水耕栽培による家庭菜園日誌

屋上での水耕栽培・人工光源を使った室内水耕栽培および屋外での有機水耕栽培に取り組んでいます。

室内水耕栽培47 (H26.8.1~9.30)

2014年09月24日 | 室内水耕栽培
<休眠中の栽培ベッド活用>
9月24日 使用していない栽培ベッド4台の内2台を使ってレタス栽培を行うことに。この時期室内温度も20度代ですので空調なしで問題はないため使用することにしました。光源は蛍光灯のお古ですので反射シートを垂らして少しでも光量の増大をはかる。
 
残っているトロ舟2台では屋上に定植する場所がないのでミズ菜と春菊を栽培に充てる予定です。
また隣りのメタルハライド照射のベッドではトマトの節水栽培を行っていましたが成長が良くないのでこれを廃棄し、代わりになすびを定植しているのですが電気代のことを考えると高くつくのでどうしようかと思案しています。


<コリアンダーとバジル>
9月22日 8月9日の播種したバジルですが初期段階での肥料不足が原因かもしれませんが生長が遅れています。コリアンダーも同様です。
 
ジュース用の不結球キャベツも同様です。


<結球しないのは>
9月22日 レタスがうまく結球してくれない理由として考えられることは光源の偏りではないかと思います。レタス全体に当たるのではなくその一部に当たっているのでどうしても葉の成長のバランスが取れていないのではないかと思うからです。LEDの直光性を考えるとある程度の距離を取らないとまんべんなく光が当たることがない。そこで次回は青梗菜を育てているLEDの下に定植してその差を調べてみたいと思います。
 

<うまくいかない結球レタス>
9月17日 先週から結球レタスを収穫していますが今回もうまく結球していません。詰め過ぎないように株数を限定しているのですがうまく結球しないのはほかに原因があるのかもしれません。もう2年になるのですが同じことの繰り返しで全く進歩がありません。
 


<なっぱ工房は相変わらずです>
8月29日 なっぱ工房の方は相変わらずチンゲン菜・青汁用キャベツ・小松菜をメインに育てています。
 


<育苗棚は今日も満杯です>
8月29日 育苗棚は白菜・かぶら・ネギ・大根で満杯です。本日も新たにキャベツ・大根・ミズ菜・チンゲン菜の種まきをする。


<レタス工房の様子>
8月29日 最初の玉レタスは可なり大きくなってきました。問題はこの時点で株を少し移植して空間を広げるかどうかでうまく結球するかどうかが決まってくるのですが定植板1枚に6株では少しもったいない気がして10株のままにして置くと結果的にはうまくいかないのです。ということで4株を他に移して6株にしました。(45cm×90cmに6株でLEDが2台で180W)


2回目の玉レタスも順調に育っていますが後半月もすればこれらも移植して空間を広げる必要があります。
 

<育苗棚は満杯です>
8月18日 育苗棚は白菜・ブロッコリー・キャベツなど秋物野菜で満杯です。秋冬物野菜は間隔を置いて3回に分けて播種の予定ですのでこれからも当分この状態が続きます。


<養液管理はうまくいっています>
8月18日 レタス工房の養液管理ですが液温が少し高いこと以外は設定どおりに推移しています。


<玉レタスを定植>
8月17日 玉レタスの「シスコ」と「ウイザード」の定食を行う。まだ定植には少し早いのですが育苗棚が満杯なので早めに定植しました。
 

<最近の様子>
8月12日 もう2か月余り書き込みをしておりませんが別に中断しているわけではありません。ルーチンワークのごとく栽培しておりますので取り立てて書き上げることも少ないためです。小松菜と青梗菜、青汁用キャベツ、三つ葉とバジル、時たまコリアンダーといったところが栽培品種であまり変化がありません。ホウレン草はなかなかうまく育ってくれないのでこのところ中断しています。
チンゲン菜の様子です。

小松菜の様子です。小松菜は毎朝の野菜ジュースに使用していますので必需品です。
 

本日収穫した小松菜です。


バジルの様子と本日収穫したバジル。三つ葉は収穫完了しいま播種中。
 
レタス工房の方は主として玉レタスを栽培していますが丁度端境期です。

育苗棚はこれからの秋冬野菜で当分満杯になるでしょう。



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海水淡水化装置のよる節水水耕栽培7 (H268.1~9.30)

2014年09月24日 | 屋外水耕栽培
<サツマイモの様子です>
9月24日 後20日もすれば収穫時期になりますが今年は色々と試行錯誤した割にはうまくいっておりません。節水栽培・エスロン管・トロ舟栽培の様子です。トロ舟栽培でのサツマイモの葉が一番元気良く育っているように思えます。
 

