金の花との葛藤

2016年05月12日 | 日記
ソファーに座っていたキンさん(仮名)95歳。

お茶を飲みながら私と一緒に天候の話。

あ…

キンさんの鼻から、はな○そが顔を出している。


まあいいか。


そしてそんなことは知るよしもなく、しゃべり続けるキンさん。


あら…


はな○そが、だんだん表に出てきている。


見なかったことにしよう…


いや、このままではキンさん、はな○そをぶら下げたまましばし過ごすことになる。

そんな恥ずかしい思いをさせるわけにはいかない。

取ってさしあげようではないか。


さて、シモの世話ならば介護手袋を使って拭き取るが、はな○そに手袋を使うのはおかしい。

そう。ここはティッシュペーパーでさりげなく取ってあげるんだ。


「キンさん、ちょっとゴメン、鼻拭かせて」


ティッシュペーパーを1枚手に、キンさんの鼻の穴に…


グニュッ


げっ、指にハッキリした感触…

ていうかキンのやつ、ちょっと動いたからティッシュペーパーズレたし、
もろに触ってしまったし。まだ今も感触残ってるしぃ泣


いや、長寿のはな○そだ。


キンのハナ、


縁起の良い「金の花」だと思おうではないか。


なんだそりゃ。