転倒事故と骨折は防げない事になります。
このような事を正しく高齢者に知ってもらわなければ、同じ状況が続くと思います。
書くと長くなるのでブログの方に詳しく書きました。
2023-06-19
骨を作る栄養素&高齢者に骨粗しょう症が多い・転倒骨折が多い理由<2023年6月
https://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2023/06/19/063500
私が思い付きで適当なことを言っているのではありません。なくなる寸前までタンパク質を1日60g食べていた人?
2023年6月19日 0:27
医師の日野原重明先生を思い出し・・<2023年6月
https://smcb.jp/diaries/9075200
日野原重明先生は亡くなる少し前まで、1日タンパク質60グラムの食生活だったと思います。健康で100歳過ぎるまで現役でした。
日野原重明先生に骨粗鬆症の話は聞いていません。
その理由は、何ですか?
はっきり言って、違いは一つだと思います。
1日に必要なたんぱく質量を摂取したかどうかです・・
それでも尚、この話を軽視または無視する人は、救いようないですね?救いようがない人は、ご自由に・・・
(骨粗鬆症になるのも、認知症になるのも?ご自由ではあります?救いようがないですね?お好きにどうぞ・・信じられませんけれどね?)