明けましておめでとう御座います。

明けましておめでとう御座います。
変革の年が明けましたが、背筋が寒くなるような毎日の事件や火災事故ですが、皆様お元気の事と思います。小生些か暮より体調思わしくなく正月を休養の日々を過しておりましたが、七草も過ぎ休んでいられないので、一言年頭所感を申し上げます。

まずやはり取り上げるべきは、現下に於ける政治情勢でしょう。現政府の無能ぶりと悲しくなる対応を見ていると、本当に国の指導者という資質は何なのだろうと考えさせられてしまう。このぬるま湯加減は日本のお家芸かと感心ささえしてしまう。もうここいらでアメリカ追随や中国大事という経済原則をはずして、独立国家日本としての原理原則を議論しましょう。

産業面で言えば、先進国のアメリカや日本などだけが物凄い技術でものづくりをしているが、東南アジアやアフリカ諸国、中近東などの後進国が多少追いつくまで待ってやりましょうよ。今の携帯電話、テレビ、家庭用品、自動車どれをとっても日本ほど技術的に優れているところは無いでしょう。葉山に住んでいるアメリカ人の友達も（コロラドの山奥から来た人だが）バスカードやスイカなど物凄く感心していたし、至れりつくせりの電車の社内案内などアメリカではお目にかかったことなど無いと言っている。

今必要なのは価値観の共有ではないでしょうか？日本、アメリカ、あるいはEU だけが共通した価値観で良いのでしょうか？これでは世界の安定は絶対に来ないとおもいますが、どう思われますか？
例えば男と女が結婚して見て初めて分かる事って恐らく価値観が合っているか、否かではないでしょうか？私の知っている例では長い事恋愛をして結婚したのは良いけれど、半年くらいで別れてしまった夫婦が居ます。それは金銭感覚の相違による価値観の違いが原因でした。男性はサラリーマン家庭に育ち月の給料で一月を生活するいわば計画経済、女性は自営業の一人お嬢さんで、お店には売上金やらお釣り銭やらが子供の頃から目の前にあり、必要なら一時拝借が出来る環境でした。
いわば現金主義経済であるだけ使って、本人すら分からなくなって、結局分かれた二人でした。

翻って小泉さんから麻生さんまで世襲議員から４代総理大臣が出て、国民との金銭感覚（価値観）の全く違う人達がこの国を代表しているのだから悲しすぎます。
企業の代表者で言えば今上場企業の社長はほぼサラリーマン社長でしょう。だからと言う訳ではありませんが、見た目小粒ですね。東芝の石坂さん、土光さん、ソニーの井深さんなど骨のある人達が自分を捨てて社会の公器としての会社をキチンと管理して、人を育て技術を進歩させていましたね。

人を引っ張る指導者としての資質は恐らく天性のものと人生の間の努力とが一体になった時にチャンスがあればなれるのでしょうから、心豊かな常識人が居れば勤まるはずなんですが居ませんね。自民党にも民主党にも！
サー、丑年は波乱の年とか言われますが、皆さん健康に注意して自分の周りだけでも明るく行きましょう。寒に入りました、風邪など引かぬようお過ごし下さい。