京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

長楽館(旧村井吉兵衛京都別邸)

2024年03月14日 08時28分00秒 | 日記
 3月8日は、安養寺を拝観後に長楽館へと来ました。









入口の説明板にある様に、長楽館は明治42年(1909)“煙草王”と呼ばれた実業家村井吉兵衛により国内外の賓客をもてなすための迎賓館・京都別邸として建築されました。
設計は立教大学学長でキリスト教宣教師でもあったアメリカ人技師J.Mガーディナーです。

それから100有余年。
今ではカフェやフレンチ料理「ル シェーヌ」、ウェディングそして別館では6室のホテルを運営されています。

伊藤博文、大隈重信や山縣有朋など、明治時代を彩った人々をはじめ、大物政治家や実業家を迎えてきた歴史があります。

昭和61年(1986)には建物のみならず、多くの家具調度品を含めて、京都市有形文化財の指定をお受けています。














2階に掛かる扁額は伊藤博文の筆によるものです。









定期的にピアノの生演奏があったりと非常に雰囲気が良く、若い女性に人気の施設です。

1階から2階は完全な洋館ですが、3階は室内の表情が一変し和風空間が広がります。

3階は写真撮影は可能ですがSNSにアップしない様に注意がありました。

以外の写真は京都市観光協会やまいまい京都でアップされた写真です。













「御成の間」には床の間や付書院、花頭窓、天井は折り上げ格天井と最後級の部屋になっています。

施主の村井吉兵衛の意向でしょうか?二ヶ所の丸型ステンドグラスが印象的です。





お昼も軽くこちらで頂きました。
ビーフシチューと生野菜のセット。
牛肉はとろとろに柔らかく、デミソースもコクが深くて美味しかったです。

100年の歴史ある「長楽館」で頂くランチもいいものです。







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