<白菜収穫 皆小ぶりで1.5kgサイズ>
12月12日 これ以上大きくなりそうにないので白菜を10株ほど収穫する。いずれも1.5kgサイズで小ぶりです。
<空いたトロ舟を清掃>
収穫が終わって空いているトロ舟を本日すべて清掃しました。全部で4セット16台分です。
<今年の屋上菜園も終わりか 温室栽培の可能性>
12月12日 現在屋上で栽培しているのはトロ舟3セット分で白菜・ブロッコリー・春菊・レタスです。これらを収穫すれば終わりですが白菜などは1月中旬までかかるでしょう。レタス類もビニールシートで保温していますが成長はゆっくりです。
(冬場は野菜類の成長も寒さの影響でかなり遅れることは明らかで種苗メーカーのカタログを見ても夏場は30日で収穫可能なものでも冬場は60~70日と約倍の日数がかかることが記載されています。水耕栽培の場合も同じで成長のスピードは寒さが増すごとに遅くなってきています。)今年はビニールシートで保温して(場合によっては簡単な保温機を購入して)冬場も少し野菜を育ててみようと思っておりましたが問題はトロ舟が外気にさらされているので養液温度がかなり低下し苗が育たなくなることです。(水温が10度をきると栽培不可能と言われています。)この水温対策が解決されないと冬場の水耕栽培はやはり室内でないと無理ということになりそうです。循環用タンクを発泡スチロール容器に変える。トロ舟に発泡スチロール板を張るなど考えられますが根本的には温室風に全体を仕切らないと水温の10度以上の維持は難しいでしょうか。
■低温限界温度
野菜が生長できる最低温度のことです。ほとんどの野菜の好適根温度は15度から28度位で低温限界温度が8度になっています。実際の根の温度はこの栽培床の水温より1~2度低くなるようですので水温が10度を切るようになると通常の野菜は栽培が不可能になるといわれています。
<太陽熱を利用して温水ヒーター的に対応できないだろうか>
12月13日 10度以上の温度維持の方法としてビニールシートをかぶせた4台のトロ舟のうち2台には栽培パネルを取り付けずソーラー温水器として利用すれば養液温度を10度以上に保てないだろうか。その際、ガラス板かアクリル板でトロ舟を遮蔽すると夜間の温度降下を少しでも緩和できるのではないだろうか。また外気温との接触を避けるために養液は循環させないようにします。この方法で昼間25度位まで水温上昇が可能であれば夜明けまで10度以上を維持できるのではないかと思うのですがとりあえず調べてみることにします。これがうまくいけば高価な温室がなくても空いたトロ舟を利用して冬場の栽培が可能になります。駄目な場合は水槽用ヒーターの併用か効率のよいソーラー温水器などの利用を考えてみます。いずれにしろ最低条件は氷点下の日でも絶対に凍結させないことです。凍らなければ野菜は成長が止まっても死ぬことはありませんから。
12月14日 120Lのトロ舟も6台に連結してビニールシートをかぶせて温室風に利用できるようにしました。これで4台連結が3セットありますので4セットそろいましたのでこれを使って何とか冬場の栽培が出来ないものかと思っています。LEDや蛍光灯を使った室内栽培に比べ屋上での栽培ではレタスなどはしっかりと育ちますし路地物に近い育ちです。この秋からずっと室内水耕での徒長に悩まされ続けていますので室内水耕での栽培の成功のためにも何とか屋上での栽培からヒントが得られないものかと思案しております。本日は大変暖かかったので何ら問題はありませんが来週当りからまた寒気が来そうなのでそのときにどうなるかということです。アクリル板がすぐに手に入らないので当分ビニールシートと黒のゴミ袋を切り開いてトロ舟にかぶせて保温と温度上昇に役立たないか試すことに。
当面はレタス・春菊・ミズナを中心に栽培してみようと考えておりますが果たして育ってくれることか。
