洛西の寺院・神社巡りもここ粟生光明寺で最終です。
一週間前あたりが紅葉のピークだったようですがまだまだ綺麗なもみじが残っています。
普段は境内は無料で入れますが伽藍内に入れるのは秋の紅葉シーズンだけです。
光明寺は法然上人が初めて「お念仏」の教えを説かれたところで浄土宗の中のひとつ西山浄土宗の総本山です。
伽藍の整備に力を注いだのは武士であった熊谷次郎直実です。
戦乱に生きた直実は自らの罪の深さにおののく日々を送っていました。
法然上人の「どんなに罪が深かろうと念仏を一心に申せばかならず救われる」の教えに感銘し、その場で出家を決意したと言われています。
伽藍内の拝観は阿弥陀堂からです。ご本尊の阿弥陀如来像は約2mもある大きな阿弥陀さまです。
次に渡り廊下で繋がっている御影堂にお詣りします。
法然上人ご自作と伝わる上人像がお祀りされています。
勅使門を備えた釈迦堂です。
庭園は「信楽庭(しんぎょうてい)」と名付けられた大小18個の石を配した庭園です。
阿弥陀さまの慈悲に包まれながら生死の大海を渡る念仏行者の姿を現しているとされます。
勅使門を拝見に紅葉が映えますね。
クライマックス、、、もみじの参道です。
閉門時間の17時間際だったのでこの様な写真が撮れました。
御影堂で御朱印を授与して頂きましたが、こちらでもコロナの影響で書置きのみの対応でした。
一日で洛西の紅葉名所七カ所を巡る慌ただしいお詣りでしたが、充実した旅でした。
色々見せていただき嬉しかったです。