◆かぶとレタスを栽培
4月4日 今まで人工培養土「ヴェルデナイト」を使って根菜類の栽培をしてきましたが今回は単純に人工光源メタルハライドランプを使って葉野菜の栽培を行ってみます。従来はパッシブ水耕ということで給水シートや防根シートを使ってきましたが今回はそのようなシート類は一切使用せずにヴェルデナイトをトロ舟に入れてその中に給水用のエスロンパイプを通して1日15分間給水するという単純な構造で試みてみたいと思います。水耕栽培ではなく人工光源による人工培養土を使った室内栽培ということになります。給水過多を防止するためドレンを設置して排水できるようにしました。
4月6日 早速天王寺かぶと玉レタスを播種しました。
メタルハライド2灯で照射。養液としてはハイポニカを使用し循環式にして1日15分循環給水。
4月19日 レタスの発芽状況は相変わらず悪い。天王寺かぶはかなり発芽してきた。
4月24日 本日の状態です。天王寺かぶは順調に成長してきています。レタスもかなり発芽してきました。
5月2日 ほぼ1ヶ月になるのに成長はやはり遅い。ようやく発芽しきったというような状態です。
5月10日 かぶは間引きをして成長を促進する。レタスはかなり徒長気味であるがこれは光源が原因か。
5月17日 本日の状態です。大きくなりかけているかぶも数本あります。
5月24日 播種から50日が経過しましたがまだ「かぶ」を収穫できる状態ではない。カタログでは60日で中かぶが収穫可能とあるが時期・肥料・光源等問題があるのかカタログ通りには行かないようだ。レタスは間引かなかったので詰まりすぎの状態です。
5月31日 かぶらを4本抜き取ってみたがやはり大きさとしては不十分で直径5cmほどである。葉の茂みに比べて根の成長がそれほどではないのは栄養分に問題があるのか。
かぶはカニ身とあわせて葛を入れて薄味で炊いていただきました。時期がずれていたためかかぶらに甘みが足りませんでした。
レタスは玉レタスを期待したがうまく間引きしなかったので密生してしまい従来どおりの葉レタスの状態です。これを収穫した後に再度挑戦してみようと思います。
6月5日 残っているかぶらを5本収穫する。後8本ほど残っているがまだ収穫できる大きさではない。かぶらの葉は漬物にし、かぶらは酢漬けにしてモズクと一緒にいただく。播種から丁度2ヶ月経過しているので電気代を考えるとコストの高いかぶらになっています。
6月7日 先日漬けたかぶらの葉は水洗いの後かつおと昆布のだしに浸して鷹の爪を入れて1日漬け込みました。結構おいしい漬物になりました。なおTVで知ったのですが「天王寺かぶら』は、あの有名な『野沢菜』の元になった野菜だそうで宝暦6年(1756年)に京都に来ていた、長野県野沢村の住職がたいそう気に入り、持ち帰り植えた所、葉だけが大きく育ち現在の形になったそうです。漬け物にして美味しいのは当然ですね。
6月9日 毎朝9時から15分間給水できるようにしていたが本日見てみると全く給水できていない。原因は水中ポンプの目詰まりです。どうしても少しですが培土が流れ込みためにフィルターが詰まって給水できなくなっていました。これも解決すべき課題のようです。
6月12日 残っていたかぶら8本を収穫して今回の栽培は終わりますがこの人工培養土ヴェルデナイトを使った栽培について給水の仕方などを中心にもう少し工夫して再度挑戦したいと思います。
◆二十日大根と人参栽培
7月2日 給水の仕方を変え、また光度を高める工夫をしながら改めて蕪や人参栽培を行ってみます。夏場を迎え時期的に問題がありますが室内なので温度が高いこと以外はそれほど大きな影響は無いと思います。
今回はトロ舟の給水管の横に発泡スチロール板を入れて水溜を作りその上に吸水シートと防根シートを敷き人工培養土ヴェルデナイトを入れました。そのためにヴェルデナイト全体に吸水シートを通して給水されますしヴェルデナイトが配水管に漏れ出すこともありません。
早速天王寺かぶ・ベビーキャロット(人参)・二十日大根を播種する。
7月11日 播種後10日が経ちましたが天王寺かぶと二十日大根はかなり発芽していますが人参はほんのわずかだけです。
7月20日 今朝の状態です。やっと人参が発芽してきました。播種後18日でこの程度なので少し成長が遅い。
7月29日 本日の状態です。人参も少し成長してきましたが光源の熱と室内の蒸し暑さで野菜はややへばり気味です。通風・温度・吸水等条件を変えないとこの時期かぶら・大根・人参の栽培は難しいかもしれません。
8月4日 播種から1ヶ月が経過しましたが播種後1ヶ月で収穫可能といわれる「二十日大根」もまだ収穫できる大きさではありません。かぶは前回も60日要しましたのであと一月は必要でしょう。人参も葉が大きくなり始めたばかりです。夏場ということもあるのでしょうがうまく成長してくれません。給水シートを使っていますがベルデナイトの表面に湿りが足りませんので吸水・保水方法を根本的に考え直さないといけないのでないかと思います。いわゆる「水の道」ができていないのでは。
8月19日 播種後45日経過したがかぶらはまだですが二十日大根が3本ほど収穫できる状態になっていましたのでこれを収穫。全体にすんなり成長していないのはベルデナイトの栽培では肥料のやり方に問題があると思われる。
