6月23日は、京都府宇治市にある"宇治茶房



















山本甚次郎"さんへ。
まいまい京都での参加です。




京都の町家"表屋造"で、道路に面した表側に店舗があり、その奥には居住空間が広がっています。

先ずは、店舗内でご当主の山本晃一郎さんから宇治茶についてのレクチャーがあり、抹茶の原料となる"碾茶"を見せて頂きました。



また、水出しされた碾茶を頂きました。
碾茶だけでは市販されていないので貴重な機会です。
抹茶の濃厚な旨みとは全く違い、さっぱりとしていますが、ちゃんと茶葉の旨みを感じる事が出来ます。






碾茶のテイスティングの後、町家の奥には日本最古と言われる堀井式碾茶炉が今も現役で使われています。
大正13年(1924)に堀井長次郎氏により開発された堀井式碾茶乾燥炉は茶業界に革命をもたらしました。
蒸した碾茶の茶葉を乾燥させる装置です。
それまでの手作業による製茶をオートメーション化し、より効率的に良質なお茶を均一な品質で作りだす事ができるようになった画期的な炉です。
現在当製茶場にある
堀井式碾茶乾燥炉が最古のものになり、
大正15年(1925)製のものになります。
同じ中宇治にある福文製茶場さんにももう一台現存しており、同年のものになります。
ですからこの画期的な装置は日本で2台のみになっています。

工場内では抹茶ラテの試飲があり、水出し碾茶とは全く違った抹茶本来の味覚を楽しみました。
最新の炉で出来るお茶とは、また違う独特なお茶になるそうです。


ほんず抹茶の特製アイスクリーム。
抹茶の味が濃厚で、ハーゲンダッツのグリーンより美味しく感じました。
抹茶の味が濃厚で、ハーゲンダッツのグリーンより美味しく感じました。


再び店舗内に戻り今度は「ほんず抹茶の特製アイスクリームを試食。
抹茶の味が濃厚で、ハーゲンダッツのグリーンより美味しく感じました。