●麦の様子
12月3日 本日の様子です。寒さが厳しいので根の方が大丈夫か少し心配。
●麦作参考書2冊
11月29日 大麦の栽培は初めてですので参考書を2冊購入して勉強することにしました。
農学基礎セミナー 作物栽培の基礎(農文協)
作物栽培大系3 麦類の栽培と利用
の2冊です。麦の栽培はお米と同様にトラクターを使って種まきから収穫まで省力化され大規模に行われているのが実情ですからいかに砂漠地とはいえエスロン管を使ったチミチミした栽培はどうも不具合に思えて仕方がないからです。とにかく一通り読破してそれなりの知識を付けたうえで対応を考えてみようと思っています。ただこのような栽培方法で大麦を育てた方はいないと思われるので結果は楽しみですが。
●次のエスロン管も定植準備
11月27日 最初の40株用エスロン管にはすべて定植したので横にあるエスロン管40株用にも大麦が定植できるように準備をしました。来週あたりからかなり寒くなりそうなのでうまく育ってくれるかどうかわかりませんが。
●給排水タイマーの取り付け
11月24日 給排水用にRevexのプログラムタイマーを2台取り付け毎日1回給排水できるようにしました。後は大麦を定植するだけです。
11月25日 育苗中の大麦を10株ほど定植しました。スポンジ培地を使っているので栽培ポットに差し込み倒れ防止でハイドロトンを入れています。株がどのくらいの大きさに生長するのか分からないのでポットに1株から3株定植しています。次の定植では栽培ポットにメッシュを敷いてその上にパーライトなどの人工培土を入れて定植する予定。給排水は午前10時と午後4時の2回にとりあえず設定しなおしました。枯れると困るので。
●福島から見学に
11月22日 本日福島の二本松農園の斉藤さんが見学に来られました。これは實野先生が提唱する「放射能フリーの栽培支援プロジェクト」の実施に当たりエスロン管水耕の実際を見に来られたわけです。。先生はレーザー核融合の世界的権威ですから当然放射能対策についても高い識見をお持ちですから「土を使わず、水は地下水をRO法で濾過して使用し(放射性物質が1回で1/1500以下になる)、塵埃による空気汚染については、HEPAフィルター(放射能防護用空気フィルター)付きの密閉型のハウスを使用して完全に遮断し、農地は使わずエスロン管水耕設備で果菜類などを栽培していけば完全に放射能フリーの農業が可能である」という先生のご提案によるプロジェクトです。そしてこのプロジェクトが先生のご努力もあって大手企業の支援を取り付けようやく実現化し始めています。
●大麦栽培に挑戦
11月18日 「水耕栽培による大麦栽培」というテーマをいただいていたのですが栽培方法がなかなか思い浮かばず延び延びになっています。時期的には今月中に種まきをしないと機会を逸することになりますのでとりあえず種まきだけを済ませ後は栽培方法を考えることにしました。
これは「アジア・アフリカなど熱帯地方での海水淡水化装置活用による穀類栽培手法の開発」の一環で取り組んでいるのですがこの夏に取り組んだトウモロコシやサツマイモ栽培では養液消化量が多いので淡水化装置の給水能力から考えて実施が難しいとの結論になり次に養液消費量の少ない穀類として大麦ではどうだろうかということになったわけです。あくまでも海水以外に水がない・土壌が乾燥し疲弊しきっている不毛地帯であるという環境下でどのように穀類を育て食料自給を図るかそれを淡水化装置でどう手助けするのかというのが課題なわけです。同じ砂漠地でも露地栽培の可能性があれば点滴灌漑などすでに開発されている農業手法で栽培することが可能ですが不毛土壌と海水しかないという条件下ではエスロン管を使った栽培方法が最も節水効果が高い農法ではなかろうかという見地から取り組んでいるわけです。この栽培方法については今までにも紹介してきましたが概念図は下記のとおりです。
大麦の場合乾燥を好みますのでそれほど給水する必要がないので1日1回10分程度の給水と排水を繰り返すだけで育つのではないかと思っています。ただ初めての栽培なので株がどの程度の大きさに成長するのか分からないのでとりあえずトウモロコシ栽培に使っていた栽培ポットの底に透水防根シート(またはメッシュ材。根の成長を助けるにはメッシュ材の方が良いかもしれないため)を敷きその上に人工培土のパーライトとバーミキュライトを入れてその中で大麦を育てることにしました。出来れば人工培土を使用せずに苗を支持し得る方法があればベストなのですが。栽培装置としては従来制作したものを少し手直して使用する予定ですが早く作らないと時間切れになりそうです。