4月4日 今まで人工培養土「ヴェルデナイト」を使って根菜類の栽培をしてきましたが今回は単純に人工光源メタルハライドランプを使って葉野菜の栽培を行ってみます。従来はパッシブ水耕ということで給水シートや防根シートを使ってきましたが今回はそのようなシート類は一切使用せずにヴェルデナイトをトロ舟に入れてその中に給水用のエスロンパイプを通して1日15分間給水するという単純な構造で試みてみたいと思います。水耕栽培ではなく人工光源による人工培養土を使った室内栽培ということになります。給水過多を防止するためドレンを設置して排水できるようにしました。
4月6日 早速天王寺かぶと玉レタスを播種しました。
メタルハライド2灯で照射。養液としてはハイポニカを使用し循環式にして1日15分循環給水。
4月19日 レタスの発芽状況は相変わらず悪い。天王寺かぶはかなり発芽してきた。
4月24日 本日の状態です。天王寺かぶは順調に成長してきています。レタスもかなり発芽してきました。
5月2日 ほぼ1ヶ月になるのに成長はやはり遅い。ようやく発芽しきったというような状態です。
5月10日 かぶは間引きをして成長を促進する。レタスはかなり徒長気味であるがこれは光源が原因か。
5月17日 本日の状態です。大きくなりかけているかぶも数本あります。
5月24日 播種から50日が経過しましたがまだ「かぶ」を収穫できる状態ではない。カタログでは60日で中かぶが収穫可能とあるが時期・肥料・光源等問題があるのかカタログ通りには行かないようだ。レタスは間引かなかったので詰まりすぎの状態です。
5月31日 かぶらを4本抜き取ってみたがやはり大きさとしては不十分で直径5cmほどである。葉の茂みに比べて根の成長がそれほどではないのは栄養分に問題があるのか。
かぶはカニ身とあわせて葛を入れて薄味で炊いていただきました。時期がずれていたためかかぶらに甘みが足りませんでした。
レタスは玉レタスを期待したがうまく間引きしなかったので密生してしまい従来どおりの葉レタスの状態です。これを収穫した後に再度挑戦してみようと思います。
6月5日 残っているかぶらを5本収穫する。後8本ほど残っているがまだ収穫できる大きさではない。かぶらの葉は漬物にし、かぶらは酢漬けにしてモズクと一緒にいただく。播種から丁度2ヶ月経過しているので電気代を考えるとコストの高いかぶらになっています。
6月7日 先日漬けたかぶらの葉は水洗いの後かつおと昆布のだしに浸して鷹の爪を入れて1日漬け込みました。結構おいしい漬物になりました。なおTVで知ったのですが「天王寺かぶら』は、あの有名な『野沢菜』の元になった野菜だそうで宝暦6年(1756年)に京都に来ていた、長野県野沢村の住職がたいそう気に入り、持ち帰り植えた所、葉だけが大きく育ち現在の形になったそうです。漬け物にして美味しいのは当然ですね。
6月9日 毎朝9時から15分間給水できるようにしていたが本日見てみると全く給水できていない。原因は水中ポンプの目詰まりです。どうしても少しですが培土が流れ込みためにフィルターが詰まって給水できなくなっていました。これも解決すべき課題のようです。
6月12日 残っていたかぶら8本を収穫して今回の栽培は終わりますがこの人工培養土ヴェルデナイトを使った栽培について給水の仕方などを中心にもう少し工夫して再度挑戦したいと思います。
◆二十日大根と人参栽培
7月2日 給水の仕方を変え、また光度を高める工夫をしながら改めて蕪や人参栽培を行ってみます。夏場を迎え時期的に問題がありますが室内なので温度が高いこと以外はそれほど大きな影響は無いと思います。
今回はトロ舟の給水管の横に発泡スチロール板を入れて水溜を作りその上に吸水シートと防根シートを敷き人工培養土ヴェルデナイトを入れました。そのためにヴェルデナイト全体に吸水シートを通して給水されますしヴェルデナイトが配水管に漏れ出すこともありません。
早速天王寺かぶ・ベビーキャロット(人参)・二十日大根を播種する。
7月11日 播種後10日が経ちましたが天王寺かぶと二十日大根はかなり発芽していますが人参はほんのわずかだけです。
7月20日 今朝の状態です。やっと人参が発芽してきました。播種後18日でこの程度なので少し成長が遅い。
7月29日 本日の状態です。人参も少し成長してきましたが光源の熱と室内の蒸し暑さで野菜はややへばり気味です。通風・温度・吸水等条件を変えないとこの時期かぶら・大根・人参の栽培は難しいかもしれません。
8月4日 播種から1ヶ月が経過しましたが播種後1ヶ月で収穫可能といわれる「二十日大根」もまだ収穫できる大きさではありません。かぶは前回も60日要しましたのであと一月は必要でしょう。人参も葉が大きくなり始めたばかりです。夏場ということもあるのでしょうがうまく成長してくれません。給水シートを使っていますがベルデナイトの表面に湿りが足りませんので吸水・保水方法を根本的に考え直さないといけないのでないかと思います。いわゆる「水の道」ができていないのでは。
8月19日 播種後45日経過したがかぶらはまだですが二十日大根が3本ほど収穫できる状態になっていましたのでこれを収穫。全体にすんなり成長していないのはベルデナイトの栽培では肥料のやり方に問題があると思われる。