H25.10月25日(金)に行われた、東北造形教育研究大会について。
今年は弘前大会でした。
昨年の秋田大会での授業を参観してから、ずーっと考え、悩み、温めてきた題材の授業発表。
弘前の代表として、しっかりしたいい授業見せなきゃ…というプレッシャーに押しつぶされそうになった時期もありました。
しかし当日朝は「やったる!生徒も見に来る先生方もみんな楽しみにしてくれ!」っていう妙なテンションで楽しく授業発表を迎えることができました。
この題材開発において、最初に目をつけたのは「地域性」。
せっかく他県からおいで下さる先生方に、弘前らしい何かを感じてもらえないかな?と考えました。
その考えから生まれたのが「りんごの木」を材料として使うことでした。
次に考えたのは、生徒たちに何を表現し学んで欲しいのか?ということ。
思い出したのは昨年度の立志式でした。立志式においてなかなか立派な将来の夢を発表した面々だったので、そういった思いを表現できないかなと思いました。
そしてたどり着いた題材は
「こんな感じに実りたい ~果実で表す自分の将来~」
ここ数年自分がよくやっていた、グループで作品を鑑賞・批評し合う言語活動を取り入れればOKだろう。そう思って指導案を作成し、初夏の指導案検討会へ臨みました。
…が、「指導案はいいけれども導入部分に何か一工夫を」とのご指摘を受けることに。そこからは悩みに悩みました。こんなに教材研究で悩んだのは初めてのこと。
何かや誰かの真似はしたくなかったので、一人で悩んで悩んだ末に思いついたのが、『自分の作品をライトアップしてみる』こと。
このライトアップのねらいは…
①自分の作品に自分で考えてライトアップすることで、自分の作品をよりよい見せ方を考えることができる。
②いつも見ていた作品と全く違う姿を見ながら自分の作品を考えることができる。
というものです。
実際ライトアップした時の生徒たちの表情はなかなか素敵でした。
「おー…!」という小さな歓声がいくつか聞こえてきた時は、予想していた反応が得られたことで、嬉しかったです。
参考までに、
これに使ったのは主に段ボールと100円ショップのプッシュライト。
美術や技術の教材カタログを探しまくって、教材屋さんと相談を重ねた結果落ち着いたのがそれだったのです。
今回の作品は大きかったので、箱も大きくなってしまいましたが、小さな彫刻作品なら
、普通の空き段ボールで作れると思います。実際僕も試作品は大きめの空き段ボールでした。
このライトアップ。
弘前に生まれ、日本一のさくらまつりを毎年見て、ライトアップされた夜桜の美しさを感じながら育ったからこそ思いついた工夫だなと思っています。
これもちょっとした「弘前らしさ」かな。
ところで、授業はたくさんの方々に参観していただきました。
協議会でもご意見や質問、その他感想もたくさんしていただき嬉しかったです。
自校から持ち込んで、会場校のホールに展示していた絵画作品にも興味を持って質問しに来て下さった方もいらっしゃいました。驚き感激しました。
参観していただいた方々、発言して下さった方々、ありがとうございました。
また大会の運営にあたって、弘前地区の美術の先生方には、授業発表に心置きなく集中する環境を与えていただきありがとうございました。
こんなに楽しいなら、またやってもいいなと思うくらい楽しかったです。
…現実的には、こんな大きな大会でやれるのは最初で最後でしょう。そう考えると寂しいです。
また、実践発表をされた秋田の先生の考え方や、これまで実践されてきた題材には刺激を受けました。
そっくり真似してみようとは思いません。そこはクリエイター…ではないんですが、そういう精神のようなものがありますから、考え方や方法を参考にさせていただきたいなと思います。
そこから生まれた題材ができたりなんかしたら、また逆に紹介できるといいかもなーとも思います。
また色々考えて頑張らなきゃな。
今年は弘前大会でした。
昨年の秋田大会での授業を参観してから、ずーっと考え、悩み、温めてきた題材の授業発表。
弘前の代表として、しっかりしたいい授業見せなきゃ…というプレッシャーに押しつぶされそうになった時期もありました。
しかし当日朝は「やったる!生徒も見に来る先生方もみんな楽しみにしてくれ!」っていう妙なテンションで楽しく授業発表を迎えることができました。
この題材開発において、最初に目をつけたのは「地域性」。
せっかく他県からおいで下さる先生方に、弘前らしい何かを感じてもらえないかな?と考えました。
その考えから生まれたのが「りんごの木」を材料として使うことでした。
次に考えたのは、生徒たちに何を表現し学んで欲しいのか?ということ。
思い出したのは昨年度の立志式でした。立志式においてなかなか立派な将来の夢を発表した面々だったので、そういった思いを表現できないかなと思いました。
そしてたどり着いた題材は
「こんな感じに実りたい ~果実で表す自分の将来~」
ここ数年自分がよくやっていた、グループで作品を鑑賞・批評し合う言語活動を取り入れればOKだろう。そう思って指導案を作成し、初夏の指導案検討会へ臨みました。
…が、「指導案はいいけれども導入部分に何か一工夫を」とのご指摘を受けることに。そこからは悩みに悩みました。こんなに教材研究で悩んだのは初めてのこと。
何かや誰かの真似はしたくなかったので、一人で悩んで悩んだ末に思いついたのが、『自分の作品をライトアップしてみる』こと。
このライトアップのねらいは…
①自分の作品に自分で考えてライトアップすることで、自分の作品をよりよい見せ方を考えることができる。
②いつも見ていた作品と全く違う姿を見ながら自分の作品を考えることができる。
というものです。
実際ライトアップした時の生徒たちの表情はなかなか素敵でした。
「おー…!」という小さな歓声がいくつか聞こえてきた時は、予想していた反応が得られたことで、嬉しかったです。
参考までに、
これに使ったのは主に段ボールと100円ショップのプッシュライト。
美術や技術の教材カタログを探しまくって、教材屋さんと相談を重ねた結果落ち着いたのがそれだったのです。
今回の作品は大きかったので、箱も大きくなってしまいましたが、小さな彫刻作品なら
、普通の空き段ボールで作れると思います。実際僕も試作品は大きめの空き段ボールでした。
このライトアップ。
弘前に生まれ、日本一のさくらまつりを毎年見て、ライトアップされた夜桜の美しさを感じながら育ったからこそ思いついた工夫だなと思っています。
これもちょっとした「弘前らしさ」かな。
ところで、授業はたくさんの方々に参観していただきました。
協議会でもご意見や質問、その他感想もたくさんしていただき嬉しかったです。
自校から持ち込んで、会場校のホールに展示していた絵画作品にも興味を持って質問しに来て下さった方もいらっしゃいました。驚き感激しました。
参観していただいた方々、発言して下さった方々、ありがとうございました。
また大会の運営にあたって、弘前地区の美術の先生方には、授業発表に心置きなく集中する環境を与えていただきありがとうございました。
こんなに楽しいなら、またやってもいいなと思うくらい楽しかったです。
…現実的には、こんな大きな大会でやれるのは最初で最後でしょう。そう考えると寂しいです。
また、実践発表をされた秋田の先生の考え方や、これまで実践されてきた題材には刺激を受けました。
そっくり真似してみようとは思いません。そこはクリエイター…ではないんですが、そういう精神のようなものがありますから、考え方や方法を参考にさせていただきたいなと思います。
そこから生まれた題材ができたりなんかしたら、また逆に紹介できるといいかもなーとも思います。
また色々考えて頑張らなきゃな。