葉山の海と森

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庶民感覚を持たない政治家

2015-07-06 09:56:00 | Weblog

大きな節目を迎えた安保法制議論だが、大方の国民の反対をよそに15日くらいには衆議院を通過しそうである。本当にこれで良いのかと思うのだが、自民党の一強でどうしようもないのである。つくづく民主党の罪は深くなってきている。今の状態を招いたのは口だけ政治家が多かった民主党、寄り合い所帯の民主党、成り上がり政治家が多かった民主党である。もっとも今の自民党にも成り上がりは一杯いるのだが、、、。

さて国民はこれからどうする、ここはじっくりと国民としては考えなければと、毎日悩ましい日が続いているのである。話は変わるが今鎌倉にはアジサイ見物の人波が押し寄せているが、この人たちは時間とお金に余裕のある人たちなんだと思うと、今はアジサイ見物の時ではないだろうと思うのは私一人ではないだろうと思うと複雑なのだ。でも花を見て楽しむというのは素晴らしい習慣でもあるし、精神安定剤でもあるので構わないのだが、作られた情報で鎌倉へ鎌倉へと草木もなびくのである。

連日、鎌倉や湘南といわれる、この周辺をテレビの番組で宣伝し、目先を変えただけでどれもこれも同じような企画、場所、店舗、金太郎飴なのである。国民がテレビや雑誌に踊らされるように政治家も安倍チャンとその仲間たちに踊らされているのである。自分の家を守るのは自明の事であるが、わざわざ遠くの町内会の道路の掃除に出かけて行くというのはやりすぎだと思うのだが、武器や装備をそろえると使ってみたくなるのが、人間の性で政治家は心しなければいけないのではないか。

私は子供のころからボーイスカウト運動をやっていたので、国旗に敬礼とか国家斉唱にはあまり違和感はないので、他国の国旗掲揚式では歩いていても立ち止まって敬意を表するのが普通の感覚だと思っている。だから武器を持つ事には反対はするつもりは無い。ただそれは自分を守るため、自国を守るためのものとして使用可能にすべきものなのだと考えるのだ。

今、戦後レジュームからの脱却とかいう言葉が流行っているが、それはすでに無くなっていると考えたほうが良いのではないか。70年という月日がある意味消し去っている戦前をわざわざ思い起こす必要もないのではないか。戦争を知らない今の政治家たち、学者たちよりも沖縄戦で悲惨な体験をしたオジイやオバアの話を聞いた方が余程為になるのではなかろうか。

ベストセラーを書いた作家の新聞社を潰せという不遜な言動を喜ぶ、陣笠たちを次の選挙には必ず覚えておく事も大事な事だと思いまし、何しろこの状態を脱することは向こう2年間はだめなのだから、跳ね上がりが心配になってきたと思うのは私だけではないのだと思っている。何を言いたいかというとテロという短絡である。かつて連合赤軍という武装組織があったが、今は化学兵器のような音を出さないサリンのような危険物質もある。この世界でも進化しているのである。

治安の良いといわれる日本においてもこの先必ずこの跳ね上がりが出て来る事が予想される。おりしも新幹線の車内で焼身自殺の事件もあり、これも不満からくるテロだと思うし、子供同士のいじめからの殺人も一種のテロだと思うのだ。

傍から見ていて安倍チャンの能力以上の難問が彼の目の前に山積しているのに、裸の王様は自分が見えなくなってきているから、自分を過信して突っ走って無理を通そうとしている。今やっている事が将来の人たちにツケをまわす事はそろそろやめねばならないだろう。安保法案(憲法問題)、年金漏洩、拉致問題、国立競技場問題、財政再建、経済再生等々失礼ながら、安倍チャンこれだけの大問題は安倍チャンの手には負えません。何か一つに絞って成功させれば歴史はを評価するでしょう。今からでも遅くないので庶民感覚を取り戻して、名宰相になれるよう頑張ってくださいと願うばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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