「北の山・じろう」日記

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トランプ前米大統領が米連邦議会襲撃事件で起訴される可能性<2023年7月

2023-07-19 03:05:34 | アメリカ合衆国

ワールド
2023年7月19日12:04 午前38分前更新
トランプ氏、議会襲撃事件の捜査対象 検察が通告 起訴の可能性も
https://jp.reuters.com/article/usa-trump-investigations-idJPKBN2YY17Q?il=0

2022年11月18日、アメリカ司法省はスミス氏を特別検察官に任命しました。
以来、捜査が続いてきて今年6月に機密文書持ち出しの容疑で起訴されました。これも有罪が認定されるとかなりの重罪です。

今回は、まだ「大陪審の捜査対象になっていることを通告する書簡」をトランプ氏が受け取ったという段階です。容疑は、「米連邦議会襲撃事件」についてです。

書簡は、「ターゲット・レター」と呼ばれるそうです。
元検察当局者によると・・
「起訴すべきでない正当な理由がない限り、起訴されると推定すべき」ことを意味するという。

つまり、起訴の事前予告です。
ほぼ確実に起訴されるでしょう。
そして、これがトランプ前米大統領の最も問われるべき容疑です。この事件に関しては、かなり前の段階で800人を超える容疑者が起訴されています。一番刑の重いものは、10年の懲役判決を受けています。

要は、国家反逆罪に該当するかもしれない重罪です。
トランプ前米大統領には、それを扇動した疑いがあります。そして、事件の拡大を放置して行政の最高権力者としての義務を果たさなかった容疑があります。

それほどの重罪の容疑がありながら、これまで起訴できなかったのは、トランプ主義者によるトランプ氏の人気と支持が大きすぎるからです。だから司法省は慎重に手順を踏んである程度の証拠が集まったところで、特別検察官を任命して捜査をゆだねました。

特別検察官は、政治から独立しており党利党略とアメリカ国民が受け取る事を最大限避けました。そして特別検察官は政治の大物などのみを捜査する強い権限を持っています。政治から司法への関与を防ぐためにこのような制度があります。

スミス特別検察官からの「ターゲット・レター」をトランプ前米大統領が受け取った事には、そのような意味があります。

ほぼ、確実に連邦議会襲撃事件に関して起訴されると思います。これは国家反逆罪にも該当しうる重罪です。

アメリカは法の下の平等を実現できるのか?
今後の推移を見守りたいと思います。
独裁者は、このように罪を免れる事に熱心ですし、巧みです。国民の支持を煽って、その力で訴追を免れようとします。トランプ氏が、これまでしてきた事です。

2023年6月11日 8:08
(アメリカ)前大統領トランプ氏の起訴について<2023年6月

https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/c4344af6752e4fdd4b7f243794da14d8

2023年6月9日 11:51
トランプ前米大統領を特別検察官が起訴<2023年6月

https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/245b1274c4c4cbd636a7b1e9b93d85bf

2022年11月19日 19:10
米司法省、11月18日特別検察官を任命

https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/4b4200c1cd8de812b432f8cb9c4a2d6c

2022年9月22日 7:16
アメリカのミニ・プーチンも危うい?
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/61f6a06ec8a7e65583376270aa049fd5

 

※CNN OPINION 
歴史はトランプ氏の側に立たず
2023.06.15 Thu posted at 20:14 JST
https://www.cnn.co.jp/opinion/35205240.html

 



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