或いは自宅でプランターで育てているのがいちばん良く実っているかもしれません。結果は掘り起こしてからのお楽しみ。

<2回目の「ゆめのコーン」>
9月19日 今朝は13本収穫するが1本は虫に食われていたので廃棄。残っているトウモロコシもやはく収穫しないと垂れ下がりそう。
 
9月23日 その後も5株乃至6株ほど収穫しています。サイズは小さいですが食べるうえではなんら問題なし。

<2回目の「ゆめのコーン」初収獲>
9月17日 2回目の「ゆめのコーン」を3本収穫しました。サイズは少し小さいですが中はしっかりと実っています。


<サツマイモの様子です>
9月3日 サツマイモの様子です。水中ポンプが故障して給水できない状態が続いていますが先日も雨が降りましたので問題なさそうです。


<新節水農法>
8月29日 フィルム農法もどきで取り組んでいる節水農法ですがトマトも新たに根が張ってきています。
 

<2回目のゴールドラッシュ定植>
8月28日 播種していたゴールドラッシュが発芽してきたので夕方定植する。40粒播いたのですが発芽したのは33株で40株すべてに定植できませんでした。今からですと順調にいけば11月初旬の収穫になりますが果たして順調に成長するのかどうかも分かりません。折角作った栽培設備が遊んでしまいますのでダメもとでの定植です。
 

2回目の「ゆめのコーン」もほぼすべてに雌穂がでてきました。9月20日ごろには収穫できるでしょう。
 

<トウモロコシの栽培ポット>
8月28日 トウモロコシ栽培に使用したポットの違いによって根の張り方も異なっています。やはりハイドロファーム社の水耕栽培専用ネットポットの方が根が良く茂っています。ただ収穫後の後処理でははみ出した根を切り落とさないと株が抜けないためかなり手間がかかります。一長一短ということです。
 
処理には少し手間がかかります。
 

<トロ舟のサツマイモ>
8月25日 トロ舟に移植したサツマイモは2株だけ残っています。


<トウモロコシの状況>
8月25日 ゴールドラッシュは収穫が完了しました。皆小粒で収穫できたのは40株中25株ほどでした。2回目の種まきもしています。また隣の「ゆめのコーン」も雄穂が出てきていますし一部雌穂も出ています。
 

<サツマイモの蔓>
8月22日 ハードコンテナで育てているサツマイモの蔓もようやく伸びてきました。


<昨日・本日の収穫>
8月22日 トウモロコシ「ゴールドラデッシュ」の収穫分です。いずれも小ぶりで先まで判然に実っていない。
 

<フィルム農法もどきにトライ>
8月21日 早速東洋紡の高吸収シートと透水防根シートを使って装置を製作。残っているトマト桃太郎を6株定植する。養液はEC値2.0を5㍑入れる。養液循環なし。トマトは可なり成長しているのではたして根付いてくれるかどうか不安ですが様子を見ることに。使用養液を完全に測定して記帳していく予定。屋上に設置するとすぐに養液が蒸発してしまいそうなのでメタルハライドを使って室内で栽培することにしました。高いトマトの栽培です。
 
 
8月26日 養液900ml追加。既存の根は茶色くなっていますがあたらしく白い根が出てきています。これなら大丈夫と思い養液を追加する。
8月28日 横の空いたトロ舟にも高吸収シートと透水防根シートを敷いてその上に発泡スチロールの定植板をのせ発芽してきた小松菜を定植しました。トマトと同じく最初の養液量は5㍑です。


<メビオールのアイメックフィルム農法>
8月20日 昨夜の「ガイヤの夜明け」でメビオール社のフィルム農法がアラブ首長国連邦でのトマト栽培で成功している旨紹介されたいましたがこれこそまさに節水農法という感じでした。フィルム農法については以前からインターネットで知っておりましたがTVをみて特にすごいと思ったのはビニールハウスの冷房方法です。蛇腹壁面に水を滴下させ気化熱で空気の冷却し対面のファンで空気の流れを作って温室内を30度以下に抑えている技術はローテクとはいえ大したものです。(だが熱帯砂漠で室温30℃を維持するとなるとその冷房コストはかなりのものでしょう。水と電気が豊富な国ならではの装置といえるかもしれません。実際トマトの生産コストはかなり高くつくのでは)このフィルム農法は園芸施設内では有効に活用できると思いますが太陽光がさんさんと降り注ぐ熱帯砂漠地でのトウモロコシや米麦の栽培には使えないでしょう。
この技術を使った栽培方法を参考にさせてもらって東洋紡の吸水シート・透水防根シートを使ってトロ舟を栽培ベッドにしてトマトの節水栽培が可能かどうかトライして見ようと思います。装置のイメージとしては次のようになります。

■この栽培法はNFTを節水性を高めるために少し改良した栽培法といえるかもしれません。勿論この栽培法は炎天下の屋外では養液が蒸発してしまうので採用できませんが今回のトライで何か節水面でヒントが得られればと願っています。