12月15日 玉レタスを収穫。まだ結球状態は不完全ですがそれでも重さは300g、やはりしっかりと育っています。この程度まで室内水耕で育ってくれれば万々歳ですが。
<やはり太陽光は偉大だ!>
12月16日 室内栽培の蛍光灯やLEDとの比較で屋上のレタス栽培のトロ舟周囲の光量子束密度を測定してみましたが値はおよそ1100~1200μmolを示している。直角に当てると1500を優に越えています。やはりLEDや蛍光灯とは値が1桁違います。しかも葉が焼けるようなことはない。この光があるからこそ野菜がしっかり育ってくれるのです。室内ではレタスが結球しないし葉の数も少なく丸みがないのもすべてこの光質の違いから来ているのでしょう。やはり太陽光は偉大です。
<第2陣のレタスも結球仕掛けています>
12月16日 第2陣のレタスも1株だけですが結球しかけています。水温は11度ほどですのでやはり今後が気になります。(今朝から寒くなり最低気温5度、最高気温9度との予報。昼休みに見ると12.6度になっていましたのでビニールシートのお陰で気温よりも高いのですがそれでも野菜が育つ水温としてはまだまだ低い)
<ジャガイモの花が咲いている>
12月16日 ジャガイモに花が咲いています。寒さに負けず育ってくれれば新ジャガが出来るかも。
<ブロッコリーは順調>
12月20日 ブロッコリーは寒さに負けず順調に育っています。本日も3個収穫する。
<第2陣の白菜も順調です>
12月20日 年明けてからの収穫を考えて育てている白菜「きらぼし65」も順調に育っています。全部で24株育てていますが今の所しっかりと太りつつあります。
<玉レタスは成長停止 根腐れか>
12月20日 残っている玉レタス3株は低温の影響によるのか根が茶色くなって根腐れを起こしかけています。2株収穫して重さを量るとどちらも200gほどしかありません。
<第2陣の結球レタスを収穫>
12月24日 第2陣の結球レタスを収穫する。全体で400g、芯の部分で250gほどありましたがまだまだ未完成品です。
<トロ舟が凍っている>
12月26日 今朝、温室用のビニールをかぶせていない空のトロ舟に氷がはっていました。この状態では防虫ネットしかかぶせていない白菜などはこれ以上の生長が望めません。
冬場にも栽培を続けるには
①温室を設置するか
②温室用ビニールシート+養液の加熱加温装置の設置(太陽熱温水器の利用など)
③温室用ビニールシート+養液にかえて人工培養土の使用
等の対策を施素必要があります。この第2番目の対策として太陽熱温水器を購入しましたが目標どおりの成果が出るかどうかが当面の課題です。
<太陽温水器MMCを購入>
12月23日 冬場の養液の温度低下対策として太陽熱温水器を使って暖めるということが出来ないかと思い試験的に最も価格の安いMMC温水器を1台購入することにしました。貯蔵タンク量は65㍑と少ないですが養液を循環させることでトロ舟4台分の養液を昼間なら15度位に維持してくれるのでないかと皮算用しています。これでうまくいけば温室用のビニールシートとの併用で温室なしに冬場も屋上で春菊やレタス・ミズナなどが栽培できることになりますし、しかも太陽光利用ですから特別なコストはかからないというメリットがあります。
12月29日 ひとまず組み立てて水中ポンプで水の循環を試みたがやはり水圧が低いためか完全に循環してくれない。明日水温が上昇するかどうかも含め再検討することに。
12月31日 心配していたが水も循環して水温もかなり高くなっています。トロ舟の水温も19度近くになっていますのでこれなら昼間は野菜が育ちそうです。まだすべてのトロ舟の水温が上がっているわけではないのでもう少し様子を見る必要がありますが失敗ではなさそうですのでひとまず安心しました。夕方6時過ぎに水温をみるとまだ16度を超えていました。タイマーを取り付け8時から17時まで水が循環するようにセットしました。
