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宗教の怖さ

2022-07-14 14:57:19 | Weblog
思わぬ事件が起きた。参議院選挙の終盤2日前に選挙演説中の安倍元首相が狙撃され亡くなった。理由ははっきりまだ分からないが、
どうやら新興宗教に安倍氏が送ったメッセージが誤解されたらしい。いずれにしても選挙中にこのような事件が起こること自体が
異例中の異例であろう。まだ詳細が分からないこともあるが、犯人の供述で母親が宗教に入れ込んで財産のすべてを失ったことへの
恨みらしい。政治家である安倍氏がその団体にメッセージ送ったという事が逆恨みの原因らしい。(実際は違う団体らしいが)

宗教の怖さは前にも書いたが、無償の愛とか奉仕とかいうもので全て悪い言葉でいえば「ごっつうさん」体質なのである。
所謂、旧宗教と戦後台頭した新宗教の違いは歴史観なのである。例えば仏教でいえば数百年以上千年も続いているので少なくとも
教義はある程度構築されているし、特に戦後日本に入ってきた新宗教というジャンルのものは旧宗教の焼き直しの教理を作り
今度の問題になっている韓国系の教団は反社会勢力と考えて良いのではないだろうか。

笑ってしまうのは聖書と仏典などをミックスした聖典と称するものを作り、献金しないと地獄に落ちる等といわば脅しの宣教を行っている点である。
誰しも幸せな人生を送りたいと願っているが、順風満帆は良しとするも人生は浮き沈みもあり苦しい時に助け合うのが家族であり友であるので
自分自身を失わず、しっかり歩いてほしいものだと心からそう思う。必ず後で笑い話が出来るので「ナンクルナイサー」の精神で行きましょう。

残念ながら落命した安倍氏や家族には気の毒だが、政治家に望まれるのは国民のために自身を捧げてこの国を良くしていこうという召命感では
ないかと思うが、果たして全ての政治家にこの召命感があるや無しやと問わざるを得ません。犯人は犯した罪の償いはしなければならないが
それだけでいいのだろうか?もっと本質を見抜いてこの国の病巣を断つことが必要ではないのだろうか? 政治家は襟を正して国家のために
尽くしてほしいものだ。第2の同様な事件が起こらないように心から願いたい。


コメント
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