■メビオール社のHPにアイメックについて次のように紹介されています。
「アイメック®ではハイドロゲルでできた薄いフィルムの上で植物が育ちます。フィルムには無数のナノサイズの穴が開いており、水と養分だけを通します。アイメック®システムは設置が容易で構造もシンプルで廉価です。システムは給液装置と栽培ベッド(フィルム、不織布、止水シート、2本の灌水チューブ)から成っています。止水シートによって地面とは完全に隔離されているので、砂漠地帯やコンクリートの上など、「どこでも農業」ができます。更に止水シートによって供給された水と肥料が外部に漏れないために従来の農法に比べ、水と肥料の使用量が大幅に少ないと同時に環境に大変優しい農法です。」発明者の森博士の講演動画を友人が紹介してくれましたので掲載しておきます。動画がここからご覧になれます。
ただこのフィルム農法で不思議に思うことは直播して根が成長してきても太陽光などを遮蔽していない点です。根に直接光を当てて問題がないとは思えないのでこの点が不可解です。葉が茂って直射光を遮るほど密集栽培しているのでしょうか。

<トウモロコシの様子>
8月19日 トウモロコシの様子です。
 

<トウモロコシ「ゴールドラッシュ」収穫>
8月18日 2回目のトウモロコシ(サカタのゴールドラッシュ)を3本収穫する。ただ端が虫に食われたようなのがあり気がかりです。
実の大きさも少し小さい。このゴールドラッシュは7月1日定植ですので65日として9月初めの収獲であれば順当ですが8月18日の収穫ではまだ定植後50日ほどで2週間ほど早く熟したことになります。どうも気温の関係からか出穂がかなり速かったように思えます。この辺は気温にかなり左右されるようなので毎回同じ状態で収穫できるようにするにはまだまだ栽培の仕方を研究する必要がありそうです。
 
夕方にも再度4本収穫したが出来栄えはほとんど変わらない。やはり端まできっちと実っていない。
 
根の成長具合です。今回はネットポットを使用していますので根が360度伸びています。使用ポットととしてはこの方が優れているようです。


*ゴールドラッシュ
粒の皮も柔らかくとても甘いフルーツのような人気のとうもろこしで生で食べてもおいしいそうです。
夏の日差しを浴びて育ち、初秋の冷え込みの頃に収穫すると糖度が高くなってとても甘くておいしいとうもろこしになるそうです。
この説明から判断しても少し収穫が早すぎるようです。
サカタの案内では83日型とか88日型とかがあるようなので播種後3か月足らずですから2か月ほどでの収穫はやはり本来の大きさに育つ栽培方法とは言えません。3月に種まきして6月に収穫するようなので品種としては熱帯向けでないのかもしれません。

<サツマイモのエスロン管栽培は失敗>
8月17日 サツマイモについては①ハードコンテナでの節水栽培②エスロン管での節水栽培③プランターを使った露地栽培④トロ舟を使った水耕栽培の4通りで栽培しておりますがエスロン管での栽培は養液温度がが上がりすぎることと根の繁茂するスペースが小さぎることなどが原因で根腐れ病にかかっている苗も多く方法としては失敗です。空いたトロ舟に数株サツマイモを定植して育てていましたが一昨日から秋冬野菜栽培に向けて清掃をしたためこのサツマイモを移植するために使っていないトロ舟を2台使って栽培ベッドを準備しそこへ移しました。

ハードコンテナとエスロン管のサツマイモ エスロン管のサツマイモには根腐れで悪臭を放つものもあるので様子をみて撤去も考えています。
 
対照実験用に自宅で育てているプランターに植え付けたサツマイモ 少し食害にあっていますが全体としてよく育っています。


■葉の色や育ち具合を見ていると培養土を使って自宅でプランターで育てているサツマイモが最もうまく育っているように思えます。挿し穂して水を与えているだけで最も手間がかかっていないのですが。
考えてみると水耕栽培でのサツマイモ栽培というのはやはり特殊な育て方なのでそれだけに色々な配慮が必要です。今回のエスロン管での栽培は完全に失敗でした。原因は養液温度が上昇しすぎたことと定植用に使ったポットが小さすぎるために根が密集しすぎることが原因で根腐れ病に罹ってしまっています。やはり昨年までのように発泡スチロールの保冷箱を使用して極力夏場の養液温度の上昇を抑えるとともに根がストレスなく成長しえる水中空間が絶対に必要条件です。この点を無視するとやはり水耕栽培でサツマイモを育てることはできません。分かっていながらエスロン管にこだわったために失敗してしまいました。

<台風で水浸し>
8月11日 節水水耕栽培をうたっておりますが今回の台風11号の来襲でおそらくこの屋上でも300㎜以上は降っている模様でサツマイモ栽培用コンテナも雨水があふれています。
 

<トウモロコシはさほど被害なし>
8月11日 昨日の台風襲来でかなりの大雨が降りましたが午後からは可なり強風も吹いていたので心配しましたがトウモロコシはほとんど倒れませんでした。
 

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