12月3日 本日の様子です。寒さが厳しいので根の方が大丈夫か少し心配。
●麦作参考書2冊
11月29日 大麦の栽培は初めてですので参考書を2冊購入して勉強することにしました。
農学基礎セミナー 作物栽培の基礎(農文協)
作物栽培大系3 麦類の栽培と利用
の2冊です。麦の栽培はお米と同様にトラクターを使って種まきから収穫まで省力化され大規模に行われているのが実情ですからいかに砂漠地とはいえエスロン管を使ったチミチミした栽培はどうも不具合に思えて仕方がないからです。とにかく一通り読破してそれなりの知識を付けたうえで対応を考えてみようと思っています。ただこのような栽培方法で大麦を育てた方はいないと思われるので結果は楽しみですが。
●次のエスロン管も定植準備
11月27日 最初の40株用エスロン管にはすべて定植したので横にあるエスロン管40株用にも大麦が定植できるように準備をしました。来週あたりからかなり寒くなりそうなのでうまく育ってくれるかどうかわかりませんが。
●給排水タイマーの取り付け
11月24日 給排水用にRevexのプログラムタイマーを2台取り付け毎日1回給排水できるようにしました。後は大麦を定植するだけです。
11月25日 育苗中の大麦を10株ほど定植しました。スポンジ培地を使っているので栽培ポットに差し込み倒れ防止でハイドロトンを入れています。株がどのくらいの大きさに生長するのか分からないのでポットに1株から3株定植しています。次の定植では栽培ポットにメッシュを敷いてその上にパーライトなどの人工培土を入れて定植する予定。給排水は午前10時と午後4時の2回にとりあえず設定しなおしました。枯れると困るので。
●福島から見学に
11月22日 本日福島の二本松農園の斉藤さんが見学に来られました。これは實野先生が提唱する「放射能フリーの栽培支援プロジェクト」の実施に当たりエスロン管水耕の実際を見に来られたわけです。。先生はレーザー核融合の世界的権威ですから当然放射能対策についても高い識見をお持ちですから「土を使わず、水は地下水をRO法で濾過して使用し(放射性物質が1回で1/1500以下になる)、塵埃による空気汚染については、HEPAフィルター(放射能防護用空気フィルター)付きの密閉型のハウスを使用して完全に遮断し、農地は使わずエスロン管水耕設備で果菜類などを栽培していけば完全に放射能フリーの農業が可能である」という先生のご提案によるプロジェクトです。そしてこのプロジェクトが先生のご努力もあって大手企業の支援を取り付けようやく実現化し始めています。
●大麦栽培に挑戦
11月18日 「水耕栽培による大麦栽培」というテーマをいただいていたのですが栽培方法がなかなか思い浮かばず延び延びになっています。時期的には今月中に種まきをしないと機会を逸することになりますのでとりあえず種まきだけを済ませ後は栽培方法を考えることにしました。
これは「アジア・アフリカなど熱帯地方での海水淡水化装置活用による穀類栽培手法の開発」の一環で取り組んでいるのですがこの夏に取り組んだトウモロコシやサツマイモ栽培では養液消化量が多いので淡水化装置の給水能力から考えて実施が難しいとの結論になり次に養液消費量の少ない穀類として大麦ではどうだろうかということになったわけです。あくまでも海水以外に水がない・土壌が乾燥し疲弊しきっている不毛地帯であるという環境下でどのように穀類を育て食料自給を図るかそれを淡水化装置でどう手助けするのかというのが課題なわけです。同じ砂漠地でも露地栽培の可能性があれば点滴灌漑などすでに開発されている農業手法で栽培することが可能ですが不毛土壌と海水しかないという条件下ではエスロン管を使った栽培方法が最も節水効果が高い農法ではなかろうかという見地から取り組んでいるわけです。この栽培方法については今までにも紹介してきましたが概念図は下記のとおりです。
大麦の場合乾燥を好みますのでそれほど給水する必要がないので1日1回10分程度の給水と排水を繰り返すだけで育つのではないかと思っています。ただ初めての栽培なので株がどの程度の大きさに成長するのか分からないのでとりあえずトウモロコシ栽培に使っていた栽培ポットの底に透水防根シート(またはメッシュ材。根の成長を助けるにはメッシュ材の方が良いかもしれないため)を敷きその上に人工培土のパーライトとバーミキュライトを入れてその中で大麦を育てることにしました。出来れば人工培土を使用せずに苗を支持し得る方法があればベストなのですが。栽培装置としては従来制作したものを少し手直して使用する予定ですが早く作らないと時間切れになりそうです。