12月12日 これ以上大きくなりそうにないので白菜を10株ほど収穫する。いずれも1.5kgサイズで小ぶりです。
<空いたトロ舟を清掃>
収穫が終わって空いているトロ舟を本日すべて清掃しました。全部で4セット16台分です。
<今年の屋上菜園も終わりか 温室栽培の可能性>
12月12日 現在屋上で栽培しているのはトロ舟3セット分で白菜・ブロッコリー・春菊・レタスです。これらを収穫すれば終わりですが白菜などは1月中旬までかかるでしょう。レタス類もビニールシートで保温していますが成長はゆっくりです。
(冬場は野菜類の成長も寒さの影響でかなり遅れることは明らかで種苗メーカーのカタログを見ても夏場は30日で収穫可能なものでも冬場は60~70日と約倍の日数がかかることが記載されています。水耕栽培の場合も同じで成長のスピードは寒さが増すごとに遅くなってきています。)今年はビニールシートで保温して(場合によっては簡単な保温機を購入して)冬場も少し野菜を育ててみようと思っておりましたが問題はトロ舟が外気にさらされているので養液温度がかなり低下し苗が育たなくなることです。(水温が10度をきると栽培不可能と言われています。)この水温対策が解決されないと冬場の水耕栽培はやはり室内でないと無理ということになりそうです。循環用タンクを発泡スチロール容器に変える。トロ舟に発泡スチロール板を張るなど考えられますが根本的には温室風に全体を仕切らないと水温の10度以上の維持は難しいでしょうか。
■低温限界温度
野菜が生長できる最低温度のことです。ほとんどの野菜の好適根温度は15度から28度位で低温限界温度が8度になっています。実際の根の温度はこの栽培床の水温より1~2度低くなるようですので水温が10度を切るようになると通常の野菜は栽培が不可能になるといわれています。
<太陽熱を利用して温水ヒーター的に対応できないだろうか>
12月13日 10度以上の温度維持の方法としてビニールシートをかぶせた4台のトロ舟のうち2台には栽培パネルを取り付けずソーラー温水器として利用すれば養液温度を10度以上に保てないだろうか。その際、ガラス板かアクリル板でトロ舟を遮蔽すると夜間の温度降下を少しでも緩和できるのではないだろうか。また外気温との接触を避けるために養液は循環させないようにします。この方法で昼間25度位まで水温上昇が可能であれば夜明けまで10度以上を維持できるのではないかと思うのですがとりあえず調べてみることにします。これがうまくいけば高価な温室がなくても空いたトロ舟を利用して冬場の栽培が可能になります。駄目な場合は水槽用ヒーターの併用か効率のよいソーラー温水器などの利用を考えてみます。いずれにしろ最低条件は氷点下の日でも絶対に凍結させないことです。凍らなければ野菜は成長が止まっても死ぬことはありませんから。
12月14日 120Lのトロ舟も6台に連結してビニールシートをかぶせて温室風に利用できるようにしました。これで4台連結が3セットありますので4セットそろいましたのでこれを使って何とか冬場の栽培が出来ないものかと思っています。LEDや蛍光灯を使った室内栽培に比べ屋上での栽培ではレタスなどはしっかりと育ちますし路地物に近い育ちです。この秋からずっと室内水耕での徒長に悩まされ続けていますので室内水耕での栽培の成功のためにも何とか屋上での栽培からヒントが得られないものかと思案しております。本日は大変暖かかったので何ら問題はありませんが来週当りからまた寒気が来そうなのでそのときにどうなるかということです。アクリル板がすぐに手に入らないので当分ビニールシートと黒のゴミ袋を切り開いてトロ舟にかぶせて保温と温度上昇に役立たないか試すことに。
当面はレタス・春菊・ミズナを中心に栽培してみようと考えておりますが果たして育ってくれることか。
