京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

第5回無鄰菴ギャザリング「無鄰菴の蛍と出会う夜」

2019年06月15日 15時21分22秒 | 日記
6月8日の最終は無鄰菴です。何度も訪れていますが、今日は第5回目の「ギャザリング」の日です。











「ギャザリング」は、無鄰菴の指定管理者の植彌加藤造園さんの基本理念"庭に集い庭をはぐくむ"のまさに実践企画で、メンバーの方々とお庭についてや、京都の観光の事など、、、、さまざまな話題について語り合う会です。

僕も3回目の参加です。席のお近くの方々と楽しくお話をしました。和服のおふたりのご婦人は、大阪南部の藤井寺市のご出身でした。僕が藤井寺高校の出身とお話すると、ひとりの方の娘さんも卒業生だったりで小さな(?)話題で盛り上がりました。



会費は必要ですが、飲み物やサンドイッチなどの軽食が用意されていて、飲んで、食べての語らいとなりました。
フェローの方々も多数、会の運営に参加されていて参加者のお世話をされていました。
この場を借りてお礼を申し上げます!

やがて日も暮れ、蛍の偵察に平野さんが庭園へ。
滝近くのかえでの葉の裏に数匹いるとの事でした。







行燈だけの無鄰菴庭園、、、山縣もかって政治の合間にこんな夜景を楽しみ、明日への糧としたのでしょうか?

19時半を過ぎ、庭園に降りて蛍を探しに行きます。三段の滝近くの沢飛び石近くのかえでの葉の裏で光る二匹の蛍がいるのを平野さんが教えて下さいました。
暫くすると一匹が淡い光を放ちながら飛び立ちました。まっすぐに飛ぶのではなく、風に揺られ、残像を残しながらだったので非常に幻想的でした。
これには皆さんも大喜び!「暫くやすんでまた、飛んでくれ!」と、まだ見ぬ蛍に声援を送っている方もいらっしゃいました。

主屋に帰ってくると8畳間の縁側にも一匹。芸能人の記者会見顔負けのカメラ台数でした。(笑笑)

するとその蛍が部屋の中へ。それにつられたのかさらにもう一匹が室内で飛び込んで来ました。
その中の一匹がなんと僕の腕に留まりました。こんなに間近で蛍を見たのは何年ぶりでしょうか?

蛍も見れ、幻想的な夜の無鄰菴を楽しみ、帰路につきました。

新緑の愛宕念仏寺

2019年06月15日 06時09分37秒 | 日記
平野屋さんで「志んこ」を頂いた後、近くの愛宕(おたぎ)念仏寺に来ました。





お寺の縁起については駒札の写真をご覧ください。

大正11年に、堂宇の保存の為に、こちらに移築されました。戦時中に無住の寺となり、昭和25年の台風で甚大な影響被害を被り廃寺となりました。

しかし、昭和30年に仏師 西村公朝さんが住寺になられ伽藍の復興が始まりました。









境内には沢山の羅漢さんの石仏がありますが、これらは、昭和55年から10年間、境内の本格的な復興が行われた時に寺門興隆を祈念し、一般の参拝者の方々が自らの手で彫られた石仏です。
その数、1200躰にも及ぶそうです。









眼鏡をかけている石仏、楽器を奏でている石仏、、、いろんな表情を見ていると楽しいですね!

次に、明治の元勲 山縣有朋の別荘 無鄰菴へと向かいます。