Harmony

ちょっと呟いて孤独からの脱出?

母のクリスマス

2015-12-23 20:21:31 | Weblog
母は、私が持って行ったケーキを食べながら、『きよしこのよる』を歌う。
「パクパク ♪きーよしーこーのよるー パクパク ♪ほーしはひーかりー パクパク…」って。
もう可笑しいったら!
明日がクリスマスイブねって言ってもすぐ忘れるけど、
ケーキに付いてた小ちゃな飾りで、分かるのかな。
歌ってって言ったわけじゃないのに歌い出した。
そしてその結構大きなイチゴショートをペロッと食べちゃった。
昼食のすぐあとなのに、すごーい食欲の100才だ。

私が行った時、母は食堂にいて何かを見ていた。
「12月23日 天皇誕生日」と書いた紙。
介護士さんが書いてくれたらしいけど、母は、
「天皇誕生日なんて関係ない。目出度くも何ともない!」って言って、
「○子の誕生日の方がずっとお目出度い!」と。
私、ウフッって思ったけど、近くにいた皆んなも笑って、そうだね、って。
良かった。だれも怒らなくて。
そして、私の誕生日をそんなにお目出度いなんて言ってくれてうれしい。
私に「だあれ?」って今日も行ってすぐに言ってたけどね。

プレゼントの洋服は気に入ってくれた。
まあこれもすぐ忘れるので、これクリスマスプレゼントねって、しつこく私言っちゃった。

元気いっぱいの母に今日も元気もらって帰って来た。
よかったあ。


コメント
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