12月15日 玉レタスを収穫。まだ結球状態は不完全ですがそれでも重さは300g、やはりしっかりと育っています。この程度まで室内水耕で育ってくれれば万々歳ですが。
<やはり太陽光は偉大だ!>
12月16日 室内栽培の蛍光灯やLEDとの比較で屋上のレタス栽培のトロ舟周囲の光量子束密度を測定してみましたが値はおよそ1100~1200μmolを示している。直角に当てると1500を優に越えています。やはりLEDや蛍光灯とは値が1桁違います。しかも葉が焼けるようなことはない。この光があるからこそ野菜がしっかり育ってくれるのです。室内ではレタスが結球しないし葉の数も少なく丸みがないのもすべてこの光質の違いから来ているのでしょう。やはり太陽光は偉大です。
<第2陣のレタスも結球仕掛けています>
12月16日 第2陣のレタスも1株だけですが結球しかけています。水温は11度ほどですのでやはり今後が気になります。(今朝から寒くなり最低気温5度、最高気温9度との予報。昼休みに見ると12.6度になっていましたのでビニールシートのお陰で気温よりも高いのですがそれでも野菜が育つ水温としてはまだまだ低い)
<ジャガイモの花が咲いている>
12月16日 ジャガイモに花が咲いています。寒さに負けず育ってくれれば新ジャガが出来るかも。
<ブロッコリーは順調>
12月20日 ブロッコリーは寒さに負けず順調に育っています。本日も3個収穫する。
<第2陣の白菜も順調です>
12月20日 年明けてからの収穫を考えて育てている白菜「きらぼし65」も順調に育っています。全部で24株育てていますが今の所しっかりと太りつつあります。
<玉レタスは成長停止 根腐れか>
12月20日 残っている玉レタス3株は低温の影響によるのか根が茶色くなって根腐れを起こしかけています。2株収穫して重さを量るとどちらも200gほどしかありません。
<第2陣の結球レタスを収穫>
12月24日 第2陣の結球レタスを収穫する。全体で400g、芯の部分で250gほどありましたがまだまだ未完成品です。
<トロ舟が凍っている>
12月26日 今朝、温室用のビニールをかぶせていない空のトロ舟に氷がはっていました。この状態では防虫ネットしかかぶせていない白菜などはこれ以上の生長が望めません。
冬場にも栽培を続けるには
①温室を設置するか
②温室用ビニールシート+養液の加熱加温装置の設置(太陽熱温水器の利用など)
③温室用ビニールシート+養液にかえて人工培養土の使用
等の対策を施素必要があります。この第2番目の対策として太陽熱温水器を購入しましたが目標どおりの成果が出るかどうかが当面の課題です。
<太陽温水器MMCを購入>
12月23日 冬場の養液の温度低下対策として太陽熱温水器を使って暖めるということが出来ないかと思い試験的に最も価格の安いMMC温水器を1台購入することにしました。貯蔵タンク量は65㍑と少ないですが養液を循環させることでトロ舟4台分の養液を昼間なら15度位に維持してくれるのでないかと皮算用しています。これでうまくいけば温室用のビニールシートとの併用で温室なしに冬場も屋上で春菊やレタス・ミズナなどが栽培できることになりますし、しかも太陽光利用ですから特別なコストはかからないというメリットがあります。
12月29日 ひとまず組み立てて水中ポンプで水の循環を試みたがやはり水圧が低いためか完全に循環してくれない。明日水温が上昇するかどうかも含め再検討することに。
12月31日 心配していたが水も循環して水温もかなり高くなっています。トロ舟の水温も19度近くになっていますのでこれなら昼間は野菜が育ちそうです。まだすべてのトロ舟の水温が上がっているわけではないのでもう少し様子を見る必要がありますが失敗ではなさそうですのでひとまず安心しました。夕方6時過ぎに水温をみるとまだ16度を超えていました。タイマーを取り付け8時から17時まで水が循環するようにセットしました。